最果ての国から無謀な開拓を進める英雄譚~発展停止?よし!世界開拓しよう~

柳月翔夜

16話夜の戦士達と魔王軍


そして…夜
バチン!
『おい!起きろ!始まってしまう』
「ん~よし!行こう!」
Sランクの冒険者の実力みたいな~
「あ、あのお方は!Sランク5位の…」
「来ないはずじゃ?」
「王様から頼まれて来ました。
スウィー=ソウルドです」ニコ
「キャーーーーー!」
イケメンだなぁ。しかし5位も見れるなんて幸運だな
「みなさん今夜は集まって頂き感謝いたします。早速森へいきましょう!」
バサッバサッ
「なんで、こいつらまではこばなきゃならないのかしら」
「Sランクの…みなさんだぞーー!」
あれは…手懐けるのが難しい。エンジェルテール!?
『ほう、なかなか骨のあるやつがいるみたいじゃな』
「これは予想外…主と同等くらいじゃないとのせてくれないし、さわらせてもくれないぞ。もしも、触ったら」
「へっ、エンジェルテールなんて、」
バシーーーーーーン!
100mは飛んだな…
「そういえばギルドマスターがSランクは6位以下が大会に出るっていってたな」




「もう森を進んで5キロは進んだが、一向に魔物が出てこないな。」
『Sランクの奴等は真ん中にいるしな』
ってさっきは15万いたのに12万くらいになってね!?これって…まさか…
「ギャーー!」「キャーーーーー!」
カチャ
『やっと出番か』
「これは…ヤバイな。囲まれたぞ!!」
壱の太刀、双流岩刃!!
ジャキーーーーーーーン!
「グガォァー!」
『122体じゃな』
「今のを数えられるのか…」
『いいぞ。お主!前の主よりは弱いが、大人になったら越すかもしれぬ!』
「そりゃどうも!」
ジャキーーーーーーーン!
「エンジェルテール!」
「ワォーーーーン!」
バシーーーーーーン!
Sランク6位エレンタル=ネム
現討伐数266体


「キャーーーーー!」
「危険ですよ。お嬢様方」
スッ
「グガォァー!」
Sランク5位スウィー=ソウルド
現討伐数333体

他のSランク者
合計討伐数400体

合計現討伐数1万1009体

「やっぱ5位はけた違いに強いな…」
『お主は7位とほぼ互角じゃがな』
「まだ本気じゃない」
『じゃ本気の奴見せるのじゃ』
「Sランクの人達が鑑定を行っている。だから隠蔽だな。」
『お主!スキル持ちか!』
「そんなに驚くことか?」
『スキルって言うのは7歳になったら神に渡されるやつじゃ!稀に幼い頃から持っている奴がいると言われているのじゃが…』
「少し離れるか…鑑定以上の魔法を使われたら不味い」


「…ヤバイな」
『おぉ!久しぶりのデーモン!』
「デーモンなんて戦ったことねぇよ!」
『ではやるぞ!』
壱の太刀、双流岩刃!
ジャキン!
『さっきより威力が上がっておるな…』
「まぁな。ジンさんと少しやって周りに実力を見られないための手加減を教えてもらったから」
『もうこの時点で互角なきがしてきたわ』
パチパチパチパチ
「誰だ!」
「いやー失敬失敬。君だけずば抜けて強かったから見させてもらいましたよ」
「Sランクの方ですか…」
全然気配を感じ取れなかった…侮れないな
「まだまだお若いのに強いですね」
「貴方も17歳と聞きましたが?」
「貴方は6歳でしょう?年の差が10歳ありますよ。どうです?私と勝負でも」
「残念ですけど、大会に出場する人には見せたくないな」
「ということは貴方も大会に出場するんですね?」
この人、頭いい!
『お主が悪いだけだと思うがな』


スウィー=ソウルド  17歳   男   人間
LV55
HP7700/7700   MP10000/10000
攻撃力6333     防御力2021  素早さ13690
運0     知力200000
Exp1042000/1010199
【スキル】
幸運の代償
鑑定レベル2
経験値3倍

《進化スキル》
知力300倍

≪覚醒スキル≫
神の加護

ん~運を代償に全部あげるスキルか。強力だな。
ガーン!ガーン!
「さっきからめっちゃ落石が落ちてますが…?」
「そうなんだよー剣とか魔法とか使うと運が悪くなるんだよ。前まで-1とかだったから頑張った方だよ?」
「凄い人がいるもんですね」
「で、勝負の内容はどっちが多く討伐できるか!嘘は無し!」
「嘘なんてつきません。それならいいですよ。やりましょう」
「それじゃヨーイ、」
「待って!楽しそうだから私もやるよ」
「ドン!」しゅっ
「ちょっと!?絶対私が一位よ!」

『作戦とかはあるのか?』
「弱い奴を狙いたいけど、探してる時間がもったいない。デーモン10体でも頑張る」
『お主らしいな』
「グルルー!」
『デーモン10体じゃぞ?』
俺って運悪!
こうして勝負が始まった


1時間後
途中結果
ルーク  1万5200体
スウィー  3万体
ネム   2万90体

合計10万体

2時間後
ルーク  3万体
スウィー   5万体
ネム   4万体

合計22万体

3時間後
ルーク   6万体
スウィー  7万6000体
ネム   6万9600体

合計45万体



「ってか多くね!?はぁはぁ…」
『疲れてきたか。妾の出番じゃな!』
ピカァッ
回復魔法!?剣なのに?
『さぁ、ラストスパートじゃ!』
全然ラストじゃないけど…
ドドドドドドドド!!
ん?あれは…………魔物の大群!10万はいる
『後ろにいるのは…ダークデーモン8体?じゃな』
「いや、その後ろに何か…」
「グォォォーーー!」
炎竜!?!?(ファイヤードラゴン)
魔王軍の七竜の一体ってことはあいつ倒せば


「おぉーついに長が来たね。あいつ倒せば」




「炎竜じゃない!これを倒せば!」

「「「俺、僕、私が一位!!!」」」
一瞬三人の息があった瞬間だった。その取り巻きの約10万の大群を蹴散らし、ダークデーモンに少し苦戦しながらも
遂に炎竜に三人がたどり着いた

ルーク  10万体
スウィー  11万2000体
ネム   10万7000体

""こいつを倒した奴が勝利!""
現時刻0時00分


活動記録
①夜の戦い開始!
②Sランクの実力を知る
③三人の勝負開始!
④炎竜、出現
⑤眠くならないのが不思議なルーク以外の人



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ふぅ…今回も少し増量版です。区切りというものがまだわからないものなのでつい、いつもより長く書いてしまいます。(他の作者様はこれが普通なんですかね?)
いきなり異世界っぽくなってきましたね。
魔王軍の侵略、そして大会の謎。この二つが第二章の鍵となるでしょう
第一章は計11話で、終わりましたが二つの謎があるので25話は確定ですかね?
では、次回も楽しみにしててください!

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