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隣の席の山中くんは男の娘!?

マッチ棒

第9話

コスプレショップを後にした俺と山中は、昼食を食べるため駅前にある某ハンバーガチェーン店へと向かう。

その道中にて。


「なぁ、いつからコスプレ始めたんだ?」

単純に気になったので聞いてみた。

すると山中は、「え〜とねぇ〜」と顎に手をやり考えるポーズをとってから「多分、中学校に入った頃くらいかなぁ〜」と答えた。


「っえ!?中学の時からやってたの?」

あまりの驚きに思わずそう叫ぶと、彼は「う、うん。そうだよ」と俺の予想外の反応に少し戸惑いながら返事をする。


それから店に着くまであれこれ話して分かったのだが、どうやら山中には歳の離れたお姉さんがいると言う。

そして、山中はそのお姉さんに両親より可愛がられている。

あと、女物の服やらアクセサリーやらをつけさせられている-----------本人は嫌がっていない-----------らしい。





「いただきま〜す」

「いただきます」

場所は移動してハンバーガーチェーン店の2人がけの席に。


俺たちはそれぞれ、チーズハンバーガーとオニオンソースバーガー+ポテトのビッグサイズを頼み食べ始める。


「それで、このあとだけど…」


おれがこの後の予定について尋ねると山中は、口をもぐもぐさせながら「あら、はふらいふんのひいはいほほにひほうよ」と意味不明なことを呟く。


「ん?なんだって?」

よく分からなかったので聞き返す。

と、山中はゴクリとハンバーガーを飲み込み「なら、咲良井くんの行きたいところに行こうよ」と言った。



「…?俺の行きたいところ?」

「そう!咲良井くんの行きたいところ。…さっきは僕の買い物に付き合ってくれたから」

「なんほどなぁ〜……。俺の行きたい場所かぁ…」


頭の中であれこれ考えるが、特にこれと言って行きたいところはなかった。


----------------------まぁ、強いて言えば……。




「なら、俺は山中の家に行きたいなぁ〜」

そう俺は言った。



すると、目の前に座っている彼は頬を赤らめながら「えっ!?……ぼ、僕の家に行きたいの?」と恥ずかしそうに返事した。


と、言うことで俺は山中の家にお邪魔することになった。








つづく







          

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