僕と彼女のアヤカシ奇譚
冴えないボクとアヤカシ〜序章〜
はじめまして。僕、白河颯太って言います。シラカワハヤタって読みます。
中堅の大学に通い、アルバイトは週3回のカフェ勤務! そうまったくもってごく一般的な男子です。
そんな僕に最近彼女が出来たんです。美人で家庭的で友達も多く信頼が厚い、勉強もスポーツも出来る誰もが羨む女性なんです。まさに完璧! はい、もちろん僕の一目惚れでした。それだけ素敵だったんですよ、野上莉子さんは!
ダメでもともと当たって砕けろ精神で告白したらまさかのOK! 信じられますか? この全国の冴えない男子代表の僕が、ですよ。
だけど、この彼女。すこーし、ほんのすこーしだけ問題があったんです。
どうやら彼女、霊感があるみたいなんです。最初は冗談かなって思っていたんですけど。何せ僕、チキンなもので。ホラーだうんぬんって苦手なんです。
とりあえず初めは真に受けなかったんですが、これがどうやらマジらしくて。
まあ、確かになんだか不可思議な出来事はたくさん起こります。マジもマジ。大マジです。
そんなわけで彼女と付き合っていく中で色々と恐怖な体験をするんですよ。これから話す物語はそんな彼女との恐怖話なんです。
さあ、夜トイレに行けなくなるくらい震え上がるアヤカシ奇彈と僕ら2人のスイートラブストーリーのはじまりはじまり。
え? スイートは求めてないって? ……まあ、かたいことは言わないで、そんなちょっと捻くれ坊主な君も、本編いってみようか?
 
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