最果ての国から無謀な開拓を進める英雄譚~発展停止?よし!世界開拓しよう~

柳月翔夜

17話炎竜と三人本気(ガチ)対決


""あの炎竜を倒した奴が勝利!""

ルークside

縮地、ウィンドカッター!
「グォォル!」
弾き返した!?
『リフレクト!…やれやれ、炎竜は今までで一番強い相手じゃ。お主には無理じゃ』
「これを倒したら一位は俺だ!やるぞトコヤミ!!」

この男…まるで耳を貸さない。見てて飽きないやつじゃ!ニヤニヤ
壱の太刀…フルパワー双流岩刃!!
『リフレクト』 
「グォォォーーー!」バチチチチチ!!

フルパワーでも相殺か…まぁさすが魔王軍の
【第二】幹部だ。これの他に六体の竜がいるなんて…

スウィーside

「少し先を越されたかな?それにしても6歳なのにやるな~。久し振りに好敵手ってやつみーつけた!シャイニングアロー!!」
ズドドドドド!
シューーーーーー……
「うーん?効かないなー鱗が固い。確かに首のしたに【逆鱗】っていう弱点があった気がする…水魔法でくらわしてみようかな」

ネムside

「私が一番最後に到着かー。でもある程度はダメージ、を!?」
ヒュン!この光の矢…
「スウィー!!流れ弾が来たじゃないの!」
「あぁーすまない!だが、勝負に流れ弾は付き物だろ?」
「それは怪我でしょ!流れ弾が付き物だったら勝負なんて捨ててるわよ!エンジェルテール!!」
「コォォーーン!」
バチーーーーーーーーーーン!
うーん…エンジェルテールでも弾き返されちゃう…だったら!
「エンジェルテール!光線連打(シャイニングレーザー)!」
「グォォォルルルー!!」
これで眼を眩まして、
ヒュン
「あれーそっちにまた行っちゃったなー。ごめんねー」
「あの、爽やかが…邪魔、すんなー!」
「コォォーーン!」
「なに?やる?」




『あの二人が争っている今じゃな』
「任せとけ!剣術と魔術の会わせ技!」
壱の太刀、双流岩刃+十字炎柱(ファイヤーサザンクロス)!!
ジャキーーーーーーーーーーーン!
まず、尻尾切り取った!
「グルルー!」ビュン!
はや…!?    ドガーーーーーン!

『これで貸し二個じゃ』ビリビリビリ
「今まで俺が貸してたからこれでプラマイゼロだ。」
「邪魔よ!」「邪魔!」
えぇー…二人まだ続けてんの?これじゃ俺が先いってるぞ?
壱の太刀、双流岩刃+光喰らい!!
「これで右足切り取った!」
『そういえば他の冒険者はあと30万体くらい相手にすれば終わりじゃな』
「遂に最終局面ってことだろ!」
「一旦喧嘩は中断にしないか?」
「そうね…あいつが終わらす前に獲物は奪わなきゃ。エンジェルテール!!」
「誇りを掛けて、剣にそそぐ。神の御加護を………」
バチーーーーーーーーーーン!
スッッッッ
バターーーーーーーーン!
残りは首だけ!これを取ったものが
                                       斬ったものが
                                      貰ったものが

【勝者という壁はいつだって立ち向かっている。零だと圧せない。壱?零と壱の違いは努力、壱と弐の違いは……】 

         【勝利した数】だ!!!

壱の太刀、双流岩刃+十字炎柱!!!!
「エンジェルテール!全力でいくわよ!」
静寂…奥義、凪の囁き
ジャキーーーーーーーーーーーーーーン!

「「「よし!取った!!」」」
「「「え?」」」
『最後の…スウィーとか言う奴の勝利よ。タッチの差であやつが勝った。』
負けたか…でも絶対大会では敗けない!

「「「「ちょっと!?三人ともまだ終わってないよ!」」」」

最終結果
ルーク  27万体
スウィー  27万1体
ネム   26万9999体

時刻1:00

そこから三人は18時間という長期間に渡り寝たそうな、寝てないそうな




「コーケコッコー!」
もう朝か…って昼か…って夜か
『寝過ぎじゃ!っていうか錆びる。妾を鍛冶屋に連れてけ!』
「はいはい。」
こうして俺は冒険者Bランクに昇格。そしてAに昇格するための竜の歯も獲得…

「…」
「誰ですこの人」
「この方はサドンガイアの王女様。
ユクト=ルビー様です。」
またまた王女…
「待っていました。私はあなたに用があって来ました」
「なんでしょう」
「貴方は昨晩炎竜を倒したのは事実ですか?」
「まぁ…三人でだけど」
「なので、勇者と一緒に水竜と戦ってほしいのです」
「よし!断ります」
「理由を聞いても?」
「まずは勇者と言うものはどのくらい強いのですか?」
「まぁSランク三位と互角になるでしょう。」
「だったら一人で行けますよ。」
「でも貴方は三人でやったのでしょう?!それじゃ危険ですよ」
「僕は大会に出る準備をしたいんです。ダンジョンに行きたいんですよ」
「水竜はダンジョンにいますよ?」
「呪刀専門の鍛冶屋を知っていますか?」
「まぁ、知ってるは知っているのですが…只で教えるわけには行かないですねぇ」
「わかりました!一石二鳥です。その依頼受けます」
『ちょろいのう。これだから男は』
「男は関係ないだろう…」
『いーや。美女だから承諾したやも知れないぞ?』
「いーち。にー。サーン!」
『調子のってすみませんでした…』
「わかればよし!」
こうして俺は王女、(勇者)の依頼を受けたのである。大会まで残り約1日半!!
ダンジョン突入まであと1時間!!


活動記録
①夜の戦い終了!
②1位スウィー2位ルーク3位ネム
③王女の依頼を受ける
④三人が仲良しだということが国の一部で広まったと言う




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17話、今日から8時投稿です。が、お知らせです!!!にもある通り8時近くに出すので
2本投稿もあり得ます。この話だけは許してくださるとありがたいです
この回では、約2話続いた。魔王軍幹部の襲来も決着がついて、忙しいルークは王女の依頼を受けました。スケジュールがブラック企業な気がしてきました。
作者も目がブラックホール(?)のように闇に包まれました
ハート30以上ありがとうございます!!
当面の目標100の3分の1となりました
あれ?何故かあと三年と延びてしまいました。では、僕の顔もニッコリするように2年以内に100ハート目指したいと思います。

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