嫌われ国王の魔剣幻想譚~虐げられた少年領主は戦場では史上最強の将軍だった…が、この度、王になりました~
【第7話 悪魔に魅入られた地 シーミア】(3)
(3)不可解なベルセルカ
◇ ◇ ◇
「え? ベルセルカさまですか?
一度部屋にお戻りでしたが、すぐに軍装にお着替えになって、甲冑もお召しになって出掛けられましたよ?」
とアースガルズ家の侍女。
「はい。厩には先ほど。
テキロに乗っていきましたよ」
と馬番。
「ええと、はい、出ていらっしゃったのですが、どちらに向かわれたかは……」
と、衛兵。
(………ベルセルカが城にいない?)
心当たりを足早に歩き回りながら、レイナートは混乱した。
緊急事態が起きた様子ではあった。
だったらなおさら、ベルセルカなら、絶対に自分を待つはずだ。
もし万が一なにか尋常でなく急ぐ用事があったにしても、着替える時間があるなら置き手紙ぐらいしていくだろう。
それもないというのが、彼女としてはありえない。
いったい何があったのか?
「どうかなさいました? 陛下」
どこへ向かったのか手がかりがありそうな場所はないか、考えながら速足で中庭を歩いていると、すれ違いざまに、レマほか国王親衛隊の女兵士たちに声をかけられた。
兵士といっても侍女風のドレス姿。
ただし、みなそろって弓用の胸当てをつけている。
この間、ドラコで保護した15歳の冒険者ヘルマも、親衛隊の見習いとして末尾にいた。
「ベルセルカを見なかったか?」
「お見かけ……してないです」
親衛隊の面々は、顔を見合わせる。
「何かご用ですか?
あの、何か私たちでできることでしたら」
「……いや。悪かった」
レイナートは彼女らに会釈して、そのまま離れようとした。
のだが。
「あら、奇遇ですわね陛下!!」
親衛隊に気をとられ視界に入っていなかった角度から、ずい、と、腕をとられたと思ったら、派手なドレスの少女が姿を現した。
「しまっ………いや、エレナ。
先日は贈り物をどうも」
「………とんでもないですわ!
陛下は今日も素敵でいらっしゃいますわね。
甲冑ももちろんお似合いですが、やはり礼装が理知的な雰囲気に合って、一番素敵ですわ。
近頃はお出かけされていることが多くて、お顔を拝見できず寂しく思っておりましたの。
偶然お会いできるなんて、今日はなんて良い日なのかしら!」
「は、はぁ」
ベルセルカに負けない怒涛の長広舌。
たしかベルセルカよりも背は低かったはずだが、高いヒールをはいて背伸びしているらしい。
下から、まつげの長い目といかにも容姿への自信に満ちあふれた顔を、ぐいぐいと近づけてくる。
レイナートが腕をほどき、さりげなく歩いてそのまま離れていこうとしたにもかかわらず、エレナは微妙についてくる。
この、じわじわりと進路を塞ぐように圧をかけて追いかけてくるのがうっとうしいし、困る。
「もし、よろしければ、どのようなものがお好きなのか一度じっくりおうかがいしたく存じますわ。
わたくし、陛下のことでしたら、何でも知りたいのです」
財務大臣の娘、エレナ・オストラコン。
ベルセルカと同じ16歳で、ベルセルカと同じく侯爵令嬢。
香水と化粧のくらくらするような匂いをまとわせて、至近距離に入ってくる。
「………すみませんが、急ぐので」
「あら、そんなお寂しいことをおっしゃらないでください。せっかくお会いできましたのに。
ベルセルカをお探しなのでしたわね。
わたくしも一緒にお手伝いしますわ。
ね?」
夜会でもないのに、胸の豊かなふくらみをぐっと見せつけるドレス。
再度、人の腕をもっていくような腕の組み方。
普段のレイナートなら、目のやり場に困ったりいろいろで、右往左往したところだろう。
今日は違った。
さすがに一周回って、イラり、とした上に、ぷちんと自分の中の何かが切れる音を聞いた。
「―――――――〈転移〉」
つい、その場で転移魔法でエレナをどこかにやってしまうほどに。
(………あ、しまった)
うっかり〈転移〉した次の瞬間、やってしまったと思った。
レマたちもまた、
「あ、あの、大丈夫でしょうか?
エレナ様は…」
と心配げな声をあげる。
……去年、ベルセルカにしつこく言い寄っていた某公爵家の長男を、つい転移魔法で農水用池に叩き込んで大問題になったことを思いだし、レイナートはじんわりと冷や汗をかいた。
「……もし見つけて、何か大変そうだったら助けておいてやってくれるか」
と、親衛隊の女子たちに言うと、コクコクと、皆うなずく。
よし。あとはまかせた。
レイナートは走り出す。
知恵を借りる心当たりがある、唯一の場所へ。
――――シーミア、と聞こえた。
聞き取った地名が正しければ、そこは、王佐公爵家の領地。
王都の西南西方向に位置。
レグヌムはかなり東西に長い国なので、東西の国境は南北よりも遠い。
王都からならば駿馬を乗り継いでも、7日。
テキロ一頭だけなら10日はかかるのではないか。
そんなところへ、置き手紙もなく、ベルセルカが行くか?
彼女は転移魔法がそんなに得意ではない。
一回あたり、せいぜい1ミッレ(約1.48km)いくかいかないかだ。
簡単に帰ってこれるとも思えない。
――――王城の一角に新設された、国王親衛隊詰所。
そのドアをバンと開けると、
「どうされました? 陛下」
「どしたんスか? 若、えっとじゃなくて陛下」
中には2人いた。
ひとりは、カバルス軍総長、イヅル・トマホーク。
前世は男で、今世は女のからだに産まれた26歳。
浅黒い肌に、青い色の髪を耳の下できりそろえている。
そして、もうひとりは。
「おまえも来てたのか、ファランクス」
「聞いてください!!
俺、化け鯨仕留めたんスよ!!
だから肉のおすそわけを厨房にあげてきたんス。
若も鯨のカツレツ、好きっすよね?」
「イヅルに聞きたいことがある」
「無視っ!?」
剣闘騎兵隊の幹部で、現在主にレイナート不在時のカバルスを守っているファランクスがガクッとこけた。
レイナートよりも長身でたくましい22歳。山吹色の髪があざやかな、美男子だ。
「……すまん。
いまはさすがに、食べ物の話をしている気分じゃない」
「陛下。どうなさったのですか?」
「イヅル。
俺たちが3年前、ベルセルカの初陣の時に行ったシーミアで、何か覚えていることはないか?」
―――レイナートはあわせてイヅルたちに、ベルセルカが姿を消したことを伝えた。
「んー……さすがに、それは過保護じゃね?
ベルセルカ様だって、ひとりになりたいときもありますよー。
ちょっと馬で遠出してるだけなんじゃ?」
横でファランクスが言うのを完全にスルーして、イヅルはしばらく、静かに考えた
「俺が死にかけた土地ですね」
「そうだな」
「ベルセルカ様がそちらに向かう、理由と手段。
ドラゴンをつかったわけではないのですよね?」
「ああ」
レイナートがノールトとの戦いで出会ったドラゴンは、王都近くの森から動いていない。
静かに眠りについている。
しばらくイヅルは考えて。
「ひとつだけ思い当たるのですが」と口にした。
「それが正しければ、その手段で、ベルセルカ様のあとを追いましょうか」
◇ ◇ ◇
「………で、こんなものですか?」
ぶるん、と槍を振って返り血をとばして、ベルセルカは瓦礫を赤茶に染める死体の山に毒づいた。
自分が殺した人数はわかる。
だけど来たときにはすでに、この場所の死体は数えきれないほどだった。
甲冑も血だらけ。
ベルセルカの頬にも血が飛び散る。
王城の執務室で、ドレイクにからかい半分な言葉をぶつけていたときから、さほど時間はたっていないのに。
ベルセルカは辺境の地で、殺しあいのさなかにいた。
異常なのはそれだけではない。
「……正直、胸くそ悪いです」
いい笑顔でザクザクと敵を殺しまくるのがトレードマークのベルセルカが、自分が手にかけた者たちを見て、沈痛な表情で吐き捨てた。
死体の山の中から低い笑い声がしたかと思うと、その下からもぞりと現れた者がいた。
黒い毛が密集した牛の頭。
しかし、それは、見るまに人間のそれへと、青髪の少女へと変異した。
ベルセルカにとって幼い頃からなじみのある顔へと。
「――――その顔。
私に、喧嘩を売っているんですよね?」
ベルセルカは槍を構え走り出した。
◇ ◇ ◇
◇ ◇ ◇
「え? ベルセルカさまですか?
一度部屋にお戻りでしたが、すぐに軍装にお着替えになって、甲冑もお召しになって出掛けられましたよ?」
とアースガルズ家の侍女。
「はい。厩には先ほど。
テキロに乗っていきましたよ」
と馬番。
「ええと、はい、出ていらっしゃったのですが、どちらに向かわれたかは……」
と、衛兵。
(………ベルセルカが城にいない?)
心当たりを足早に歩き回りながら、レイナートは混乱した。
緊急事態が起きた様子ではあった。
だったらなおさら、ベルセルカなら、絶対に自分を待つはずだ。
もし万が一なにか尋常でなく急ぐ用事があったにしても、着替える時間があるなら置き手紙ぐらいしていくだろう。
それもないというのが、彼女としてはありえない。
いったい何があったのか?
「どうかなさいました? 陛下」
どこへ向かったのか手がかりがありそうな場所はないか、考えながら速足で中庭を歩いていると、すれ違いざまに、レマほか国王親衛隊の女兵士たちに声をかけられた。
兵士といっても侍女風のドレス姿。
ただし、みなそろって弓用の胸当てをつけている。
この間、ドラコで保護した15歳の冒険者ヘルマも、親衛隊の見習いとして末尾にいた。
「ベルセルカを見なかったか?」
「お見かけ……してないです」
親衛隊の面々は、顔を見合わせる。
「何かご用ですか?
あの、何か私たちでできることでしたら」
「……いや。悪かった」
レイナートは彼女らに会釈して、そのまま離れようとした。
のだが。
「あら、奇遇ですわね陛下!!」
親衛隊に気をとられ視界に入っていなかった角度から、ずい、と、腕をとられたと思ったら、派手なドレスの少女が姿を現した。
「しまっ………いや、エレナ。
先日は贈り物をどうも」
「………とんでもないですわ!
陛下は今日も素敵でいらっしゃいますわね。
甲冑ももちろんお似合いですが、やはり礼装が理知的な雰囲気に合って、一番素敵ですわ。
近頃はお出かけされていることが多くて、お顔を拝見できず寂しく思っておりましたの。
偶然お会いできるなんて、今日はなんて良い日なのかしら!」
「は、はぁ」
ベルセルカに負けない怒涛の長広舌。
たしかベルセルカよりも背は低かったはずだが、高いヒールをはいて背伸びしているらしい。
下から、まつげの長い目といかにも容姿への自信に満ちあふれた顔を、ぐいぐいと近づけてくる。
レイナートが腕をほどき、さりげなく歩いてそのまま離れていこうとしたにもかかわらず、エレナは微妙についてくる。
この、じわじわりと進路を塞ぐように圧をかけて追いかけてくるのがうっとうしいし、困る。
「もし、よろしければ、どのようなものがお好きなのか一度じっくりおうかがいしたく存じますわ。
わたくし、陛下のことでしたら、何でも知りたいのです」
財務大臣の娘、エレナ・オストラコン。
ベルセルカと同じ16歳で、ベルセルカと同じく侯爵令嬢。
香水と化粧のくらくらするような匂いをまとわせて、至近距離に入ってくる。
「………すみませんが、急ぐので」
「あら、そんなお寂しいことをおっしゃらないでください。せっかくお会いできましたのに。
ベルセルカをお探しなのでしたわね。
わたくしも一緒にお手伝いしますわ。
ね?」
夜会でもないのに、胸の豊かなふくらみをぐっと見せつけるドレス。
再度、人の腕をもっていくような腕の組み方。
普段のレイナートなら、目のやり場に困ったりいろいろで、右往左往したところだろう。
今日は違った。
さすがに一周回って、イラり、とした上に、ぷちんと自分の中の何かが切れる音を聞いた。
「―――――――〈転移〉」
つい、その場で転移魔法でエレナをどこかにやってしまうほどに。
(………あ、しまった)
うっかり〈転移〉した次の瞬間、やってしまったと思った。
レマたちもまた、
「あ、あの、大丈夫でしょうか?
エレナ様は…」
と心配げな声をあげる。
……去年、ベルセルカにしつこく言い寄っていた某公爵家の長男を、つい転移魔法で農水用池に叩き込んで大問題になったことを思いだし、レイナートはじんわりと冷や汗をかいた。
「……もし見つけて、何か大変そうだったら助けておいてやってくれるか」
と、親衛隊の女子たちに言うと、コクコクと、皆うなずく。
よし。あとはまかせた。
レイナートは走り出す。
知恵を借りる心当たりがある、唯一の場所へ。
――――シーミア、と聞こえた。
聞き取った地名が正しければ、そこは、王佐公爵家の領地。
王都の西南西方向に位置。
レグヌムはかなり東西に長い国なので、東西の国境は南北よりも遠い。
王都からならば駿馬を乗り継いでも、7日。
テキロ一頭だけなら10日はかかるのではないか。
そんなところへ、置き手紙もなく、ベルセルカが行くか?
彼女は転移魔法がそんなに得意ではない。
一回あたり、せいぜい1ミッレ(約1.48km)いくかいかないかだ。
簡単に帰ってこれるとも思えない。
――――王城の一角に新設された、国王親衛隊詰所。
そのドアをバンと開けると、
「どうされました? 陛下」
「どしたんスか? 若、えっとじゃなくて陛下」
中には2人いた。
ひとりは、カバルス軍総長、イヅル・トマホーク。
前世は男で、今世は女のからだに産まれた26歳。
浅黒い肌に、青い色の髪を耳の下できりそろえている。
そして、もうひとりは。
「おまえも来てたのか、ファランクス」
「聞いてください!!
俺、化け鯨仕留めたんスよ!!
だから肉のおすそわけを厨房にあげてきたんス。
若も鯨のカツレツ、好きっすよね?」
「イヅルに聞きたいことがある」
「無視っ!?」
剣闘騎兵隊の幹部で、現在主にレイナート不在時のカバルスを守っているファランクスがガクッとこけた。
レイナートよりも長身でたくましい22歳。山吹色の髪があざやかな、美男子だ。
「……すまん。
いまはさすがに、食べ物の話をしている気分じゃない」
「陛下。どうなさったのですか?」
「イヅル。
俺たちが3年前、ベルセルカの初陣の時に行ったシーミアで、何か覚えていることはないか?」
―――レイナートはあわせてイヅルたちに、ベルセルカが姿を消したことを伝えた。
「んー……さすがに、それは過保護じゃね?
ベルセルカ様だって、ひとりになりたいときもありますよー。
ちょっと馬で遠出してるだけなんじゃ?」
横でファランクスが言うのを完全にスルーして、イヅルはしばらく、静かに考えた
「俺が死にかけた土地ですね」
「そうだな」
「ベルセルカ様がそちらに向かう、理由と手段。
ドラゴンをつかったわけではないのですよね?」
「ああ」
レイナートがノールトとの戦いで出会ったドラゴンは、王都近くの森から動いていない。
静かに眠りについている。
しばらくイヅルは考えて。
「ひとつだけ思い当たるのですが」と口にした。
「それが正しければ、その手段で、ベルセルカ様のあとを追いましょうか」
◇ ◇ ◇
「………で、こんなものですか?」
ぶるん、と槍を振って返り血をとばして、ベルセルカは瓦礫を赤茶に染める死体の山に毒づいた。
自分が殺した人数はわかる。
だけど来たときにはすでに、この場所の死体は数えきれないほどだった。
甲冑も血だらけ。
ベルセルカの頬にも血が飛び散る。
王城の執務室で、ドレイクにからかい半分な言葉をぶつけていたときから、さほど時間はたっていないのに。
ベルセルカは辺境の地で、殺しあいのさなかにいた。
異常なのはそれだけではない。
「……正直、胸くそ悪いです」
いい笑顔でザクザクと敵を殺しまくるのがトレードマークのベルセルカが、自分が手にかけた者たちを見て、沈痛な表情で吐き捨てた。
死体の山の中から低い笑い声がしたかと思うと、その下からもぞりと現れた者がいた。
黒い毛が密集した牛の頭。
しかし、それは、見るまに人間のそれへと、青髪の少女へと変異した。
ベルセルカにとって幼い頃からなじみのある顔へと。
「――――その顔。
私に、喧嘩を売っているんですよね?」
ベルセルカは槍を構え走り出した。
◇ ◇ ◇
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