転生して、小魚から龍になる〜人化して国王に〜

ドラ猫

第三十八話 天変地異

どうせなら一気にレベル上げして進化まで持っていきたいな、、、

Aランク代の魔物は数が少ないし、それ以下は数が多くても、あまり上がらないだろう。

どうしたものか、、、叡智之王ラファエル、何かないか?

【はい、マスター。この森のA−ランク以下の魔物の3分の2を倒すことで、レベル最大になることが可能です。また、この森にいるB+ランク以上の魔物の3分の2でも可能です。】

そ、そうか。あんまり、この森から高ランクの魔物を消したくないな。まあ、魔物っていうのは魔素濃度が高いところから自然に生まれたりもするから、あまり気にしなくていいんだけどね。

でも、現在進行形で桜もレベル上げをしているんだ。俺がそんなことをしたら桜も困るだろう。

他になんかないのか?

【マスターの領域内にいる魔物を倒すとかどうですか?今、マスターの領域はこの大陸を優に超えています。また、魔物の被害に遭う人も減ると思うので良いと思います。】

お、それいいな!でも、冒険者とかの仕事がなくなるのもやだから、大きな町の近くの魔物は少なめにしておこう。それと、貧しい村の周りにあるゴブリンやオークの巣とかも潰しといたほうがいいな。あいつらは魔物の中でも知能が高く厄介だからな。

あと、ランクはばらつきよくやっておこうか。

それと、なんの技で倒そうか、、、うーん。せっかくだからあれ、使ってみるか。

「五色天雷龍創造!」





その日、世界中で、様々な色の龍が確認された。天から降りてきたその龍は、一直線に地面に降りていき、多くの魔物を蹴散らしたという。

その後に、世界規模の魔物の大幅減少が発表された。

この天変地異ともいえる出来事を多くの王たちは、それが龍の姿であったことから神の御業であるとしたのだった。


改煉がこのことを知るのはさらにあとになる、、、、。






【マスター、レベル300になりました。】

おお、これは爽快感があるな。

まあ、そんなことより俺とクリスのステータスを見せてくれ。

【はい。

個体名:改煉
 種族:ライトニングドラゴン
 ランク:L−
 レベル:300/300
 状態:通常
 HP:235,566,000
 MP:252,332,000
 攻撃:241,196,000
 防御:221,653,000
 速さ:266,660,000
 
 究極能力:叡智之王ラファエル 暴食之王ベルゼビュート 天雷之王ユーピテル
 
 固有能力:空間支配Lv.10 時間支配Lv.9
                   猛毒支配Lv.10 重力支配Lv.10 
     物質支配Lv.5 物質創造Lv.10
     万能身体Lv.10 万能魔眼Lv.10
     元素魔導Lv.9 完全遮断Lv.10
     天魔精龍召喚Lv.10

 スキル :龍魔法Lv.10 龍覇気Lv.10
                 多重存在Lv.8 武術Lv.10


 名前:クリスティーナ・エーデル
 種族:エルフ
 年齢:5
 レベル:375
 状態:通常
 HP:152,420
 MP:200,000
 攻撃:112,600
 防御:98,800
 速さ:86,900
 
 固有能力:心愛Lv.1 魔法複製Lv.9
 
 スキル:精霊魔法Lv.8
    上位四元素魔法Lv.1
               基本四元素魔法Lv.10
    光魔法Lv.9 再生Lv.9 回復Lv.9

 称号:魔法神の祝福 大地神の祝福
   運命神の加護 生命神の加護】

やばいな、、。俺はともかく、クリスがな。5歳にしては賢いし、俺がいるから大丈夫だとは思うが、もうすでに魔物で言うBランク並みの強さはあるぞ、、、。

俺がしっかり育ててあげないとな。あと一応、鑑定眼を持ってる奴がいると厄介だから、クリスに通常の五歳児並みのステータスに見えるよう隠蔽しといてくれ。

【わかりました。】

それと、進化先教えてくれ。

【種族:雷帝龍
ランク:L+
雷帝を冠する龍。その能力は神にすら届く可能性を秘める。

マスターにとって、これが最終進化となります。】

つ、ついに、ここまできたのか。最終進化か、、。長かったな、、。転生したと思ったら超弱い小魚で、そのあと死ぬかと思うような経験をして、ようやくか、、、。

「クリス、今から進化しに家に戻るが、どうする?」

「うーん。私もきょうはこれぐらいにしときます。」

「そうか。」

こうして、俺の最終進化が始まるのだった。

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品