最果ての国から無謀な開拓を進める英雄譚~発展停止?よし!世界開拓しよう~

柳月翔夜

8話孤島とアンドート

アンドートの侵略から1週間が経った。ルークと王女はまだアンドート公国にたどり着いていなかった

~アンドート公国王宮地下3階牢屋
「あいつら…遅い!!」
「まぁ、さっきの地図で言うとカルデラから200キロはあったからね。船だと3日は」
「だとしてももう今日で3日目だ!」
「はいはい。でも情報収集はある程度終わったね。この地下はしたに行くほどヤバイ囚人が眠ってるようだね。4階までしかないけど」
だとしても4階にいる人たちはアンドートの囚人ということになる…俺とジンより強い奴が下にうじゃうじゃいるのか
「あなた達まだ脱獄とか考えてるの?」
「えっと…マリンさんでしたっけ?」
「えぇ、マリン=シアルス、冒険家よ」
シアルス?聞いたことある気がするな…まぁいいや!
「俺はガルム=シアルスだ。お前ら2人とも見たことあるな。賞金狩りのジンと、魔道具職人リープだな。リープより小さいんだが子供が俺にもいるんだよ。たぶん1階にいると思うがな」
いきなり話し始めたな。この人もシアルスってことは夫婦か。だいぶ体格はいいけどジンと互角ってとこか?
【鑑定】

ガルム=シアルス    23歳   人間    男
LV42
HP3000/3000     MP1120/1120   攻撃力1190
防御力1030        素早さ8995        運702
知力1066
Exp167608/111050
【スキル】
根性
蓄積
精神力10倍

…無能なスキルばかり…蓄積は15%の確率で相手に喰らってきたダメージを返すことが出来るからいいか

「みなさん…1階の牢屋のやつらが出発するみたいだよ…」
「ルーク!ルークが!」
ルーク!?
「おっさんルークを知ってるのか?」
「俺たちの息子だ!そちらこそ」
「あいつとアンドートで3日前まで戦ってたんだ。一階にはルークはいない。だけど助けないって言う選択肢はない」
「ジンにしてはいいこと言うじゃないか」
「リープ」
「ハイよ」
「ソードモード」ガチャン!
「お前ら行くきか!?」
「「まぁルーク達を迎えに行くついでだ」」
ドガーーーン!
「またやるの?」
「ちょっと俺にやらせてよ」   ニヤッ
「リープ…OK!」
ウオォォォォォ!
「行け!ガキ共!」
「お前らルークを頼むぞ!」
「頑張ってね!」
みんな…!
「行くぞリープ!」
「おう!」

~ルーク、ミーシャ王女一行~
「あぁ…死にそう」
「まだ着かないのかしらね」
王女が食料と水を二日で終わらすから俺は丸一日食べてない…
ヒューーー!
ん?
「危ない!」ビーーン!
弓?アンドートが近いのか?おぉ島が見えてきた。………島?ちいさっ!
「イタタッこれは最近見つかった孤島だわ」
「孤島?」
「近い年に大会をやる奴よ」
あれか!年が合わない…人生初めての挫折…


「あんたらこの島に何の用!」


活動記録
①シアルス夫婦と遭遇
②牢屋脱獄!
③ルーク初めての挫折…再び
④王女の胃袋。四人の食料を二日で食べる




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あと少しで10話。毎日ではないですが投稿やネタを考えたりと忙しいです。コロナも激しくなってる現世と近く(?)、
次回からアンドート公国編中盤これからもよろしくお願いいたします。
仲間、冒険、強さの壁にあたるルーク達。
強さの先にあるものとは!

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