当て馬の当て馬ってあんまりですわ
心休まらない昼食会
「今日はシアと昼食を食べるからそのつもりで」
「まあ。それでは皆様にご連絡をいたしませんと」
「必要ない。シアの昼食会に私も参加する」
「左様でございますか」
それでは殿下が参加するという旨を連絡しておかなくてはと、教室についてすぐにうす紫の紙を用意し昼食会に殿下が参加するということを書いてサインをすると小鳥に変えて飛ばす。
(…ああ、今日は2年生の下級貴族令嬢との食事会でしたか)
幾羽目かの鳥を作ったところでふと気が付く。ここのところ食事はシンシア様と食べることが多かったが、今日は気分転換にでも複数人と食べることにしたのだろう。
「シシーはメニューは決まったか?」
「いえ」
「ならシシーの好きなものを勝手に注文して置く」
「ありがとうございます」
いざ昼食会になれば、殿下はシンシア様を無視するかのようにセシーリアの腰に手を当て食堂に入ったのだが、セシーリア達が何にしようかと話し始めると、当たり前のようにシンシア様の横に立ち、慣れたように注文を始める。
バスケットを用意しようとした職員に今日は曲道で食べるといって、トレイにまずシンシア様に渡す。
随分とボリュームのある昼食だと思うのだが、殿下も同じぐらいの量をトレイに乗せているのでこれが二人の普通なのだろう。
「シアは何にする?」
「ライ麦パンとサーモンのディップ、キノコのサラダと洋ナシのキャラメリゼをいただこうと思っております」
「それだけか?」
「ええ」
「まあ、シアは細いからな。食も細いんだろう」
「それって私は太いって言ってるんですか?」
「シシーは健康的でいいじゃないか」
「まあ、セシーリア様が細いのは確かですし、比べてほしいとも思いませんけどね」
「シアは細すぎて心配になるぐらいだ、シシーが真似することはないよ」
そう言って殿下はセシーリアにトレイを渡す。殿下たちのトレイに乗った量の半分ほどの物がのっている。
お礼を言って体を横にずらして他の令嬢が注文を終えるのを待つ。
令嬢はほとんどセシーリアと同じぐらいの量しかトレイに乗っていないのを見て、殿下はセシーリアに合わせることはないといったが、令嬢たちは苦笑してこのぐらいがちょうどいいと答える。
「皆シアみたいに細くなりたいのかな」
「皆様十分に細くていらっしゃいますよ。それにこの後はダンスの授業だそうですから」
「だからこそいっぱい食べて体力付けなくちゃいけないじゃないですか」
話しに入ってきたシンシア様に苦笑しながら移動して席に座る。
「そうだな、ダンスの練習は体力が必要だろう。そんなに食が細くて大丈夫なのか?」
「ええ」
令嬢たちが苦笑する。練習とはいえダンス用のドレスに着替えるのだ。お腹いっぱいに詰めてはコルセットを締めることが出来ないし、つけずにおけば食事に膨れたお腹を相手に付けることになってしまう。
「君達がそれでいいのなら構わないが、シアに遠慮しているようなら、そんな必要はないからね」
「遠慮などしておりませんわ。殿下にはあまり知られたくない乙女の意地というものですわ」
「ええ、そうですとも。それにセシーリア様は私たちの憧れですのよ、コルセットがなくてもこんなに素敵なスタイルを維持なさっていて、羨ましいですわ」
「あら私ですか?ふふ、ありがとうございますわ」
「シアのスタイルの良さは私もよく知っているよ。ほかの人には内緒にしておきたいほどだ」
「まあ、ふふ」
「仲睦まじいお二人がいればこの国の未来も安泰ですわね」
「本当に」
ふふふ、と笑いながら優雅に食事を楽しんでいると、殿下の向かいの席に座っているシンシア様がスープを飲んで大きなため息を吐く。
「どうかなさいましたか、シンシア様」
「私はいずれラディのお嫁さんになりますけど、ラディとはもっと笑顔にあふれた本当に幸せな家庭を気づきたいって思っただけです」
「え?」
「作り笑いが絶えない家庭なんて、気持ち悪いじゃないですか。家族なら本当に笑いあって過ごしたいです」
「シシーの夢だもんな」
「はい」
「私は国を背負う立場だからな。必要な時は笑みも浮かべなくちゃいけないから、素直なシシーは羨ましいよ」
嫌味なのか、本音なのか分かりにくいところだが、おそらく本音なのだろう。
殿下の言葉に令嬢たちは笑みを浮かべたまま黙って手と口を動かすことに専念する。
「シアもそう思うだろう?」
「そうですわね。家庭を作ることになったら共に支えあう夫婦となりたいと思いますわ」
「シアとそうなれるように努力しないとね」
「まあ、ふふふ」
「……無理でしょ」
セシーリアと殿下の会話にシンシア様がぼそりとつぶやく。
「まあ、シンシア様はセシーリア様と殿下に何か不満でもございますの?」
クスクスと令嬢の一人が手を止めてシンシア様を見て笑えば、他の令嬢もクスクスと笑う。
「だってラディ様ってば作り笑いばっかり。私と一緒にいるときと全然違うんですもん。セシーリア様だってラディ様の前じゃほとんど作り笑いじゃないですか。合同授業の時のほうが笑ってる気がします」
笑い声が同時に止まる。
「二人して無理してるって感じで、支えあうとかできるんですか?」
「……なかなかに厳しいご指摘ですわ、ねえラディ様」
「ああ……、そうだな。シシーとシアは違うから仕方がないさ。シアといるときは気を引き締めないとと思うし、シシーといるときは心が休まる」
そういって柔らかな笑みを見せる殿下に、シンシア様はほっとしたように笑みを向ける。
「殿下はやっぱりそう笑ってたほうがいいですよ」
「そうか」
殿下とシンシア様の間にだけ穏やかな空気が流れる。
「本当に、お二人は仲がよろしいのですね」
「はい。お友達ですから」
「お友達ですか。随分親しいお友達ですのね」
「そういえば私こんなお話を聞きましたわ」
「まあ、どんなお話しでしょう?」
話し始めた令嬢はクスリとシンシア様に笑みを浮かべると、セシーリアへ顔を向けてにっこりと笑う。
「湖で伴侶と愛人が溺れていて、一人しか助けられないとき、どちらを助けるかというお話しですわ」
それはよくある話で、他の令嬢もクスリと笑みを浮かべる。
「殿下はどうなさいます?」
「もちろん、伴侶を助けるよ」
「まあ。そうですわよねえ」
その言葉に令嬢たちは当たり前だと頷いたが、続いた言葉に行動が固まってしまう。
「そのあと、愛人を追いかけて一緒に湖の中に落ちていくかな」
「……よいのではありませんか?」
「セシーリア様!?」
「どちらも大切にするラディ様の御優しい心根故だとおもいますわ」
こればっかりはこれ以上のフォローが思いつかず、セシーリアは苦笑する。
「私は、そもそもラディが愛人を作るなんて嫌ですけどね。皆様は結婚したら愛人を認めるんですか?」
「必要であれば」
令嬢全員がそう答え、最後にセシーリアを見る。視線を受けて穏やかな笑みを浮かべて口を開く。
「伴侶となった方の判断で愛人の有無については決めればよろしいのではないでしょうか」
「シアは優しいな。こんな優しい妻を持てるなんて幸せだよ」
殿下はそう言ってセシーリアの手を取って指先に軽く口づけをする。
「妻にするならシアのような女性だな。愛人にするなら…」
そういって殿下はきょとんとしているシンシア様を意味ありげに見る。
「心から愛しあえる、穏やかな時間を共に過ごせる人がいいだろうな」
その言葉に令嬢たちは一瞬殿下を軽蔑するように見たが、すぐさま何も聞かなかったというように笑みを浮かべる。
「え、ラディ様愛人なんて作る気なんですか?セシーリア様がかわいそうです、愛し合う中に愛人なんて必要ないじゃないですか」
「そういう素直なところはシシーのいいところだよ」
穏やかな笑みと熱を含んだ視線に誰もが気が付き、セシーリアを心配そうに見る。
「ええ本当に。シンシア様はお優しくていらっしゃいますわね。そのような方がラディ様の御傍にいてくださって嬉しく思いますわ」
そういってセシーリアは食事を再開する。令嬢たちは何も言わずにそれに倣うように手を動かし始めたが、殿下はそのあともしばらく熱い視線をシンシア様に向け、シンシア様はその視線にどこか戸惑いを浮かべているが、まんざらでもない表情を浮かべている。
(順調に進んでいるようでなによりです。ライディーン様は殿下相手には何も言えず悶々としていてお気の毒ですが、覚悟を決めればまだ救いはあるでしょうね)
食事を終えてセシーリアはまだ見つめ合う殿下とシンシア様に穏やかな微笑みを浮かべたまま声をかけ、食事を食べるようにすすめた。
「まあ。それでは皆様にご連絡をいたしませんと」
「必要ない。シアの昼食会に私も参加する」
「左様でございますか」
それでは殿下が参加するという旨を連絡しておかなくてはと、教室についてすぐにうす紫の紙を用意し昼食会に殿下が参加するということを書いてサインをすると小鳥に変えて飛ばす。
(…ああ、今日は2年生の下級貴族令嬢との食事会でしたか)
幾羽目かの鳥を作ったところでふと気が付く。ここのところ食事はシンシア様と食べることが多かったが、今日は気分転換にでも複数人と食べることにしたのだろう。
「シシーはメニューは決まったか?」
「いえ」
「ならシシーの好きなものを勝手に注文して置く」
「ありがとうございます」
いざ昼食会になれば、殿下はシンシア様を無視するかのようにセシーリアの腰に手を当て食堂に入ったのだが、セシーリア達が何にしようかと話し始めると、当たり前のようにシンシア様の横に立ち、慣れたように注文を始める。
バスケットを用意しようとした職員に今日は曲道で食べるといって、トレイにまずシンシア様に渡す。
随分とボリュームのある昼食だと思うのだが、殿下も同じぐらいの量をトレイに乗せているのでこれが二人の普通なのだろう。
「シアは何にする?」
「ライ麦パンとサーモンのディップ、キノコのサラダと洋ナシのキャラメリゼをいただこうと思っております」
「それだけか?」
「ええ」
「まあ、シアは細いからな。食も細いんだろう」
「それって私は太いって言ってるんですか?」
「シシーは健康的でいいじゃないか」
「まあ、セシーリア様が細いのは確かですし、比べてほしいとも思いませんけどね」
「シアは細すぎて心配になるぐらいだ、シシーが真似することはないよ」
そう言って殿下はセシーリアにトレイを渡す。殿下たちのトレイに乗った量の半分ほどの物がのっている。
お礼を言って体を横にずらして他の令嬢が注文を終えるのを待つ。
令嬢はほとんどセシーリアと同じぐらいの量しかトレイに乗っていないのを見て、殿下はセシーリアに合わせることはないといったが、令嬢たちは苦笑してこのぐらいがちょうどいいと答える。
「皆シアみたいに細くなりたいのかな」
「皆様十分に細くていらっしゃいますよ。それにこの後はダンスの授業だそうですから」
「だからこそいっぱい食べて体力付けなくちゃいけないじゃないですか」
話しに入ってきたシンシア様に苦笑しながら移動して席に座る。
「そうだな、ダンスの練習は体力が必要だろう。そんなに食が細くて大丈夫なのか?」
「ええ」
令嬢たちが苦笑する。練習とはいえダンス用のドレスに着替えるのだ。お腹いっぱいに詰めてはコルセットを締めることが出来ないし、つけずにおけば食事に膨れたお腹を相手に付けることになってしまう。
「君達がそれでいいのなら構わないが、シアに遠慮しているようなら、そんな必要はないからね」
「遠慮などしておりませんわ。殿下にはあまり知られたくない乙女の意地というものですわ」
「ええ、そうですとも。それにセシーリア様は私たちの憧れですのよ、コルセットがなくてもこんなに素敵なスタイルを維持なさっていて、羨ましいですわ」
「あら私ですか?ふふ、ありがとうございますわ」
「シアのスタイルの良さは私もよく知っているよ。ほかの人には内緒にしておきたいほどだ」
「まあ、ふふ」
「仲睦まじいお二人がいればこの国の未来も安泰ですわね」
「本当に」
ふふふ、と笑いながら優雅に食事を楽しんでいると、殿下の向かいの席に座っているシンシア様がスープを飲んで大きなため息を吐く。
「どうかなさいましたか、シンシア様」
「私はいずれラディのお嫁さんになりますけど、ラディとはもっと笑顔にあふれた本当に幸せな家庭を気づきたいって思っただけです」
「え?」
「作り笑いが絶えない家庭なんて、気持ち悪いじゃないですか。家族なら本当に笑いあって過ごしたいです」
「シシーの夢だもんな」
「はい」
「私は国を背負う立場だからな。必要な時は笑みも浮かべなくちゃいけないから、素直なシシーは羨ましいよ」
嫌味なのか、本音なのか分かりにくいところだが、おそらく本音なのだろう。
殿下の言葉に令嬢たちは笑みを浮かべたまま黙って手と口を動かすことに専念する。
「シアもそう思うだろう?」
「そうですわね。家庭を作ることになったら共に支えあう夫婦となりたいと思いますわ」
「シアとそうなれるように努力しないとね」
「まあ、ふふふ」
「……無理でしょ」
セシーリアと殿下の会話にシンシア様がぼそりとつぶやく。
「まあ、シンシア様はセシーリア様と殿下に何か不満でもございますの?」
クスクスと令嬢の一人が手を止めてシンシア様を見て笑えば、他の令嬢もクスクスと笑う。
「だってラディ様ってば作り笑いばっかり。私と一緒にいるときと全然違うんですもん。セシーリア様だってラディ様の前じゃほとんど作り笑いじゃないですか。合同授業の時のほうが笑ってる気がします」
笑い声が同時に止まる。
「二人して無理してるって感じで、支えあうとかできるんですか?」
「……なかなかに厳しいご指摘ですわ、ねえラディ様」
「ああ……、そうだな。シシーとシアは違うから仕方がないさ。シアといるときは気を引き締めないとと思うし、シシーといるときは心が休まる」
そういって柔らかな笑みを見せる殿下に、シンシア様はほっとしたように笑みを向ける。
「殿下はやっぱりそう笑ってたほうがいいですよ」
「そうか」
殿下とシンシア様の間にだけ穏やかな空気が流れる。
「本当に、お二人は仲がよろしいのですね」
「はい。お友達ですから」
「お友達ですか。随分親しいお友達ですのね」
「そういえば私こんなお話を聞きましたわ」
「まあ、どんなお話しでしょう?」
話し始めた令嬢はクスリとシンシア様に笑みを浮かべると、セシーリアへ顔を向けてにっこりと笑う。
「湖で伴侶と愛人が溺れていて、一人しか助けられないとき、どちらを助けるかというお話しですわ」
それはよくある話で、他の令嬢もクスリと笑みを浮かべる。
「殿下はどうなさいます?」
「もちろん、伴侶を助けるよ」
「まあ。そうですわよねえ」
その言葉に令嬢たちは当たり前だと頷いたが、続いた言葉に行動が固まってしまう。
「そのあと、愛人を追いかけて一緒に湖の中に落ちていくかな」
「……よいのではありませんか?」
「セシーリア様!?」
「どちらも大切にするラディ様の御優しい心根故だとおもいますわ」
こればっかりはこれ以上のフォローが思いつかず、セシーリアは苦笑する。
「私は、そもそもラディが愛人を作るなんて嫌ですけどね。皆様は結婚したら愛人を認めるんですか?」
「必要であれば」
令嬢全員がそう答え、最後にセシーリアを見る。視線を受けて穏やかな笑みを浮かべて口を開く。
「伴侶となった方の判断で愛人の有無については決めればよろしいのではないでしょうか」
「シアは優しいな。こんな優しい妻を持てるなんて幸せだよ」
殿下はそう言ってセシーリアの手を取って指先に軽く口づけをする。
「妻にするならシアのような女性だな。愛人にするなら…」
そういって殿下はきょとんとしているシンシア様を意味ありげに見る。
「心から愛しあえる、穏やかな時間を共に過ごせる人がいいだろうな」
その言葉に令嬢たちは一瞬殿下を軽蔑するように見たが、すぐさま何も聞かなかったというように笑みを浮かべる。
「え、ラディ様愛人なんて作る気なんですか?セシーリア様がかわいそうです、愛し合う中に愛人なんて必要ないじゃないですか」
「そういう素直なところはシシーのいいところだよ」
穏やかな笑みと熱を含んだ視線に誰もが気が付き、セシーリアを心配そうに見る。
「ええ本当に。シンシア様はお優しくていらっしゃいますわね。そのような方がラディ様の御傍にいてくださって嬉しく思いますわ」
そういってセシーリアは食事を再開する。令嬢たちは何も言わずにそれに倣うように手を動かし始めたが、殿下はそのあともしばらく熱い視線をシンシア様に向け、シンシア様はその視線にどこか戸惑いを浮かべているが、まんざらでもない表情を浮かべている。
(順調に進んでいるようでなによりです。ライディーン様は殿下相手には何も言えず悶々としていてお気の毒ですが、覚悟を決めればまだ救いはあるでしょうね)
食事を終えてセシーリアはまだ見つめ合う殿下とシンシア様に穏やかな微笑みを浮かべたまま声をかけ、食事を食べるようにすすめた。
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