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隣の席の山中くんは男の娘!?

マッチ棒

第2話

一限目の国語(古典)が終わり、憂鬱な休み時間になった。

他のクラスメイトたちは、ワイワイガヤガヤ楽しそうに仲良しグループで喋っている。

そんな中、俺はと言うと………


「あーーー!!!おっぱい揉みてー!」

と、心の中で叫んでいた。

それから、さりげなく隣の席を見てみる。

すると、隣の席の山中は気持ちよさそうに寝ていた。


結局、山中は古典の授業中「咲良井くん〜。おはよ〜」と起きたもののもう一度寝てしまっていた。なので、おそらくノートは愚か話(はなし)すら聞いていないだろう。

……こいつは、一体なんなんだ?

授業中に限らず、休み時間までも睡眠時間にしてるし…

それから、俺はなるべく目立たないように休み時間を過ごした。


少しして、予鈴と共に次の教科の担当教師が教室に入ってくる。

「よし。じゃあ、今日は新しい単元いくぞ。まずは、教科書12ページを開いてくれ」

2時限目の授業は、生物。これまた、俺の苦手な教科だ。

担当教師が黒板に文字を書いている最中、俺は隣を見る。

…またしても、山中は寝ていた。

しかも、今度はさっきと違い教科書で顔を隠していない。なので、前からは丸見えである。

……なんて野郎だ。この状況下で寝るなんて。これだと羨ましいのを通り越して、尊敬してしまう。


それから、時間が進み授業も残り5分となった。

…ハァー。山中の奴、最後まで寝てる気だな。

と、思っていたその時。急に隣で寝ていた山中がむくりと起き上がった。

「え!?山中、急にどうしたの?」

俺は、思わず小さな声で尋ねてみた。

すると、彼は驚きの一言をーーーーー


「咲良井くん。昼休み、僕と一緒に屋上に来て」










つづく

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