【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
1372話 ニム純愛ルート 何でも言ってください
――数年後。
俺とニムはラーグで有名な土魔法使いになった。
街の防壁強化作業を通して、多額の報酬を得ている。
防壁は一度強化して終わりではない。
管理や維持も必要だ。
少し面倒ではあるが、確かな稼ぎ口を得たとも言える。
決して悪いことではない。
もちろん、街の外部にある畑仕事も順調だ。
俺とニムは、『腕力強化』『脚力強化』『体力強化』『肉体強化』などの身体能力強化系スキルに加え、『土魔法』や『栽培術』も強化している。
畑仕事において、俺たちの右に出る者はいない。
たまに魔物を見かけることもあるが、今の俺たちは戦闘能力もそこそこ高い。
簡単に討伐することが可能だ。
防壁強化や畑仕事で、俺たちはガンガン稼いでいく。
そして、その金で上級ポーションを購入し、ニムの母マムを治療。
彼女はすっかり体調が良くなり、今では畑仕事に精を出している。
ニムの父パームスは、数年前に行方不明になっていた。
だが、盗掘団討伐の件でいろいろあって無事に再会。
記憶がやや混濁気味のようだが、失った時を取り戻すかのようにマムと仲良くしている。
ついでに、ペットの犬リックも見つかった。
ニムの兄サムはDランク冒険者になった。
母や妹の経済状況が良くなったこともあり、彼は自分の稼ぎを自分で使えるようになっている。
しっかりと装備を整えつつ、適切な難易度の依頼をこなしているようだ。
いずれはCランク冒険者に昇格することもあるかもしれない。
ニムの一家『ラスカル家』は、まさに順風満帆であった。
「タカシさん、本当にありがとうございます」
「どうした? 急に改まって」
ニムが深々とお辞儀する。
彼女はおずおずと言った。
「タカシさんと知り合えて、本当に良かったです! この御恩は、一生忘れません!!」
「そ、そうか? 俺としては当然のことをしているだけだが……」
俺は謙遜する。
ニムは続けた。
「タカシさんは、わたしたちの恩人です! だから、恩返しがしたいです! わたしにできることが何かありませんか?」
「え……?」
俺は少し驚く。
そして、少し考えてから言った。
「……そうだな。そういうことなら、頼みたいことがある。もちろん、嫌じゃなければだが……」
「は、はい! 何でも言ってください! タカシさんに頼まれて、嫌なことなんて何一つもありません!! 何でもしますよ! 本当に何でも言ってください!!」
ニムが意気込んで言う。
今、『何でも』って何回言った?
そこまで言ってくれるなら、遠慮する必要はなさそうだな。
「じゃあさ、俺の子を産んでくれないか?」
「え……? えぇっ!?」
ニムが目を見開く。
そして、顔を真っ赤にして言った。
「い、いきなり何を言い出すんですか!?」
「おかしいことじゃないだろ? 俺は婿入りして『タカシ=ラスカル』になっている。俺たちは夫婦なんだ。そろそろ子作りだって……」
「そ、それはそうですけど……」
ニムはモジモジしている。
出会った頃は10歳だった彼女。
だが、この数年で大人になっている。
この国の法律では結婚可能な年齢だし、実際に俺たちは結婚している。
ニムはまごうことなき美少女だ。
彼女としても、俺を憎からず思っているはず。
ならば、あとは既成事実を作るのみである。
「さ、善は急げと言うし……さっそく子作りしようか?」
「だ、ダメです! そんな、まだ心の準備が……」
ニムは抵抗する。
しかし、俺はそんな彼女を抱き上げてしまった。
そして……そのまま寝室へと運ぶ。
「大丈夫。優しくするよ」
「あ、あの……。お、お手柔らかに……」
俺はニムの服を脱がす。
そして……彼女と愛し合うのだった。
俺とニムはラーグで有名な土魔法使いになった。
街の防壁強化作業を通して、多額の報酬を得ている。
防壁は一度強化して終わりではない。
管理や維持も必要だ。
少し面倒ではあるが、確かな稼ぎ口を得たとも言える。
決して悪いことではない。
もちろん、街の外部にある畑仕事も順調だ。
俺とニムは、『腕力強化』『脚力強化』『体力強化』『肉体強化』などの身体能力強化系スキルに加え、『土魔法』や『栽培術』も強化している。
畑仕事において、俺たちの右に出る者はいない。
たまに魔物を見かけることもあるが、今の俺たちは戦闘能力もそこそこ高い。
簡単に討伐することが可能だ。
防壁強化や畑仕事で、俺たちはガンガン稼いでいく。
そして、その金で上級ポーションを購入し、ニムの母マムを治療。
彼女はすっかり体調が良くなり、今では畑仕事に精を出している。
ニムの父パームスは、数年前に行方不明になっていた。
だが、盗掘団討伐の件でいろいろあって無事に再会。
記憶がやや混濁気味のようだが、失った時を取り戻すかのようにマムと仲良くしている。
ついでに、ペットの犬リックも見つかった。
ニムの兄サムはDランク冒険者になった。
母や妹の経済状況が良くなったこともあり、彼は自分の稼ぎを自分で使えるようになっている。
しっかりと装備を整えつつ、適切な難易度の依頼をこなしているようだ。
いずれはCランク冒険者に昇格することもあるかもしれない。
ニムの一家『ラスカル家』は、まさに順風満帆であった。
「タカシさん、本当にありがとうございます」
「どうした? 急に改まって」
ニムが深々とお辞儀する。
彼女はおずおずと言った。
「タカシさんと知り合えて、本当に良かったです! この御恩は、一生忘れません!!」
「そ、そうか? 俺としては当然のことをしているだけだが……」
俺は謙遜する。
ニムは続けた。
「タカシさんは、わたしたちの恩人です! だから、恩返しがしたいです! わたしにできることが何かありませんか?」
「え……?」
俺は少し驚く。
そして、少し考えてから言った。
「……そうだな。そういうことなら、頼みたいことがある。もちろん、嫌じゃなければだが……」
「は、はい! 何でも言ってください! タカシさんに頼まれて、嫌なことなんて何一つもありません!! 何でもしますよ! 本当に何でも言ってください!!」
ニムが意気込んで言う。
今、『何でも』って何回言った?
そこまで言ってくれるなら、遠慮する必要はなさそうだな。
「じゃあさ、俺の子を産んでくれないか?」
「え……? えぇっ!?」
ニムが目を見開く。
そして、顔を真っ赤にして言った。
「い、いきなり何を言い出すんですか!?」
「おかしいことじゃないだろ? 俺は婿入りして『タカシ=ラスカル』になっている。俺たちは夫婦なんだ。そろそろ子作りだって……」
「そ、それはそうですけど……」
ニムはモジモジしている。
出会った頃は10歳だった彼女。
だが、この数年で大人になっている。
この国の法律では結婚可能な年齢だし、実際に俺たちは結婚している。
ニムはまごうことなき美少女だ。
彼女としても、俺を憎からず思っているはず。
ならば、あとは既成事実を作るのみである。
「さ、善は急げと言うし……さっそく子作りしようか?」
「だ、ダメです! そんな、まだ心の準備が……」
ニムは抵抗する。
しかし、俺はそんな彼女を抱き上げてしまった。
そして……そのまま寝室へと運ぶ。
「大丈夫。優しくするよ」
「あ、あの……。お、お手柔らかに……」
俺はニムの服を脱がす。
そして……彼女と愛し合うのだった。
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