(旧)こっそり守る苦労人
とある回想
佳奈回想 
私は・・・親に捨てれれた、理由は私のチカラが原因 
  一般的な家庭で育て、父はサラリーマンで母は専業主婦、兄弟はいなくて一人っ子でした。父も母も優しくて、毎日が楽しかった・・・あの日が来るまでは 
 私が異能に目覚めたのは、6歳の誕生日の時、突然カラダから白い光が発光して、私の意識を奪い、目が覚めたら・・・・家が崩壊していた。 
能力の暴走だ。
 両親は、命に別条は無かったが、私の見る目が変わっていた・・・化け物を見る目で・・怯えていた。
それが私が両親を見る最後だった。 
私は異能機関の施設に入れられた、自分の能力について調べられたが、系統が分からず、長い間、隔離の様な対応を受け続けた。 
 施設に入れられてから3年程経ったある日、出会いがあった。  
 
後に私の上司になるタカさん、日本異能機関『四神』青龍の作戦隊長高林 慎介、彼は私の後見人になりたいと言ってきたが、その頃には、私は心を閉ざしており、彼の話を全然聞いてなかった。
 だが、彼は何度も私に会いに来た、反応ない私に何度もお話をしてくれて、更に1つ年上なのに既に現役だった翔子さんを連れて来たこともあった。
 翔子さんは、私を妹の様に接してきて、任務の合間にも会いに来て、色々なお話をしてくれた。
 こんなやりとりが2年程経った頃には、私も2人に心を開いて、お話をしていた。
タカさんの事は父親とは言わないけど、翔子さんはお姉さんの様に慕っていました。
 暫くして、私はタカさんや翔子さんのいる異能機関『四神』に入りました、2人に恩があったのもあるが、私の様な子を新たに生み出したくないという気持ちで一杯だったからだ。タカさんや翔子さんと一緒に自分の異能の訓練をしながら、任務に参加してお手伝いしていきました。(時々タカさんにからかわれたりして、散々だったが、そうゆう時は決まって、翔子さんがタカさんを正座させて、お説教してました。)  
 最初は、小さなお手伝いだったが、徐々に行えれる範囲が増えていき(江梨ちゃんや蓮君ともこの頃に出会った。)4年程経った頃には、異能もある程度使える様になって私も機関の異能者として、各地で魔獣との戦っていた。
『四神』青龍に所属して約5年が経った頃、タカさんから潜入任務の話がきた。
内容は、ある街にいる異能者の捜索と勧誘・・・だった最初は
タカさんがまた私を嵌めたのだ。(これについては、その後、大量のお買い物の領収書で我慢してあげました。)
本当の任務は、異能者を捜索して、勧誘が駄目なら残って協力して街を魔獣から守るとの事だった・・・何故最初に言ってくれなかったのか?改めて考えるとムカっときた。
そして、任務内容にでた異能者だが・・・これが予想を以上だった。
潜入先で友達になった男の子だったが、普段はなんと言うか・・・変わった人でした。
優しい一面もあれば、ふざけた部分もあるがクラスの中心にいるのだ。
あとモテるみたい、同じクラスの子や学校のアイドルに生徒副会長、他にもいる様だ、わたしが以前入っていた学校は女子校なので、女子同士で話す事はあっても、こういった実際の現場を見るのは初めてだった。(江梨ちゃんがこうゆうのが好きで、よく聞かされていた。)
それに長い経験の末身に付いた異能者を見分ける匂い、異能者特有の匂いが彼には全くせず、正直・・異能者だとは思えなかった。  
彼が泉君が戦っているのを見るまでは
溶岩魔獣との死闘
あの時の彼は、普段と全然違っていた、冷たい目で相手を見て、冷たい口調で話す泉君、身体から出ているのは、私ではとても出せない程の突き刺されそうな冷たい殺気で魔獣と対峙した。
 戦況は一方的だった、本来は異能者が最低5人は必要なBランクの魔獣を相手に彼は圧倒していた。 
魔獣を退治後、彼に色々な事を聞いた、ずっと前からこの街に出て来る魔獣を討伐している事、私と同じ【特異型】の異能である事、何処の機関でも実施されていない心力を使った特殊な技法など、そして今後について話していった。
話していくうちに、わかった事があった、彼は、私の事を『転校生』と呼んで決して名前で呼ぼうとしない、私はバカだけど、昔の事があってか、相手の感情を感じ取れる時がある・・それに今回は分かりやすかった。 
 泉君が私を見る目・・・私はあの目を知ってる・・・・・・アレは昔の私と・・・・・・同じ目     
彼は多分・・・信じてないのだ・・私の事を・・
 昔の私がそうだったように・・・・    
 
でもこれは仕方のない事、いきなり現れた人が同じ異能者で自分の味方と言っても信じてもらえるわけがない、彼は信じると言ったけど、まだ疑って警戒してるのだ、私を 
そう思うとちょっと、哀しい・・・でも大丈夫 
私も最初はそうだった、タカさんと翔子さんに何度も話し掛けてもらって、2年も掛けてやっと2人を見る事ができたのだ。
あの時は2人に助けてもらった・・・今度は私の番だ! 
私が彼にちゃんと見てもらえる様、頑張るんだ! 
 
それがいつになるか分からないけど、
それでも、私は諦めない、何度でも呼び掛ける。
 
彼が私を見てくれる時まで 
そしていつか・・・ふたりで  
生徒会のお願い 前編へ続く。  
 
おまけ
なぜタカさん?
高林「佳奈君」 
佳奈「はい、なんですか?」
高林「前から思ってたけど、なぜ私のことをタカさんと呼ぶのかな?」
佳奈「それはタカさんがタカさんだからですよ?」
高林「いや、そんな哲学の様なことを言われてもね?私の名前は高林だよ?仮にも君の後見人何だからせめて、高林さん?ぐらいで頼めないかな?」
佳奈「う〜ん・・・・無理ですね。」
高林「な、何故なんだい!?」
佳奈「だってタカさんはタカさんだから」
高林「・・・・いやだからそれは」
*この後2時間程このやり取りが続きましたが、最後は必ず『タカさんはタカさんだから』で終わってしまう、永久ループへ進んでいきました。(最終的にタカさんが折れる事で、話が着きました。)  
私は・・・親に捨てれれた、理由は私のチカラが原因 
  一般的な家庭で育て、父はサラリーマンで母は専業主婦、兄弟はいなくて一人っ子でした。父も母も優しくて、毎日が楽しかった・・・あの日が来るまでは 
 私が異能に目覚めたのは、6歳の誕生日の時、突然カラダから白い光が発光して、私の意識を奪い、目が覚めたら・・・・家が崩壊していた。 
能力の暴走だ。
 両親は、命に別条は無かったが、私の見る目が変わっていた・・・化け物を見る目で・・怯えていた。
それが私が両親を見る最後だった。 
私は異能機関の施設に入れられた、自分の能力について調べられたが、系統が分からず、長い間、隔離の様な対応を受け続けた。 
 施設に入れられてから3年程経ったある日、出会いがあった。  
 
後に私の上司になるタカさん、日本異能機関『四神』青龍の作戦隊長高林 慎介、彼は私の後見人になりたいと言ってきたが、その頃には、私は心を閉ざしており、彼の話を全然聞いてなかった。
 だが、彼は何度も私に会いに来た、反応ない私に何度もお話をしてくれて、更に1つ年上なのに既に現役だった翔子さんを連れて来たこともあった。
 翔子さんは、私を妹の様に接してきて、任務の合間にも会いに来て、色々なお話をしてくれた。
 こんなやりとりが2年程経った頃には、私も2人に心を開いて、お話をしていた。
タカさんの事は父親とは言わないけど、翔子さんはお姉さんの様に慕っていました。
 暫くして、私はタカさんや翔子さんのいる異能機関『四神』に入りました、2人に恩があったのもあるが、私の様な子を新たに生み出したくないという気持ちで一杯だったからだ。タカさんや翔子さんと一緒に自分の異能の訓練をしながら、任務に参加してお手伝いしていきました。(時々タカさんにからかわれたりして、散々だったが、そうゆう時は決まって、翔子さんがタカさんを正座させて、お説教してました。)  
 最初は、小さなお手伝いだったが、徐々に行えれる範囲が増えていき(江梨ちゃんや蓮君ともこの頃に出会った。)4年程経った頃には、異能もある程度使える様になって私も機関の異能者として、各地で魔獣との戦っていた。
『四神』青龍に所属して約5年が経った頃、タカさんから潜入任務の話がきた。
内容は、ある街にいる異能者の捜索と勧誘・・・だった最初は
タカさんがまた私を嵌めたのだ。(これについては、その後、大量のお買い物の領収書で我慢してあげました。)
本当の任務は、異能者を捜索して、勧誘が駄目なら残って協力して街を魔獣から守るとの事だった・・・何故最初に言ってくれなかったのか?改めて考えるとムカっときた。
そして、任務内容にでた異能者だが・・・これが予想を以上だった。
潜入先で友達になった男の子だったが、普段はなんと言うか・・・変わった人でした。
優しい一面もあれば、ふざけた部分もあるがクラスの中心にいるのだ。
あとモテるみたい、同じクラスの子や学校のアイドルに生徒副会長、他にもいる様だ、わたしが以前入っていた学校は女子校なので、女子同士で話す事はあっても、こういった実際の現場を見るのは初めてだった。(江梨ちゃんがこうゆうのが好きで、よく聞かされていた。)
それに長い経験の末身に付いた異能者を見分ける匂い、異能者特有の匂いが彼には全くせず、正直・・異能者だとは思えなかった。  
彼が泉君が戦っているのを見るまでは
溶岩魔獣との死闘
あの時の彼は、普段と全然違っていた、冷たい目で相手を見て、冷たい口調で話す泉君、身体から出ているのは、私ではとても出せない程の突き刺されそうな冷たい殺気で魔獣と対峙した。
 戦況は一方的だった、本来は異能者が最低5人は必要なBランクの魔獣を相手に彼は圧倒していた。 
魔獣を退治後、彼に色々な事を聞いた、ずっと前からこの街に出て来る魔獣を討伐している事、私と同じ【特異型】の異能である事、何処の機関でも実施されていない心力を使った特殊な技法など、そして今後について話していった。
話していくうちに、わかった事があった、彼は、私の事を『転校生』と呼んで決して名前で呼ぼうとしない、私はバカだけど、昔の事があってか、相手の感情を感じ取れる時がある・・それに今回は分かりやすかった。 
 泉君が私を見る目・・・私はあの目を知ってる・・・・・・アレは昔の私と・・・・・・同じ目     
彼は多分・・・信じてないのだ・・私の事を・・
 昔の私がそうだったように・・・・    
 
でもこれは仕方のない事、いきなり現れた人が同じ異能者で自分の味方と言っても信じてもらえるわけがない、彼は信じると言ったけど、まだ疑って警戒してるのだ、私を 
そう思うとちょっと、哀しい・・・でも大丈夫 
私も最初はそうだった、タカさんと翔子さんに何度も話し掛けてもらって、2年も掛けてやっと2人を見る事ができたのだ。
あの時は2人に助けてもらった・・・今度は私の番だ! 
私が彼にちゃんと見てもらえる様、頑張るんだ! 
 
それがいつになるか分からないけど、
それでも、私は諦めない、何度でも呼び掛ける。
 
彼が私を見てくれる時まで 
そしていつか・・・ふたりで  
生徒会のお願い 前編へ続く。  
 
おまけ
なぜタカさん?
高林「佳奈君」 
佳奈「はい、なんですか?」
高林「前から思ってたけど、なぜ私のことをタカさんと呼ぶのかな?」
佳奈「それはタカさんがタカさんだからですよ?」
高林「いや、そんな哲学の様なことを言われてもね?私の名前は高林だよ?仮にも君の後見人何だからせめて、高林さん?ぐらいで頼めないかな?」
佳奈「う〜ん・・・・無理ですね。」
高林「な、何故なんだい!?」
佳奈「だってタカさんはタカさんだから」
高林「・・・・いやだからそれは」
*この後2時間程このやり取りが続きましたが、最後は必ず『タカさんはタカさんだから』で終わってしまう、永久ループへ進んでいきました。(最終的にタカさんが折れる事で、話が着きました。)  
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