あかいトカゲのゆめ
かげのあな
気がつくと、あたりは真っ暗で何も見えません。
月は雲に隠れてしまったのでしょうか。
下からは強い風が吹いています。
何が何だか分からないヤマトくんでしたが、体を起こそうとしたときに、気づいてしまいました。
(下に落ちてるーーーっ?!)
実は、深い深い穴をずぅーーーっと落ちている途 中 だったのでした。
びっくりしすぎて、声は出せず、体も上手く動かせません。
壊れた人形のように落ちていきました。
(もうダメだー!
誰か助けて!!)
…
……
………どすんっ!
「……あれ?」
おそるおそる目を開けると、大きな男の人が落ちてきたヤマトくんのことをキャッチしてくれていました。
でも、またもや、ヤマトくんはびっくり!!
その男の人は、腰が少し、曲がっているのに、ヤマトくんの5人分くらいの身長があります。
しかし、ヤマトくんが驚いたのは、彼が大きいからでは、ありません。
彼が全身、真っ黒だったからです。顔も体も、真っ黒でした。
それは、まるで暗闇のような、吸い込まれてしまいそうな黒でした。
月は雲に隠れてしまったのでしょうか。
下からは強い風が吹いています。
何が何だか分からないヤマトくんでしたが、体を起こそうとしたときに、気づいてしまいました。
(下に落ちてるーーーっ?!)
実は、深い深い穴をずぅーーーっと落ちている途 中 だったのでした。
びっくりしすぎて、声は出せず、体も上手く動かせません。
壊れた人形のように落ちていきました。
(もうダメだー!
誰か助けて!!)
…
……
………どすんっ!
「……あれ?」
おそるおそる目を開けると、大きな男の人が落ちてきたヤマトくんのことをキャッチしてくれていました。
でも、またもや、ヤマトくんはびっくり!!
その男の人は、腰が少し、曲がっているのに、ヤマトくんの5人分くらいの身長があります。
しかし、ヤマトくんが驚いたのは、彼が大きいからでは、ありません。
彼が全身、真っ黒だったからです。顔も体も、真っ黒でした。
それは、まるで暗闇のような、吸い込まれてしまいそうな黒でした。
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