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あかいトカゲのゆめ

おくとりょう

かげのあな

がつくと、あたりはくらえません。
つきくもかくれてしまったのでしょうか。
したからはつよかぜいています。

なになんだかからないヤマトくんでしたが、からだこそうとしたときに、づいてしまいました。

したちてるーーーっ?!)

じつは、ふかふかあなをずぅーーーっとちている途 中 と ち ゅ うだったのでした。

びっくりしすぎて、こえせず、からだ上手うまうごかせません。
こわれた人形にんぎょうのようにちていきました。

(もうダメだー!
だれたすけて!!)


……
………どすんっ!

「……あれ?」

おそるおそるけると、おおきなおとこひとちてきたヤマトくんのことをキャッチしてくれていました。

でも、またもや、ヤマトくんはびっくり!!

そのおとこひとは、こしすこし、がっているのに、ヤマトくんの5人分くらいの身長しんちょうがあります。

しかし、ヤマトくんがおどろいたのは、かれおおきいからでは、ありません。
かれ全身ぜんしんくろだったからです。かおからだも、くろでした。
それは、まるで暗闇くらやみのような、まれてしまいそうなくろでした。



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