話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

絶対孤独

せだ きるや

33 狂気のダンスホール

伝染する虚飾を着飾って
ダンスホールでステップを踏む

加速するリズムが鼓動を凌駕する

ゆっくりと回るミラーボールが
青白い横顔を染め上げる

ハーメルンの笛吹きは殺された

その屍を乗り越え
乱れたリズムで
どこへ行く

狂った人波は
いつホールを溢れ出す?

「絶対孤独」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「詩」の人気作品

コメント

コメントを書く