オタクとロリ
第27話〜前日〜
夏の大イベントまでついに残り一日となった日の夜のこと。
俺と花凛は、回るルートを再確認していた。
「まず最初に、企業ブースから行くからな」
「うん。…でもなんで先なの?」
「お!いい質問だ花凛。なんでかって言うと……」
俺は、かくかくしかじか教えてやった。
この祭りの開始時間は午前10時。企業ブースもサークルブースも同じ時間から始まる。
また、サークルブースの方は同人誌を早めに買いたい人たちで開始すぐは酷い人の数だ。
さらに、今回は花凛もいるのでできるだけ空いている時間帯に企業ブースを見て回っておきたい。
公式サイトを見た感じだと、今回のコミケは初参加の企業が二つもあるという。
しかも、その内の一つは俺が好きなスマホゲーム『あっち向いてロリ』らしい。
(……これは行くしかないだろ!)
「…ていうのがあるから、先に回るんだ。」
そう言うと、花凛は「なるほど」と理解した様子で返事する。
それから、2人で夕飯を済ませ少しだけバラエティー番組を見てからお互い明日に備えて早めにベッドに入って横になった。
俺は、横になりながら山口にメールを送る。
『明日は、朝8時半に池袋駅で集合な。遅れんなよ。それと、親戚の子も連れて行くから。』
すると、すぐ返事が来た。
『了解。それで、親戚の子って女の子?』
(……こいつ)
呆れながら返信する。
『あぁ、そうだよ。』
『♪───O(≧∇≦)O────♪』
………。
俺は、呆れながら寝た。
俺と花凛は、回るルートを再確認していた。
「まず最初に、企業ブースから行くからな」
「うん。…でもなんで先なの?」
「お!いい質問だ花凛。なんでかって言うと……」
俺は、かくかくしかじか教えてやった。
この祭りの開始時間は午前10時。企業ブースもサークルブースも同じ時間から始まる。
また、サークルブースの方は同人誌を早めに買いたい人たちで開始すぐは酷い人の数だ。
さらに、今回は花凛もいるのでできるだけ空いている時間帯に企業ブースを見て回っておきたい。
公式サイトを見た感じだと、今回のコミケは初参加の企業が二つもあるという。
しかも、その内の一つは俺が好きなスマホゲーム『あっち向いてロリ』らしい。
(……これは行くしかないだろ!)
「…ていうのがあるから、先に回るんだ。」
そう言うと、花凛は「なるほど」と理解した様子で返事する。
それから、2人で夕飯を済ませ少しだけバラエティー番組を見てからお互い明日に備えて早めにベッドに入って横になった。
俺は、横になりながら山口にメールを送る。
『明日は、朝8時半に池袋駅で集合な。遅れんなよ。それと、親戚の子も連れて行くから。』
すると、すぐ返事が来た。
『了解。それで、親戚の子って女の子?』
(……こいつ)
呆れながら返信する。
『あぁ、そうだよ。』
『♪───O(≧∇≦)O────♪』
………。
俺は、呆れながら寝た。
コメント