最果ての国から無謀な開拓を進める英雄譚~発展停止?よし!世界開拓しよう~
第40話大きな壁と闇
ガラガラ、、
「やったか?」
『微かに魔素が残っている。』
次立ち上がってきたら体力面もヤバイぞ…
あと捕まってから何分たった?約束の時間に間に合うか!?
「くっ、結構痛かったわ。でもまだ戦えるわ、よ?」
ガクッ
やっと麻痺毒がまわってきたか。すこしでも
触れたら立てなくなるほどにはなるだろう
「ふぅ、じゃあ言うこと聞いてもらいましょうか」
「はぁ、負けたわ。煮るなり焼くなりして」
「願いは、九音天散答を脱退してください」
「!?何を!」
「何でも聞くんですよね?流石に約束を破ったりするなんてことは、」
「…っ、分かったわ。約束は守る。けど女だけの世界は諦めてないわよ」
「いいですよ。もしもまた会ったら戦うかもしれないですね」
「ふふっ、じゃあまたね。小さい英雄君」
ガチャ
『お疲れ様じゃな』
「途中で寝るのやめてくれよ…重すぎてヤバイんだぞ」
『女性に重いというのは言ってはいけないランキングでトップ10にははいるのじゃぞ』
「それじゃ、エリザとルーナの所にいくか」
『聞いてるのか!?というか疲労で倒れるなよ?』
「治癒魔法を覚えておけばよかった…」
「遅いな。もう15分遅れている」
「あははーすいません。ちゃんと時間通り帰ってくるって言っていた筈なんですが、」
「すいませーーん!!遅れましたー」
『ルーク待つのじゃー!』
「はぁ、何で遅くなったかのかは聞かないでおいてやるが、せめてそのボロボロの服を着替えてから来い。一応大臣としていくんだからな」
「はい、わかりました」
「全く、、、ん?さっきのは常闇なのか?………まさかな!」
ガラガラガラガラガラ
「にしても九音天散答は残り8人になったわけだが、あと1人はスピード兄弟が見つけてて、あと7人か。七竜は残り4で、魔帝三人衆は噂も聞かないな。」
『あいつらは本当に気まぐれじゃからな。幹部より地位は下といってもそれはなにも活動していないからじゃ。強さはさっきのやつより5倍は強い』
「常闇はあったことあるのか?」
『うむ、前の主との旅で三人とも会った。だが、戦わなかった。気分じゃなかったようじゃ。』
"海王"リヴァイアサン
海の帝王、魔王との戦闘時致命傷をいれたが、敵わず手下になった。さらに昔には近くの国を壊滅させたといわれている。
現在の所在地は不明
"竜王" ファフニール
竜の中で頂点に君臨する王。普段は人が入れない山の奥で潜んでいるが、魔王が魔王軍に誘ったときは激怒をし、大きな山が吹き飛んでいる。現在の所在地は不明
"妖精王"オーベロン
 普段は温厚な性格だが、一度怒らすと誰も手につかなくなる。怒った時に魔王と戦い三日かけて決着がついた。現在の所在地は不明
全員所在地不明、本当に人里から離れているのか?
まぁこの世界の地理はまだ全然分からないからな 
『ちなみに三体の大きさは
リヴァイアサンが約24m、ファフニールが35m、オーベロンが3mじゃな』
「オーベロンだけ少し小さいな。俺らからしたら大分大きいが、」
いずれか戦うときが来る。そのときまでに鍛えとかないとな。
5時間後
「ついたぞ、王城だ。ここからはこれを着ろ」
「これは?」
「この王国の紋章が入ってる服だ。王の関係者や親類しかきれない。大臣だからこのぐらいはしないとな」
「なるほどです」
「おい、止まれ。ここからは王城、関係者のものか?」
「あぁ、クルシュ=エリザだ」
「エリザ様!?失礼しました。そちらの方は、、大臣で?」
「ゴホン!はいそうです」
「そうです」
「どうぞ、他の候補者様もおこしになってます」
「げ、アイツもいるのか」
「あいつ?」
「ん~今日も美しいなエリザよ」
「あぁ、そりゃどうも」
「コドネ、あんたは私の婚約者でしょ。しっかりしなさい」
「いいじゃないですか。エリザを側室に向かい入れても」
「私が勝つのも決まってないよ!いつもごめんね。エリザ」
「大丈夫だ。コイツのことは全く気にしてない」
重い、エリザはいつもこの空気を耐えていたのか。
1人目の候補者、マモーズ=リアン。
その大臣のカントーレ=コドネ
エリザの幼馴染みで、いつも三人で遊んでたらしい。
『幼馴染みの雰囲気がこれって、もう幼なじんでないじゃな。ハッハッハッ』
「…」
『…』
「あら、落ちこぼれの妹がいるじゃない。
大変ね。あんなのを姉にもって」
「姉さんを悪く言うな」
「あー怖い目付き、そんなんじゃ王妃に選ばれないわよ?」
「くっ、!」
「12日後が楽しみね。」
「感じ悪いやつ!なんなんですかね」
「…」
二人目の候補者ホクオー=イザベラ
いつも何かとエリザに突っかかってきているらしい。魔力が候補者の中で一番だそうだ
『今日は候補者の中の二人にしか会えんかったの。ルークはどう思う?』
「それはイザベラさんの方か?」
『あぁ、あやつの後ろには何か憑いているような気がする』
「呪いか?それとも以前のエリザのように操られている?」
『どっちだとしても危険なのは確かじゃ。』
「そうだな。エリザさん!僕は急用があるので先に帰っていただいて平気です」
「勝手に帰れとも言われても大分私の家まで遠いぞ?」
「大丈夫です。帰りは何とかして帰ります」
「夜は魔物が出るからなるべく避けながら帰れよ」
「はい」
~住居区の外側の森~
「イザベラ、エリザの様子はどうだい?」
「はい、何も変化はなしですが、大臣を雇ったようでしかもかなりの手練れです」
「ふーん、僕よりは強いかな?」
「いいえ、そこまでは」
「ははは、まぁ僕の計画を邪魔するんだったら誰であっても殺すけどね。」
「重い魔素を持っている。もう1人はフードを被っててわからないな」
『でもあの様子だと操られてはなさそうだ。本当の忠誠心を感じる』
「一体この北世界で何が起きてるんだ?」
活動記録
①決着、九音天散答残り8人
②魔帝三人衆の存在
③他の候補者との出会い
④新たな影
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遂に魔帝三人衆の存在が少し明らかになりましたね。他にも魔王軍の者はいますが、知りたい人がいらっしゃったらいくつかはなそうと思います。
「やったか?」
『微かに魔素が残っている。』
次立ち上がってきたら体力面もヤバイぞ…
あと捕まってから何分たった?約束の時間に間に合うか!?
「くっ、結構痛かったわ。でもまだ戦えるわ、よ?」
ガクッ
やっと麻痺毒がまわってきたか。すこしでも
触れたら立てなくなるほどにはなるだろう
「ふぅ、じゃあ言うこと聞いてもらいましょうか」
「はぁ、負けたわ。煮るなり焼くなりして」
「願いは、九音天散答を脱退してください」
「!?何を!」
「何でも聞くんですよね?流石に約束を破ったりするなんてことは、」
「…っ、分かったわ。約束は守る。けど女だけの世界は諦めてないわよ」
「いいですよ。もしもまた会ったら戦うかもしれないですね」
「ふふっ、じゃあまたね。小さい英雄君」
ガチャ
『お疲れ様じゃな』
「途中で寝るのやめてくれよ…重すぎてヤバイんだぞ」
『女性に重いというのは言ってはいけないランキングでトップ10にははいるのじゃぞ』
「それじゃ、エリザとルーナの所にいくか」
『聞いてるのか!?というか疲労で倒れるなよ?』
「治癒魔法を覚えておけばよかった…」
「遅いな。もう15分遅れている」
「あははーすいません。ちゃんと時間通り帰ってくるって言っていた筈なんですが、」
「すいませーーん!!遅れましたー」
『ルーク待つのじゃー!』
「はぁ、何で遅くなったかのかは聞かないでおいてやるが、せめてそのボロボロの服を着替えてから来い。一応大臣としていくんだからな」
「はい、わかりました」
「全く、、、ん?さっきのは常闇なのか?………まさかな!」
ガラガラガラガラガラ
「にしても九音天散答は残り8人になったわけだが、あと1人はスピード兄弟が見つけてて、あと7人か。七竜は残り4で、魔帝三人衆は噂も聞かないな。」
『あいつらは本当に気まぐれじゃからな。幹部より地位は下といってもそれはなにも活動していないからじゃ。強さはさっきのやつより5倍は強い』
「常闇はあったことあるのか?」
『うむ、前の主との旅で三人とも会った。だが、戦わなかった。気分じゃなかったようじゃ。』
"海王"リヴァイアサン
海の帝王、魔王との戦闘時致命傷をいれたが、敵わず手下になった。さらに昔には近くの国を壊滅させたといわれている。
現在の所在地は不明
"竜王" ファフニール
竜の中で頂点に君臨する王。普段は人が入れない山の奥で潜んでいるが、魔王が魔王軍に誘ったときは激怒をし、大きな山が吹き飛んでいる。現在の所在地は不明
"妖精王"オーベロン
 普段は温厚な性格だが、一度怒らすと誰も手につかなくなる。怒った時に魔王と戦い三日かけて決着がついた。現在の所在地は不明
全員所在地不明、本当に人里から離れているのか?
まぁこの世界の地理はまだ全然分からないからな 
『ちなみに三体の大きさは
リヴァイアサンが約24m、ファフニールが35m、オーベロンが3mじゃな』
「オーベロンだけ少し小さいな。俺らからしたら大分大きいが、」
いずれか戦うときが来る。そのときまでに鍛えとかないとな。
5時間後
「ついたぞ、王城だ。ここからはこれを着ろ」
「これは?」
「この王国の紋章が入ってる服だ。王の関係者や親類しかきれない。大臣だからこのぐらいはしないとな」
「なるほどです」
「おい、止まれ。ここからは王城、関係者のものか?」
「あぁ、クルシュ=エリザだ」
「エリザ様!?失礼しました。そちらの方は、、大臣で?」
「ゴホン!はいそうです」
「そうです」
「どうぞ、他の候補者様もおこしになってます」
「げ、アイツもいるのか」
「あいつ?」
「ん~今日も美しいなエリザよ」
「あぁ、そりゃどうも」
「コドネ、あんたは私の婚約者でしょ。しっかりしなさい」
「いいじゃないですか。エリザを側室に向かい入れても」
「私が勝つのも決まってないよ!いつもごめんね。エリザ」
「大丈夫だ。コイツのことは全く気にしてない」
重い、エリザはいつもこの空気を耐えていたのか。
1人目の候補者、マモーズ=リアン。
その大臣のカントーレ=コドネ
エリザの幼馴染みで、いつも三人で遊んでたらしい。
『幼馴染みの雰囲気がこれって、もう幼なじんでないじゃな。ハッハッハッ』
「…」
『…』
「あら、落ちこぼれの妹がいるじゃない。
大変ね。あんなのを姉にもって」
「姉さんを悪く言うな」
「あー怖い目付き、そんなんじゃ王妃に選ばれないわよ?」
「くっ、!」
「12日後が楽しみね。」
「感じ悪いやつ!なんなんですかね」
「…」
二人目の候補者ホクオー=イザベラ
いつも何かとエリザに突っかかってきているらしい。魔力が候補者の中で一番だそうだ
『今日は候補者の中の二人にしか会えんかったの。ルークはどう思う?』
「それはイザベラさんの方か?」
『あぁ、あやつの後ろには何か憑いているような気がする』
「呪いか?それとも以前のエリザのように操られている?」
『どっちだとしても危険なのは確かじゃ。』
「そうだな。エリザさん!僕は急用があるので先に帰っていただいて平気です」
「勝手に帰れとも言われても大分私の家まで遠いぞ?」
「大丈夫です。帰りは何とかして帰ります」
「夜は魔物が出るからなるべく避けながら帰れよ」
「はい」
~住居区の外側の森~
「イザベラ、エリザの様子はどうだい?」
「はい、何も変化はなしですが、大臣を雇ったようでしかもかなりの手練れです」
「ふーん、僕よりは強いかな?」
「いいえ、そこまでは」
「ははは、まぁ僕の計画を邪魔するんだったら誰であっても殺すけどね。」
「重い魔素を持っている。もう1人はフードを被っててわからないな」
『でもあの様子だと操られてはなさそうだ。本当の忠誠心を感じる』
「一体この北世界で何が起きてるんだ?」
活動記録
①決着、九音天散答残り8人
②魔帝三人衆の存在
③他の候補者との出会い
④新たな影
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遂に魔帝三人衆の存在が少し明らかになりましたね。他にも魔王軍の者はいますが、知りたい人がいらっしゃったらいくつかはなそうと思います。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
33
-
-
103
-
-
40
-
-
140
-
-
125
-
-
2288
-
-
70813
-
-
381
-
-
37
コメント