年下彼氏に出会うまで

ノベルバユーザー489271

男運がなくいつもダメ男に捕まってしまう主人公紗菜(さな)に幸運が訪れた。不幸で泣いていた毎日から救ってくれたのは……年下彼氏!?。その彼氏とは…どうなってしまうのだろうか。


「なぁ、なんでいつもそうやって俺の言うことが、聞けねぇんだよ!」  男性の大声の後から聞こえる、何かを叩くドンッという物音  「ご…ごめんなさい。。」  絞り出したような小さな声で、謝る女性の声  「ふざけんなよ!お前は社会のクズなんだ!クズなお前は、俺に従ってろよ!」  「ごめん…なさい。」  その後も続く女性の謝罪と泣き声は、誰が聞いてもいいものではなかった

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「んっ……んー……」

寝返りをしたとき、自分を呼ぶ声が聞こえる

「さな………さな………!……さな!!」

大声に目が覚めて、意識がゆっくりとはっきりしていった

「ん……おはよう。。」

返事をすると

「はぁ……何時間寝てんだよ、俺学校始まるやん」

いつもの私が悪いパターン。いうて…3時間しか寝てないのに。なんて言えば、また怒られるから黙って謝った

「うん…ごめん…疲れてて…」

「は?何に疲れんの?学生でもなければ、働いても無いくせにさ」

確かに私は、学生でもなければ働いてもない。
17歳で同期は皆、高校一年生の私は、高校も受けずバイトもせず、まぁ言わゆるニートをしていた。

「うん…そうだよね…ごめんね…バイトして学校行ってる瑠璃君の方が、偉いもんね…ごめんね。」

「ほんとだよ、社会のクズのお前を、俺が拾ってやってんだから、感謝しろよ」

「うん。ありがとう。今日…学校頑張ってね。終わるの待ってる。」

「ん…行ってきます。」

「行ってらっしゃい。」

学校も受けず、バイトもしてない社会のクズ…か。高2の彼氏にそう言われて、何か言い返せるようなものが、私にはない。
学校は、お金もなければ学力もなく。そして何より、私の通う気力がなかった。中学の時のいじめ以降、学校という存在が耐えられず。
学校に行けば無断で帰り、トイレに閉じこもり、机につっぷつして寝続けたり、学校に行くふりして近くの神社にいたり。
そんなことばかりして、学校から逃げていた。仕事はずっと探してる。探してくれる専用の人からの、連絡をずっと待ち続けているから、ニートなだけなんだけど。瑠璃君はそうは考えてくれないらしい。

「はぁ……」

瑠璃君との電話を切った後、ため息が出た。
そんなに酷い言葉を、よくスラスラと口にできるなぁ。と思いながら、今からやっと眠りにつける睡眠時間を、大事にしようと思いベットに横になり、眠りについた。

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