【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
1618話 女中たち
俺は幽蓮の処刑について、適切に処理した。
そして数日後――
「高志様、お目通りしたいという者たちが来ております」
「ほう?」
桜花城の天守閣でくつろいでいると、紅葉が声をかけてきた。
彼女は城内を統制するために精力的に動いてくれている。
藩主である俺への取り次ぎも、彼女の領分だ。
ちなみに、流華は無月と共に天守閣の屋根の上あたりに待機しているはずだ。
桔梗は、天守閣のベランダ的なところで襲撃を警戒しつつ精神統一をしている。
「来客か? そろそろ他藩からの使者が来てもおかしくない時期ではあるが……想定よりも少し早いな」
俺としては、他藩との外交は後回しにしたい。
桜花城を掌握し、桜花藩全体を支配することが先だ。
夜叉丸たちの懐柔もあと一歩というところまで来ているし、掌握の目処は立ちつつある。
「いえ、来客ではありません」
「では誰だ?」
「城務めの女中たちです」
「ふむ?」
桜花城の女中は、言ってみれば住み込みのメイドみたいなものだ。
彼女らが天守閣に上がってくる機会はあまりない。
俺が藩主になった直後あたりにセクハラしまくったため、警戒されている。
それに、一応は暗殺を警戒して天守閣への入場制限をかけている……という事情もある。
「高志様にご挨拶申し上げたいとのことです。お通ししてもよろしいですか?」
「このタイミングで? 少し妙だが……まぁいいか。すぐに通してやってくれ」
「かしこまりました」
紅葉は恭しく一礼すると、天守閣を出て行く。
そしてすぐに、女中たちを連れて戻ってきた。
人数は5人。
いずれも少女だ。
彼女たちは俺の前で平服した。
「は、はは、藩主様。お、お目にかかれて光栄でございます!」
「おおお、お会いできて、こここ光栄にございます!!」
女中の2人が代表して俺に挨拶する。
緊張でガチガチだ。
まぁそれはそうか。
彼女たちからすれば俺は雲の上の存在だし……。
いや、本当にそうか?
一般的な武家や商家の女中は、雑用係のような存在で平民が多い。
一方、桜花城に務めている彼女たちは、それなりに身分が高いはずだ。
それなのにここまで緊張しているのは妙である。
「面を上げよ」
「「は、はい!」」
俺が声をかけると、女中たちは恐る恐る顔を上げた。
そして……
「…………?」
俺は首を傾げる。
どこかで見たような顔だったからだ。
「あ、あの……。お目通りが叶い、光栄に存じます……」
「ど、どど、どうか寛大な処置を……」
女中たちは再び平伏する。
ああ、顔が見えなくなってしまった。
もう少しで思い出せそうな感じだったのに……。
「おい、姿勢を間違えているぞ」
俺は低い声で優しく指摘する。
一度は『面を上げよ』と言ったのにまた平服されては、話が進まない。
顔を上げてしっかりと目を見て話をするべきだろう。
ちなみに、意識して低い声を出したのは藩主としての威厳を保つためだ。
七侍あたりに比べれば女中なんて大した脅威ではないが、城内の統制を保つためには女中レベルの意識も馬鹿にできないからな。
「ひっ……!」
「あ、あ……」
女中たちが声にならない悲鳴をあげる。
ん?
怖がらせてしまったのか?
少しばかり低い声で『姿勢を間違えている』と指摘しただけなのに……。
俺が戸惑っていると――
ガバッ!
突然、女中たちが大きく開脚した。
これは……あれだ。
M字開脚だ!
「な、何をやっている!?」
俺は思わず叫ぶ。
女中たちはM字開脚のまま動かない。
当然、その股間にあるパンツが丸見えだ。
「いや……違う! これはパンツではなく……ふんどしか!!」
そして数日後――
「高志様、お目通りしたいという者たちが来ております」
「ほう?」
桜花城の天守閣でくつろいでいると、紅葉が声をかけてきた。
彼女は城内を統制するために精力的に動いてくれている。
藩主である俺への取り次ぎも、彼女の領分だ。
ちなみに、流華は無月と共に天守閣の屋根の上あたりに待機しているはずだ。
桔梗は、天守閣のベランダ的なところで襲撃を警戒しつつ精神統一をしている。
「来客か? そろそろ他藩からの使者が来てもおかしくない時期ではあるが……想定よりも少し早いな」
俺としては、他藩との外交は後回しにしたい。
桜花城を掌握し、桜花藩全体を支配することが先だ。
夜叉丸たちの懐柔もあと一歩というところまで来ているし、掌握の目処は立ちつつある。
「いえ、来客ではありません」
「では誰だ?」
「城務めの女中たちです」
「ふむ?」
桜花城の女中は、言ってみれば住み込みのメイドみたいなものだ。
彼女らが天守閣に上がってくる機会はあまりない。
俺が藩主になった直後あたりにセクハラしまくったため、警戒されている。
それに、一応は暗殺を警戒して天守閣への入場制限をかけている……という事情もある。
「高志様にご挨拶申し上げたいとのことです。お通ししてもよろしいですか?」
「このタイミングで? 少し妙だが……まぁいいか。すぐに通してやってくれ」
「かしこまりました」
紅葉は恭しく一礼すると、天守閣を出て行く。
そしてすぐに、女中たちを連れて戻ってきた。
人数は5人。
いずれも少女だ。
彼女たちは俺の前で平服した。
「は、はは、藩主様。お、お目にかかれて光栄でございます!」
「おおお、お会いできて、こここ光栄にございます!!」
女中の2人が代表して俺に挨拶する。
緊張でガチガチだ。
まぁそれはそうか。
彼女たちからすれば俺は雲の上の存在だし……。
いや、本当にそうか?
一般的な武家や商家の女中は、雑用係のような存在で平民が多い。
一方、桜花城に務めている彼女たちは、それなりに身分が高いはずだ。
それなのにここまで緊張しているのは妙である。
「面を上げよ」
「「は、はい!」」
俺が声をかけると、女中たちは恐る恐る顔を上げた。
そして……
「…………?」
俺は首を傾げる。
どこかで見たような顔だったからだ。
「あ、あの……。お目通りが叶い、光栄に存じます……」
「ど、どど、どうか寛大な処置を……」
女中たちは再び平伏する。
ああ、顔が見えなくなってしまった。
もう少しで思い出せそうな感じだったのに……。
「おい、姿勢を間違えているぞ」
俺は低い声で優しく指摘する。
一度は『面を上げよ』と言ったのにまた平服されては、話が進まない。
顔を上げてしっかりと目を見て話をするべきだろう。
ちなみに、意識して低い声を出したのは藩主としての威厳を保つためだ。
七侍あたりに比べれば女中なんて大した脅威ではないが、城内の統制を保つためには女中レベルの意識も馬鹿にできないからな。
「ひっ……!」
「あ、あ……」
女中たちが声にならない悲鳴をあげる。
ん?
怖がらせてしまったのか?
少しばかり低い声で『姿勢を間違えている』と指摘しただけなのに……。
俺が戸惑っていると――
ガバッ!
突然、女中たちが大きく開脚した。
これは……あれだ。
M字開脚だ!
「な、何をやっている!?」
俺は思わず叫ぶ。
女中たちはM字開脚のまま動かない。
当然、その股間にあるパンツが丸見えだ。
「いや……違う! これはパンツではなく……ふんどしか!!」
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