【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~

猪木洋平@【コミカライズ連載中】

1330話 最新ステータス タカシ

 俺は王城の客室で、メルティーネと朝のひとときを過ごしている。
 これから身支度を整えたり、ネプトリウス陛下に挨拶したり、ヤマト連邦へ連れて行ってくれる一行との顔合わせをしたりといった予定が詰まっているのだが……。
 その前に、ミッションの件を整理しておこう。


ミッション
10人以上の人魚族に加護(微)を付与せよ
報酬:スキルポイント20(本人のみ)


 このミッションを無事に達成できている。
 加護(小)を付与できた王女メルティーネ、侍女リマ、治療岩責任者リリアン、魔導師団分隊長ヨルクに加え、エリオット王子や作業員のおっさんたちに加護(微)を付与できたからだ。
 その結果、今の俺にはスキルポイントが20追加されている。


レベル37、タカシ=ハイブリッジ
種族:ヒューマン
身分:男爵
役割:パーティリーダー、クランリーダー
職業:魔法剣士
ランク:B
二つ名:”紅剣”のタカシ
ギルド貢献値:1億7000万ガル
HP:335(258+77)
MP:510(170+340)
腕力:345(150+45+150)
脚力:331(144+43+144)
体力:366(159+48+159)
器用:202(155+47)
魔力:644(161+483)

武器:紅剣アヴァロン
防具:オリハルコンアーマー
その他:光の精霊石

残りスキルポイント45
スキル:
ステータス操作
スキルリセット
加護付与
異世界言語
剣術レベル5
格闘術レベル3
回避術レベル3
気配察知レベル2
気配隠匿レベル3
視力強化レベル1
聴覚強化レベル1
MP強化レベル4
腕力強化レベル2
脚力強化レベル2
体力強化レベル2
魔力強化レベル5
肉体強化レベル3
闘気術レベル4
聖闘気術レベル2
火魔法レベル5「ファイアーボール、ファイアーアロー、ファイアートルネード、ボルカニックフレイム、火魔法創造」
水魔法レベル5「ウォーターボール、アイスボール、アイスレイン、ブリザード、水魔法創造」
風魔法レベル3「エアバースト、エアリアルスラッシュ、ジェットストーム」
土魔法レベル3「ストーンショット、ロックアーマー、ストーンレイン」
雷魔法レベル3「スパーク、パラライズ、ライトニングブラスト」
光魔法レベル1「ライト」
影魔法レベル3「影縫い、朧、シャドウエッジ」
植物魔法レベル2「ウッドバインド、ブランチスピア」
幻惑魔法レベル1「ミラージュ」
重力魔法レベル3「レビテーション、グラビティ、ゼログラビティ」
聖魔法レベル4「ウィッシュ、ホーリーシャイン、セイクリッドチェーン、パニッシュ」
治療魔法レベル4「キュア、ヒール、エリアヒール、リカバリー」
時魔法レベル1「クロック・アップ」
空間魔法レベル4「アイテムボックス、アイテムルーム、転移魔法陣作成、ワープ」
高速詠唱レベル3
MP消費量減少レベル4
MP回復速度強化レベル2
精力強化レベル1
夜戦術レベル1
マッサージ術レベル1
水泳術レベル1
水中機動術レベル1
潜水術レベル1

称号:
犬狩り
ホワイトタイガー討伐者
ジャイアントゴーレム討伐者
オーガ・ハーピィの盟友
ガルハード杯ベスト16
ミドルベア討伐者
霧蛇竜ヘルザム討伐者
メルビン杯ベスト8
キメラ打倒者
ブギー盗掘団捕縛者
ゴブリンキング討伐者
聖騎士ソーマの盟友
古代アンドロイドのご主人様
アヴァロン迷宮踏破者
ファイアードラゴンの友
民に寄り添う心優しき騎士爵
盗賊団の天敵
カジノ荒らし
魅惑のマッサージ師
オパンツ戦隊・レッド仮面
ラーグの街のヤバい奴
参級炎精の加護を受けし者
リンドウ古代遺跡探索者
聖女の祝福を受けし者
ダークガーデン首領ナイトメア・ナイト
人魚の加護を受けし者
龍神ベテルギウスに勝利せし者
百華の勇者
古代アンドロイドと交わりし者
ドラゴンと交わりし者
幽霊と交わりし者
クラーケン討伐者
ジャイアントクラーケン討伐者
弐級水精の加護を受けし者


(基礎レベルは37のままか……)

 少し前のジャイアンとクラーケン戦などを通して、レベル36から37に上がったばかりだったしな。
 その後に経験した戦闘といえば、アビス・オクトパスや暴走したエリオット王子、それに海神ポセイドンなどとのものくらいだ。
 その中でも、海神ポセイドンとの戦いは激しいものだった。
 しかし、レベルアップに至るほどではなかったらしい。

(今のスキルポイントは45か。悪くないな)

 ミッション報酬でスキルポイントを得たことで、また新たなスキルを取得したり強化したりすることができる。
 ただ、今すぐに決断する必要はないだろう。
 人魚の里での活動は、もう一区切りがついている。
 ヤマト連邦の近海まで送ってもらえることになっているし、水中行動系をこれ以上伸ばす必要性は低い。

(ならば今後の活動に適したスキルを伸ばすべきところだが……)
 
 現状では、ヤマト連邦でどういったスキルが役立つかは不透明だ。
 上陸してから考える方向性でいいと思う。
 もしかすると、ヤマト連邦ならではのレアスキルがあるかもしれない。
 一部のスキルは、『ステータス操作』に頼らずに自力で取得する必要があったりする。

(例えば『闘気術』というスキルは……ゾルフ砦でメルビン師範から教えてもらうことで習得したのだったな)

 ヤマト連邦でも似たようなスキルがないとも限らない。
 侍らしく『抜刀術』とか……。
 あるいは忍者らしく『忍術』とか、はたまた『妖術』なんてものがある可能性もあるだろう。
 そういったレアスキルであっても、自力でレベル1を取得さえできれば、その後の強化は『ステータス操作』で行うことができる。
 スキルポイントを温存しておく選択肢はアリだと思う。

「ま、なるようになるか」

「タカシ様、どうかされましたの?」

「いや……これからも頑張ろうと思ってな」

 俺はメルティーネに微笑む。
 そして、身支度を整えるべくベッドから立ち上がった。

「メルティーネ、まずはネプトリウス陛下に俺たちのことを報告しておこう。将来的に結婚したいと伝えておかないとな」

「はいですの!」

 メルティーネが元気よく返事をする。
 俺はそんな彼女とともに、朝の身支度を整えていくのだった。

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品