オタクとロリ
第29話〜物欲(コミケ一日目②)〜
「じゃあ、こっからは山口とは別行動だからな。」
俺は、ロリコンの同僚に言う。
「…わかったよ。じゃあ、また後でね。花凛ちゃん」
山口は、そう言って1人戦場へと旅立っていった。
…ここからは、俺と花凛2人で行動する。
まず最初は…
「花凛、あそこのブースに行ってみようか。」
「うん。いいよ」
俺たちは、兄フレックスのブースへと向かった。
兄フレックス…アニメーションや製作企画などをする株式会社で、ソナー・ミュージックエンタテイメントの子会社。毎回、コミケでは、FIGHT(ファイト)シリーズやスマホゲームきらきらファンタジーなどの商品を出店している。
「うわー、ひろーい」
花凛が、ブースに着くなりそう言った。
兄フレックスのブースは、毎回企業会場の真ん中ら辺にある。そのため、開始早々から人が結構いる。
「好きな商品を見てていいからな。」
俺は、花凛にそう伝えて「わかった。」と言って、早速商品を見出した花凛の後ろをついて行く。
流石に、この戦場で1人にするわけには行かないからな。
もし、花凛を1人にしたら「デュフフ、某(それがし)がお持ち帰りするでござる」とかいう、変態に誘拐されかねん。
と、いろいろ思っていると花凛が「これ買ってー」と、選んだ商品を見せてきた。
(どれどれ……)
『FIGHTキャラクターアクリルスタンド・夏目漱石 ¥1500』
花凛が選んだ商品は、FIGHTのキャラクター・夏目漱石(見た目幼女)が描かれているアクリルスタンドだった。
(……なるほど。)
「わかった。じゃあ、会計しようか。」
「うん。ありがとう、慎」
それから、俺もFIGHTの商品をいくつか買い、次のブースへと移動した。
「次はここだな。」
「うわー、ここもすごい人。」
次に俺たちが向かったのは、KADOKANAのブース。ここには、KADOKANAから出版されている人気漫画の商品やオリジナルアニメのグッズが売っている。
俺と、花凛はそれぞれ気に入った商品を買いあとは、小企業のブースを見て回った。
…それにしても、コミケは不思議なもので、買うつもりのないものまで買ってしまう。
なので、企業ブースを出る頃には両手いっぱいにグッズを買っていた。
          
俺は、ロリコンの同僚に言う。
「…わかったよ。じゃあ、また後でね。花凛ちゃん」
山口は、そう言って1人戦場へと旅立っていった。
…ここからは、俺と花凛2人で行動する。
まず最初は…
「花凛、あそこのブースに行ってみようか。」
「うん。いいよ」
俺たちは、兄フレックスのブースへと向かった。
兄フレックス…アニメーションや製作企画などをする株式会社で、ソナー・ミュージックエンタテイメントの子会社。毎回、コミケでは、FIGHT(ファイト)シリーズやスマホゲームきらきらファンタジーなどの商品を出店している。
「うわー、ひろーい」
花凛が、ブースに着くなりそう言った。
兄フレックスのブースは、毎回企業会場の真ん中ら辺にある。そのため、開始早々から人が結構いる。
「好きな商品を見てていいからな。」
俺は、花凛にそう伝えて「わかった。」と言って、早速商品を見出した花凛の後ろをついて行く。
流石に、この戦場で1人にするわけには行かないからな。
もし、花凛を1人にしたら「デュフフ、某(それがし)がお持ち帰りするでござる」とかいう、変態に誘拐されかねん。
と、いろいろ思っていると花凛が「これ買ってー」と、選んだ商品を見せてきた。
(どれどれ……)
『FIGHTキャラクターアクリルスタンド・夏目漱石 ¥1500』
花凛が選んだ商品は、FIGHTのキャラクター・夏目漱石(見た目幼女)が描かれているアクリルスタンドだった。
(……なるほど。)
「わかった。じゃあ、会計しようか。」
「うん。ありがとう、慎」
それから、俺もFIGHTの商品をいくつか買い、次のブースへと移動した。
「次はここだな。」
「うわー、ここもすごい人。」
次に俺たちが向かったのは、KADOKANAのブース。ここには、KADOKANAから出版されている人気漫画の商品やオリジナルアニメのグッズが売っている。
俺と、花凛はそれぞれ気に入った商品を買いあとは、小企業のブースを見て回った。
…それにしても、コミケは不思議なもので、買うつもりのないものまで買ってしまう。
なので、企業ブースを出る頃には両手いっぱいにグッズを買っていた。
          
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