最果ての国から無謀な開拓を進める英雄譚~発展停止?よし!世界開拓しよう~
25話トコヤミの剣術と呪刀、常闇
「聖駆の霹靂!」
ルーナの技!速い…音が追い付いていないようだ、、、これが聖剣
《!?》
バシュッ!
《グォフルルルルル?!?》
「これでも右足だけ…硬すぎだろ…!」
『こんなときは妾の出番じゃな』
常闇の出番…?
『妾がただの呪刀と思っていたのか?』
呪刀ということをすっかり忘れてた…。それは言わないでおこう
『忘れていたとな?まぁ今はいい。妾に闇の魔法を付与するのじゃ。何でもいいぞ』
「じゃ全力でやるぞ?」
『お主の体が持つ程度にな!』
「漆黒閻魔!!!」
漆黒閻魔
周りにいるものたちは気分を悪くしたり急に倒れるほどの魔法。中級魔法の中でも上の方に分類される。
シューーーッ!
魔法が吸収され、ドックン!
「カハッ…!」
『さすがルークじゃ。利用価値がある』
「な、何を…」
「常闇!あなたまさか…!?」
『妾は呪刀じゃ、使用している相手の魔素を吸い取ることができる。闇魔法だったらなおさらじゃ』
まんまと…はめられたって訳だ
「ははは、やっぱり帰ったら躾をしないとな」
『帰る?何の話じゃ。お主はここで森竜に食べさせるのじゃ。』
「全部の魔力を吸うことなんてできないだろ…はぁ…」
「それじゃルーク様の体が!」
弐の太刀、楓零+十字炎柱!!
《グォォォラルルルゥ!》ドシンドシン!
「私も加勢します!
奥義、聖爽光進!(せいそうこうしん)」
ジャキン!
スッ!
《ガァウゥル!》
バタッ
「ルーク様!?あとは私に任せてください…!!」
『くっ!まだ残っていたとは…妾、一生の不覚じゃ!』
「はぁ…さぁて、帰ったら躾だな?」
『え、えへへ?いや、まぁ…魔素がたまりきっていたからとってあげようと』
俺が起きたのはそこから2時間後だった
あのあとルーナが30分掛け、ようやく倒したと言うことで本当に感謝だな。俺たちは近くの村へ泊めてもらうことになっているらしい
「起きましたか?!よかったですルーク様」
「あぁ、ありがとう。…常闇は?」
『こ・こ・じゃ!』
ぐるぐる巻き…まぁ自業自得だな。
「人間としての姿のまま1日吊るしてろ」
「はい!じゃあご飯でも食べましょう。この村の人達は優しく接してくれましたし」
常闇を翌日離すのを忘れて楽しみすぎで離すのは3日後となったのは言うまでもない
「これで七竜も残り4体だな。」
「ですがそれもスカイ軍です。グランド軍の九音天散門の動きを聞いていませんね。他の世界を攻めているのでしょうか」
「まぁ、この国だけで3体も幹部がいたんだ。あとは北か西、はたまた東世界にいるだろう。東と北はジンさんとエリザに任せておけば平気だしな。」
「出発日はいつにします?」
「なぁー!俺も西世界にいきたいんだ!連れてってくれよぉ」
この子は何かと他の世界を見てみたい少年のようだ。昨日からずっといってきてるが、俺と1つしか違わない。
『全く、妾はお前らより20倍生きているのじゃぞ?そんな大先輩を吊し上げるなんて、死刑も確実、』
「もう一回吊るすか」「吊るしましょう」
『調子に乗ってました…』
「なぁー!」
「じゃ大きくなったら自分の力でいってみればいいじゃない?」
「ぐっ…」
「そこまでしていきたいのには何か理由があるの?」
確かに…自分で大人になったら強くなって行けばいいのに
「俺の、お母さんの形見があいつに奪われたんだ。俺も西世界にいってあの形見だけは!!」
「それじゃ早死にするだけだぞ。」
「でも!いつ殺されても……壊されても…」
…なるほどな。いつ壊されてもわからないんだったら自分一人で行こうと
「名前は?」
「ナルカ!ナルカ=ルガン。」
「ナル坊の気持ち汲み取ってくれないか?」
「私達じゃ西世界の門番を倒せないんだよ。私達からも頼みます!」
村人さんたち、でもさすがに…
「妹さんは連れてきてあげる。だけどナルカは連れていけないな」
「…っ、やっぱり…でも妹を必ず戻してくれるなら」
「約束するよ。絶対に」
「あんなこといってましたけど絶対6歳とは思えない言動でしたよ?」
「ぐっ、つい言ってしまった」
『ふん、子供の1人くらい。』
「ん?なんかいったか?」
『妾の扱い酷くないか!?』
「それにしてもルーナはよく森竜を倒せたな」
「それは…私は強いですからね!」
「まぁ、剣さばきでわかったけど」
今の沈黙はなんなんだろう。ルーナなりの照れ隠しなのか?
『オォ、門番じゃな』
「え?どこにそんなのいるんだ」
「常闇の視力は人間より異常に高いんです。気にしないでください」
『なんじゃと!お主も普通じゃないじゃろ!』
「剣に言われたくないです。剣に!」
この口喧嘩何回目だろうか。…森竜。あれが幹部の中でも最強といわれる部類…弐の太刀を全力で使っても右足しか切れなかった。これで門番は倒せるのだろうか
『…門番が変わっている。しかもでかいぞ!』
「変わっているって、変わるのがそんなに珍しいのか?」
『門番より強い獣人が現れないと変更はない。北世界は例外じゃが、わしも変更は聞くだけで見たことはないな』
強い獣人…獣人はもともと人間の2、3倍は力がある。それより強いということは三人だけで足りるのか?
「おぉ、やっと見えて、、!?」
で、でかい。想像以上にでかい!下手をすれば森竜と同じ、いやそれ以上かもしれない
「でかい、ですね」
『これは生きて帰れるとよいな』
「獣人ってこんなにでかくないはずだろ!」
《ボソボソ話すな。みっともないそれでも男か》
「男?こっちは、」
《早く来ないか。男だったら普通だろ!》
ブチッ
何かキレた音が…
「あの、私は《胸》は小さいですけど!男じゃないですよ!!」
あーあ怒らせた。ルーナを怒らせた
《え、ちょ》
「こうゆうことが良くあるんですが!ちゃんとした男の人は!ちらっ   わかると思いますよ!」
今、こっちを見たな。
《ちょっストッ》
「まぁ!あなたこそ男じゃないんじゃないですか?それとも!あなたの男は紳士ではなく力だけ!しかないんですかねー?」
《グサッ》
あ、刺さった…女って怖いな。
《う、うるさい!力こそ全てだ!男が弱くて優しいなんて何の得にも、》
「へぇー!じゃあなたが好きな人が優しい人が好きだったらどうするんですかー!?優しいフリをしてもぜーんぜん駄目っぽいですよーーー!」
《グサッグサッ》
うわぁ…痛そう。攻撃より口から出るトゲの方が痛そうだな
このあと10分間の説教(?)が続き、獣人さんが死んだ顔をしていた。
活動記録
①常闇に騙される
②森竜を見事ルーナが倒す
③村の頼みを受ける
④門番が変更されている
⑤女って、、、、、怖い
                                          
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いやぁ、女の人って怖いですね。大きい人ほどメンタルが弱いとも言いますし、人ってどこか良くても代償があるんですかね
ハートが50突破!誠にありがとうございます。あと二倍で目標に届きます。これからも調子にのらず精進していきたいと思います。
この回がよいと思ったらハート、
この回で質問などがあったらコメント
小説がまだまだ読みたいと思ったら☆を
皆様の応援が自分のやる気に繋がり、指摘がより面白い小説作りを生みます。是非お願い致します
ルーナの技!速い…音が追い付いていないようだ、、、これが聖剣
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《グォフルルルルル?!?》
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『こんなときは妾の出番じゃな』
常闇の出番…?
『妾がただの呪刀と思っていたのか?』
呪刀ということをすっかり忘れてた…。それは言わないでおこう
『忘れていたとな?まぁ今はいい。妾に闇の魔法を付与するのじゃ。何でもいいぞ』
「じゃ全力でやるぞ?」
『お主の体が持つ程度にな!』
「漆黒閻魔!!!」
漆黒閻魔
周りにいるものたちは気分を悪くしたり急に倒れるほどの魔法。中級魔法の中でも上の方に分類される。
シューーーッ!
魔法が吸収され、ドックン!
「カハッ…!」
『さすがルークじゃ。利用価値がある』
「な、何を…」
「常闇!あなたまさか…!?」
『妾は呪刀じゃ、使用している相手の魔素を吸い取ることができる。闇魔法だったらなおさらじゃ』
まんまと…はめられたって訳だ
「ははは、やっぱり帰ったら躾をしないとな」
『帰る?何の話じゃ。お主はここで森竜に食べさせるのじゃ。』
「全部の魔力を吸うことなんてできないだろ…はぁ…」
「それじゃルーク様の体が!」
弐の太刀、楓零+十字炎柱!!
《グォォォラルルルゥ!》ドシンドシン!
「私も加勢します!
奥義、聖爽光進!(せいそうこうしん)」
ジャキン!
スッ!
《ガァウゥル!》
バタッ
「ルーク様!?あとは私に任せてください…!!」
『くっ!まだ残っていたとは…妾、一生の不覚じゃ!』
「はぁ…さぁて、帰ったら躾だな?」
『え、えへへ?いや、まぁ…魔素がたまりきっていたからとってあげようと』
俺が起きたのはそこから2時間後だった
あのあとルーナが30分掛け、ようやく倒したと言うことで本当に感謝だな。俺たちは近くの村へ泊めてもらうことになっているらしい
「起きましたか?!よかったですルーク様」
「あぁ、ありがとう。…常闇は?」
『こ・こ・じゃ!』
ぐるぐる巻き…まぁ自業自得だな。
「人間としての姿のまま1日吊るしてろ」
「はい!じゃあご飯でも食べましょう。この村の人達は優しく接してくれましたし」
常闇を翌日離すのを忘れて楽しみすぎで離すのは3日後となったのは言うまでもない
「これで七竜も残り4体だな。」
「ですがそれもスカイ軍です。グランド軍の九音天散門の動きを聞いていませんね。他の世界を攻めているのでしょうか」
「まぁ、この国だけで3体も幹部がいたんだ。あとは北か西、はたまた東世界にいるだろう。東と北はジンさんとエリザに任せておけば平気だしな。」
「出発日はいつにします?」
「なぁー!俺も西世界にいきたいんだ!連れてってくれよぉ」
この子は何かと他の世界を見てみたい少年のようだ。昨日からずっといってきてるが、俺と1つしか違わない。
『全く、妾はお前らより20倍生きているのじゃぞ?そんな大先輩を吊し上げるなんて、死刑も確実、』
「もう一回吊るすか」「吊るしましょう」
『調子に乗ってました…』
「なぁー!」
「じゃ大きくなったら自分の力でいってみればいいじゃない?」
「ぐっ…」
「そこまでしていきたいのには何か理由があるの?」
確かに…自分で大人になったら強くなって行けばいいのに
「俺の、お母さんの形見があいつに奪われたんだ。俺も西世界にいってあの形見だけは!!」
「それじゃ早死にするだけだぞ。」
「でも!いつ殺されても……壊されても…」
…なるほどな。いつ壊されてもわからないんだったら自分一人で行こうと
「名前は?」
「ナルカ!ナルカ=ルガン。」
「ナル坊の気持ち汲み取ってくれないか?」
「私達じゃ西世界の門番を倒せないんだよ。私達からも頼みます!」
村人さんたち、でもさすがに…
「妹さんは連れてきてあげる。だけどナルカは連れていけないな」
「…っ、やっぱり…でも妹を必ず戻してくれるなら」
「約束するよ。絶対に」
「あんなこといってましたけど絶対6歳とは思えない言動でしたよ?」
「ぐっ、つい言ってしまった」
『ふん、子供の1人くらい。』
「ん?なんかいったか?」
『妾の扱い酷くないか!?』
「それにしてもルーナはよく森竜を倒せたな」
「それは…私は強いですからね!」
「まぁ、剣さばきでわかったけど」
今の沈黙はなんなんだろう。ルーナなりの照れ隠しなのか?
『オォ、門番じゃな』
「え?どこにそんなのいるんだ」
「常闇の視力は人間より異常に高いんです。気にしないでください」
『なんじゃと!お主も普通じゃないじゃろ!』
「剣に言われたくないです。剣に!」
この口喧嘩何回目だろうか。…森竜。あれが幹部の中でも最強といわれる部類…弐の太刀を全力で使っても右足しか切れなかった。これで門番は倒せるのだろうか
『…門番が変わっている。しかもでかいぞ!』
「変わっているって、変わるのがそんなに珍しいのか?」
『門番より強い獣人が現れないと変更はない。北世界は例外じゃが、わしも変更は聞くだけで見たことはないな』
強い獣人…獣人はもともと人間の2、3倍は力がある。それより強いということは三人だけで足りるのか?
「おぉ、やっと見えて、、!?」
で、でかい。想像以上にでかい!下手をすれば森竜と同じ、いやそれ以上かもしれない
「でかい、ですね」
『これは生きて帰れるとよいな』
「獣人ってこんなにでかくないはずだろ!」
《ボソボソ話すな。みっともないそれでも男か》
「男?こっちは、」
《早く来ないか。男だったら普通だろ!》
ブチッ
何かキレた音が…
「あの、私は《胸》は小さいですけど!男じゃないですよ!!」
あーあ怒らせた。ルーナを怒らせた
《え、ちょ》
「こうゆうことが良くあるんですが!ちゃんとした男の人は!ちらっ   わかると思いますよ!」
今、こっちを見たな。
《ちょっストッ》
「まぁ!あなたこそ男じゃないんじゃないですか?それとも!あなたの男は紳士ではなく力だけ!しかないんですかねー?」
《グサッ》
あ、刺さった…女って怖いな。
《う、うるさい!力こそ全てだ!男が弱くて優しいなんて何の得にも、》
「へぇー!じゃあなたが好きな人が優しい人が好きだったらどうするんですかー!?優しいフリをしてもぜーんぜん駄目っぽいですよーーー!」
《グサッグサッ》
うわぁ…痛そう。攻撃より口から出るトゲの方が痛そうだな
このあと10分間の説教(?)が続き、獣人さんが死んだ顔をしていた。
活動記録
①常闇に騙される
②森竜を見事ルーナが倒す
③村の頼みを受ける
④門番が変更されている
⑤女って、、、、、怖い
                                          
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いやぁ、女の人って怖いですね。大きい人ほどメンタルが弱いとも言いますし、人ってどこか良くても代償があるんですかね
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