オタクとロリ
第32話〜戦場・其の弍(コミケ二日目②)〜
「すみません。新刊それぞれ、2冊ずつください。」
「はい。ありがとうございます。」
俺は、新刊をそれぞれ2冊ずつ購入した。
「よし!花凛、次の場所に行くぞ!」
「おー!」
次に俺たちが向かったのは、『花より団子、ショタよりおねショタ』という、いかにもない名前のサークル。
「すみません。新刊の中身、ちょっとだけ見せてもらってもいいですか?」
「はい。どうぞ。」
俺は、売り子の人に断って少しだけ中を覗いた。
(……ふむふむ、なるほどなぁ…)
「…ありがとうございました。すみません、新刊2冊ください。」
「はい。まいどー」
と、このようにサークルによっては立ち読みなんかもできたりする。
それから、俺たちは会場ほとんどのサークルを見に行き、それぞれ気に入ったものを買った。
時刻は午後3時4分。
「じゃあ、そろそろ帰るか…」
「うん。今日も楽しかった。」
俺と花凛は、今日の任務を終了したので帰還することにした。
帰りの電車は、昨日より少しだけ混んでいたが満員電車ほどではなかった。
(…ハァ〜楽しい戦いも終わりか…)
世間的には明日まで夏休みだが、サラリーマンの俺に夏休みなどはない。
「花凛、コミケはどうだったか。」
俺は隣で座っている花凛に尋ねる。
すると、花凛は「すっごく、楽しかった。」と満足そうな顔で言った。
「…そうか、なら良かった。それよりも、ごめんな。明日が月曜日でさえなかったら三日目も参加できたんだがな…」
花凛に面目ないと伝える。
(予定を立てている時点で花凛には、二日間しか参加できないことを伝えてはいたものの、いざ終わってしまうとなんだかなぁ…)
…でもまぁ、花凛が楽しんでくれのならそれで良い。
こうして、今年の俺の夏は終わったのであった。
「はい。ありがとうございます。」
俺は、新刊をそれぞれ2冊ずつ購入した。
「よし!花凛、次の場所に行くぞ!」
「おー!」
次に俺たちが向かったのは、『花より団子、ショタよりおねショタ』という、いかにもない名前のサークル。
「すみません。新刊の中身、ちょっとだけ見せてもらってもいいですか?」
「はい。どうぞ。」
俺は、売り子の人に断って少しだけ中を覗いた。
(……ふむふむ、なるほどなぁ…)
「…ありがとうございました。すみません、新刊2冊ください。」
「はい。まいどー」
と、このようにサークルによっては立ち読みなんかもできたりする。
それから、俺たちは会場ほとんどのサークルを見に行き、それぞれ気に入ったものを買った。
時刻は午後3時4分。
「じゃあ、そろそろ帰るか…」
「うん。今日も楽しかった。」
俺と花凛は、今日の任務を終了したので帰還することにした。
帰りの電車は、昨日より少しだけ混んでいたが満員電車ほどではなかった。
(…ハァ〜楽しい戦いも終わりか…)
世間的には明日まで夏休みだが、サラリーマンの俺に夏休みなどはない。
「花凛、コミケはどうだったか。」
俺は隣で座っている花凛に尋ねる。
すると、花凛は「すっごく、楽しかった。」と満足そうな顔で言った。
「…そうか、なら良かった。それよりも、ごめんな。明日が月曜日でさえなかったら三日目も参加できたんだがな…」
花凛に面目ないと伝える。
(予定を立てている時点で花凛には、二日間しか参加できないことを伝えてはいたものの、いざ終わってしまうとなんだかなぁ…)
…でもまぁ、花凛が楽しんでくれのならそれで良い。
こうして、今年の俺の夏は終わったのであった。
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