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異世界クロスロード ゆっくり強く、逞しく

アナザー

第33話 ダンジョン攻略 より良い効率を求めて

・セリス
「よーし、着いたな。
ここから3階までは寄り道しないで進む。
ハリス、サリスを先頭に
リーシュ、マルチ、ライオット、
殿はミミとアタシだ。
荷物はライオットに任せる。
持ちきれない荷物はリーシュとマルチに任せる。
ここまでで質問はあるか?」

・「なあ、セリス
荷物の中にある武器は好きに使って良いの?」

・セリス
「ライオットは体術じゃなかったか?」

・「いや、金がなかったから仕方なく体術で対応していただけだよ。
色々使ってみたいなぁって思ってさ。
、、、、あれ、なんか変なこと言った?」

周りのみんながこちらを見て驚いている。
リーシュさんなんてちょっと涙ぐんでいる。

・ハリス
「へい、ライオット君。
君の好きな物を使えば良いさ。
困った事があれば何でも言ってくれ。
君は俺達のパーティーメンバーだ。
遠慮する事はないさ。」

ハリスさんが妙に優しくしてくれる。
周りの人もちょっと涙目で頷いてくれる、、、
うむ、勘違いされてるね。
まあ、良いか、、、弁解が面倒くさい

・リーシュさん
「ライオットさん、辛い時は言ってね。」

・マルチ
「ライオット、私はいつも側にいる」

・ミミ
「ライオット、アタシのお肉、少しあげるね。」

・セリス
「お前の好きにすれば良い、文句を言う奴はアタシが黙らせる、」

・ハリス
「俺はライオット君の味方だよ」

・サリス
「そう言えば買う時間が無かったわね。
忙しそうだったし、、」

1人的確に突っ込んで来てますが、、、、
とても嬉しいです。

・「ありがとうございます。
色々と迷惑かけると思いますが、
宜しくお願いします。」

・セリス
「では出発だ。
何かあれば声を掛け合いながら行こう。」

一行はダンジョンに入った。
遂にダンジョンだ!
心臓は信じられない程、早い鼓動をしている。
ちょっと痛いくらいだ。
荷物は多く、バランスを取るのがちょっと難しいけれども、倒れるわけにいかない。
だから、マップオープンは使っていない。
魔物が近づけばサリスさんが反応する筈だ。
だが、緊張感だけは保って行こう。
しっかり気配を探って行こう。
俺は1番弱い、、、
状況判断だけは間違えない様に、、、

・セリス
「ここらか地下二階に降りる。
二階からは魔物が出て来るから気を引き締めろ。
迎撃はサリスが担当、撃ち漏らしたらハリスが止めてアタシかミミで対応する。
マルチは全体のサポート、リーシュとライオットはパーティーの中心で待機、状況に応じた行動をしてくれ。
判断は2人に任せる。」

まだ魔物出て来なかったんかーい!
俺の緊張を返してくれ、、、
なんかドッと疲れた。
お陰で落ち着いたけどね。
まあ、なるようになるか、、、
よく考えたら凄まじく強いパーティーだし。
みんなが負ける様な敵が来たら俺なんて何も出来ないだろうし、、、
気楽に行こう。
折角だから楽しんで行こうかな。

・サリス
「前方敵3、、、奇襲で行きます。」

そう言うとサリスさんが消える、、、

・カルラを倒しました
・カルラを倒しました
・イビルフライを倒しました
・ボーナスが入ります

アナウンスが一気に流れる、、、
あれ、俺にも経験値が入ってるのかな?
数値が見えないからわからない、、、
ん〜、どちらでも良いか。
入ってたらそのうちレベル上がるだろうし、上がらなければそれで良いしね。

・サリス
「ただいま、
この辺りの素材は魔法石のみ取っていくわ。
サリーヌさんに聞いたけど、ライオットさん集めてるのよね?」

・「はい、でも良いんですか?」

・サリス
「構わないわよ、既に皆の了承は得ています。」

・「皆さんありがとうございます。」

流石はサリスさん、、、仕事が完璧だ。
しかし魔法石はありがたい。
それなりに溜まってきたし、そろそろ実験も始めようかな。

・ハリス
「しかし、サリスさん。
その移動方法は何かな?
どうやら魔法を使っているみたいだったが、、
あの加速力、観ていたけど度肝を抜かれたよ。」

・サリス
「ふふふ、凄いでしょう?
ライオットさんに教えて貰ったよ!
まだまだ試したい事もあるし、楽しみだわぁ」

あ、、戦闘狂のサリスさんが顔を出し始めてる。
実は戦闘狂なんだよな、この先がちょっと怖い。

・ハリス
「へぇ、ライオット君にね。
凄いじゃないか、少し彼の評価を変えなければならないな。
一部を除いて、、、、」

その、一部ってのが怖いのですが、、
一部ってなんだ?
そんな俺の不安など知りもしない一行はドンドン進んでいく。
途中で魔物に遭遇しそうになるが、サリスさんのスカウト能力で全て奇襲で蹴散らしていく。
その度にサリスさんが嬉しそうにしているのが印象的だった。
そして、遂に地下三階のセーフティーゾーン入る

・セリス
「よーし、今日はここまでだ。
予想到着時間から、かなり早く着いてしまったが、野営する場所はここにする。
ダンジョンでは急いでも良い事などないからな。
ゆっくり行こう。
野営の準備が終了したら各自自由時間だ。
ライオット、マルチ、お前達は周辺でレベル上げしてきて良いぞ。」

・「マジで?
やったね、セリスありがとう!
では早速、、、杖と盾借りて行こうかな。」

・マルチ
「私は杖で行こう、、、
前衛は任せて良い?」

・「勿論だよ、
色々と試したい事もあるし、」

俺の色々試したい事ある発言に、サリスさんとセリスが過敏に反応する。

・セリス
「あ、、アタシも行こうかな、、。
ちょっと心配だし、、」

・サリス
「貴方はリーダーなんだから、ここを仕切らなきゃね、心配なら私が行きます、」

・リーシュ
「それなら私が行きます。
回復要因は必要でしょう?」

・ミミ
「アタシが行く!
ジッとしてるの暇〜。」

そして4人の牽制合戦が始まる。
ミミさんは暇つぶしで来たいんだろうなぁ。

・ハリス
「俺の、、、嫉妬の心が張り裂けそうだ。」

ハリスさんが下を向いてぶつぶつ言ってる。
うわぁ、、、これどうすれば良いの?

・マルチ
「みんなが来ると、、、
ライオットのレベル上がらない。
ライオットが可愛そう。
それでも、来る?」

マルチさんの一撃が4人を襲う。
そして何も言えなくなった、、、。
マルチの一人勝ちだな。

・セリス
「確かに、目的を考えるとアタシらは行けねぇな。
わかった、2人で行って来い。
ライオット、、、何か凄い事を閃いたら教えてくれると嬉しい。」

・マルチ
「私が監視しておく。
何かあったら連絡するから。」

・サリス
「マルチ、頼んだわよ。
ライオットさん、私はまだ防御不能斬撃を教わってませんので、その内教えてほしいわ。」

防御不能斬撃の発言でサリスさんが質問攻めに遭い始めた。
今がチャンスだ、逃げようと思います。

・「マルチ、こっそり行こう、、、。」

・マルチ
「うん、了解。」

2人は上手く抜け出す事に成功する。

・「さてと、んじゃどんどん倒して行こうか!」

・マルチ
「おー!」

・ミミ
「おー!」

・「ブホッ!
ミミさん、いつの間に、、、」

・ミミ
「ふふふ、アタシを撒こうなど10年早い!
実はママからこんなマジックアイテムを貰っているのです!」

ミミさんは綺麗な首飾りを出した。
マジックアイテム?
ミミさんのお母さんって冒険者なのかな?
ひょっとしたら高レベルの人なのかも、、、

・ミミ
「これはね、レベル差や能力差関係なく経験値が入るって言う神アイテムなのです!
高レベル者には入らないけどね。
これがあれば一緒にレベル上げ出来るよ?
一緒に行って良い?」

・「まあ、そう言う事なら、、、
でも、ミミさんは退屈じゃないです?
俺達はまだ弱いから、弱い相手しか倒せないよ?」

・ミミ
「大丈夫だよー!
ライオットと一緒に居たかっただけだからさ。
んじゃドンドン倒してレベル上げよう。」  

そんな訳でミミさんが来てくれた。
まさかのパワーレベリングだな。
良いか、どうせだから何でも利用してやろう。

・「マップオープン、、、
おー、ダンジョンだとこんな風に見えるんだ。
魔物は部屋に数匹居て通路には居ないんだね。
これなら部屋の前まで行って、奇襲で終わるね」

・ミミ
「ライオット、スカウト出来るの?」

・「出来ますよ〜。
んじゃ、ガンガン行きますか」

3人は走り出した。
とりあえず初めの部屋の手前で止まる。

・「この先に敵が3匹ですね。
ちょっと試したい事がありまして、俺に任せて貰っても宜しいでしょうか?」

・ミミ
「わかった!
んじゃアタシはサポートでライオットの後ろに付いて動くよ。
手出しはしないけど、危ないって思ったら助けるからね」

・マルチ
「私の魔法でいつでも助ける。
ライオットのやりたい事をやって。」

・「2人ともありがとう。
さてと、やりたい事は2つ、、、」

まず、魔法石で作った粉を袋に詰めます。
それがひとつ。
後はこっち、、、
俺は杖の先に魔力を集める。
そして先を尖らせ、殺傷能力を高める。
更に炎で刃の部分を作り安定させる。

・「名付けて【フレイムスピア】
突き刺して焼き尽くす、炎の槍!
、、、、、、なんてね。」

・マルチ
「おぉ〜!
カッコいい!」  

・ミミ
「おぉ!
カッコいいぞ!」

殆どの同じ反応だ、、、
流石お肉コンビ、息がぴったりだね。

・「では行きます。
まずは部屋に入って左側の敵2体を遠隔で、次に中心付近より右側にいる敵を近接で仕留めます。
フォローお願いします。」

俺は部屋の中に入る。
まずは2体同時に倒す。
魔力を含んだ魔法石の粉袋を投げつけ、敵の場所で
遠隔爆破、すると魔力石の粉が舞い散る。

・マルチ
「綺麗、、、キラキラしてる。」

そこに炎を投げ込む、、

『魔法石粉塵爆弾』
魔法石の粉で炎の魔力を連鎖爆破!

ドゴーン

・カルラを倒しました
・イービルフライを倒しました

そのまま俺はもう一匹に突進する。

・「せいやっ!」

【フレイムスピア】が当たった瞬間、魔力を少し切り離し流し込む、すると敵が燃え上がる。

・イビルフライを倒しました。
・槍術スキルを覚えました。
以降、槍術レベルが解放されます。

・「よし、実験成功だ!
後はステータスを見てっと。」

俺はステータスを確認してある項目を見る

レベル17 所持金 16309c
筋力 82 +20(特  +20(加
知力 97 +20(特 +40(加
敏捷性 95 +30(特
・スキル
自動マーカー、マップ、精神自動回復、順応力 
・魔法
癒しの鼓動
風魔法 レベル23
炎魔法 レベル16
水属性 レベル28
・技能
剣術レベル8 補正レベル1  筋力 2 敏捷生 2
杖術レベル2
槍術レベル1
盾術レベル2
体術レベル19 補正レベル3 筋力 8 俊敏性 12
射撃レベル 9補正レベル1 筋力 2 俊敏性 2
・特殊技能 補正値パッシブ(特
採取レベル12 補正レベル2 筋力 10 知力 10
採掘レベル11 補正レベル2 筋力 10 敏捷性 10
魔装術レベル9 補正値レベル1 知力 10
操舵レベル12 補正レベル2 俊敏性 20
・加工技能 補正値パッシブ(加
裁縫レベル10 補正レベル2 知力 20
鍛治レベル10 補正レベル2 筋力 20
錬金レベル10 補正レベル2 知力 20

ふふふふ、大成功だ、、、
俺の狙いはこうだ。
盾を装備する事で盾レベルを上げる。
杖を使う事で杖レベルを上げる。
ここまでは普通だ。
ここから、杖を魔力で強引に槍に変える。
更に刃を属性で纏う事で属性レベルを、
そして魔力を流し込んで攻撃する『魔装術』を使う事で、一気にレベルを上げる事にした。
結果はどうだ、、
杖、盾、槍、火属性、『魔装術』
5つのスキルレベルを上げる事に成功した。

・「ふふふふふ、堪らないぜ。」

おっと、忘れてはいけない『魔法石粉塵爆弾』も大成功だ。
これで戦略もグッと広がるね。

・マルチ
「何が何だかわからない。
とりあえず、流石はライオット」

・ミミ
「ライオット、戦う所初めて見た。
凄いんだね。
ライオットなら、本当にママの試練を超えれるかもしれない、、、ママ、やっと、見つけたかも。」

そんな事を言われているのに気付かない。
俺はステータスを確認して幸せに浸っていたが、やっと意識が現実に戻ってくる。

・「すみませんでした。
実験は大成功でしたので、私のやりたい事はこれで終わります。
後はレベル上げをしますので、敵を見かけたら殲滅といきましょう。」

・ミミ&マルチ
「おぉー!」

さてと、マップオープン、、、、
そう言えば、、、

「このダンジョンなんですけど、この階だけなのかは知りませんが、一部屋に3匹固定ですね。
なので、進行方向から見て左側をミミさんが、右側を俺が、マルチは俺の指示でどちらかに居るもう1匹を倒す形で行きましょう。
一人一倒でお願いします。
そうすれば止まらずに進めると思いますので。
落ちた魔法石はマルチが水魔法か何かで回収して貰うね。
面倒だったり、無理そうなら無視してOK。
レベルメインでドンドン行きたいと思います。」

・ミミ
「オッケー!
わかりやすくて良いね。」

・マルチ
「ライオットの指示に従う。」

・「では、まずはやってみましょう。
作戦も改善点が有ればドンドン教えてね。」

そして3人は走り出す。
ライオットはマップを見ながら的確に指示を出す

・「次、右側2、内側狙撃。」

・マルチ
「了解」

最初は少しだけぎこちない動きもあったが、指示が単純で簡単な為、ふた部屋目にはタイムロスなく掛ける抜けることが出来た。

・「良い感じですね。
このまま少しずつスピードを上げて行きます。」

そして加速しながら部屋を殲滅していく。
敵にしたら気付いた時には既に倒されている。
何が起きたか判らないだろう、、、
とにかく突き進んで行った。
しかし、、、
1箇所だけ気になる点を見つけたライオット。
進みながらもどうするか、少し悩んでいた。
そして、、体感で1時間程走り抜いて止まる。

・「ふぅ〜、、、結構やりましたね。
ダンジョンのレベル上げって凄く効率がいい。
倒した敵が一周して戻ってくると生き返っているんだもの。
リポップってヤツですかね。」

・ミミ
「魔物は基本的に魔力がある場所では倒してもその内復活するみたい。
ダンジョンだとその早さが外よりも早い。
しかし、こんなにもスムーズに沢山の魔物を倒したのは初めてだから、楽しかった。」  

・マルチ
「ライオットと出会うまではレベル1だったのに、
貴方と出会って数日でもうこんなレベルに、、
本当にライオットは凄いよ。」

・「楽しかったね。
出来ればもう少しやりたい所だけど、ちょっと気になる事があってさ。
勝手に動くのもアレだし、セリスに許可を取ってから調べようかと思ってるんだ。」

・ミミ
「気になる事?
なんだろう?」

・「とりあえず野営地に戻ろうか。」

・マルチ
「うん」

3人は野営地に向かう。
レベル上げを切り上げた場所を近場にしておいたのですぐにたどり着く。
その頃には既にテントもあり、食事の用意も始まっていた。

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