転生して、小魚から龍になる〜人化して国王に〜

ドラ猫

第二十一話 ゴブリン

もう一度ステータスを確認しとくか。

【個体名:改煉
 種族:ライトニングサラマンダー
 ランク:B
 レベル:8/80
 状態:通常
 HP:137,000
 MP:144,500
 攻撃:135,800
 防御:112,600
 速さ:150,000
 固有能力:叡智者Lv.5 暴食者Lv.10
     雷霆魔法Lv.10 空間支配Lv.10
     石化眼Lv.9 猛毒結界Lv.9
                   雷化Lv.10 重力空間Lv.1
     スキル :人化Lv.4 氷魔法Lv.10 
                   大地魔法Lv.8
                   嵐魔法Lv.8 炎魔法Lv.8
                   金剛力Lv.7 隠密Lv.10 
                   基本四元素魔法Lv.10
                   猛毒霧Lv.8 猛毒沼Lv.8
                   猛毒牙Lv.8 闇魔法Lv.4
     分身Lv.4 超再生Lv.4
     暗黒魔法Lv.1
                   下級悪魔召喚Lv.1
 
 個体名:桜
 種族:フレアスモールバード(変異種)
 ランク:D
 レベル:15/40
 状態:通常
 HP:1520
 MP:1800
 攻撃:1480
 防御:1320
 速さ:1600
 固有能力:音魔法Lv.7 色彩操作Lv.6
     炎化Lv.8 雷魔法Lv.2
                   魔力感知Lv.2
 スキル:鑑定眼Lv.7 炎魔法Lv.3
                火魔法Lv.10 人化Lv.1
     超再生Lv.1 分身Lv.1
                 痛覚耐性Lv.2】

(兄さん、起きたみたいだね。)

(おう。順調に進化できたよ。)

(そっか、よかった。)

(桜もありがとな。それと、今から人化のスキル使ってみたいんだけどいいか?)
    
(うん。楽しみ!)

よし、人化のレベルはまだ4だけど、人化してみるか!

(人化!)

その瞬間、俺の周りに強烈な光が放ち始める。




お、おお。ついに!二足歩行になった!!
やったぜーーー!!

でも、外見はどうなんだ?まだレベル4だから、人間の見た目はまだしてないと思う。

「桜、俺の外見を教えてくれ。」

お、肉声で喋れるな。

(う、うん。なんか、大きいトカゲが二足歩行してる感じかな、、、)

「お、おう。やはりそうか。じゃあ、まだこの姿はやめとこう。前世の知事なきから考えると、ちょっとショッキングな映像になりかねんからな。」

(そ、その方がいいかも、、、)

すぐに俺は人化を解く。

(お、おう。じ、じゃ、桜の人化もやめとくか。)

(う、うん。ぜったい、やらない。)

(そ、そうか。じゃあ、お互いレベル上げにでも行くか。)

(うん。)

そう言って、俺らは別れ、レベル上げをすることになった。





それから俺は、ずっと気になっていた場所に行くことにした。それは、ゴブリンの巣だ。

(この世界のゴブリンってどんな感じなんだ?)

【知能が低く、醜悪な見た目をしていて、人間を襲うこともあります。】

そうなのか。じゃあ倒しても問題はないか。人間並みの知性を持っているなら倒しはしないけど、人を襲うなら論外だな。

俺は、人化をしてから巣に行くことにする。人家のレベル上げもしたいし、桜がいないところなら平気だしな。

(人化!)

またもや、俺は周りへ光を放つ。

【マスター、
エクストラスキル《人化Lv.5》になりました。】

お!嬉しい報告だな。鱗も少し薄くなって、尻尾も少し小さくなっている。

今更なんだが、ライトニングサラマンダーの姿は、普通のトカゲが車並みに大きくなって、小さい羽が生え、鋭い二本角が頭についている。

それにしても、俺自身もそうだが、スキルとかのレベルアップ早過ぎじゃないか?

【マスターなので仕方ないです。】

そうなのか。じ、じゃあ、気を取り直して、ゴブリン狩り行きますか!



お、早速ゴブリン5匹発見。ちなみに、ゴブリンのランクはEだ。ライトニングの一撃で倒す。

【マスター、レベル10になりました。】

ゴブリン5匹でレベル2アップか。まあB
ランクになったんだし、当然だな。

そんじゃ、

(暴食者!)

【レベル12になりました。】

ゴブリンからはなにもスキルを得られなかったみたいだな。


ここらへんからゴブリンの出現率が増えてくるな。もう巣は目と鼻の先だ。

うん?あれは、、普通のゴブリンと違うな?

【マスター、あれはゴブリンジェネラル(ランクC )です。その周りにいるのは、ゴブリンソルジャー(ランクD)三体と、ゴブリンウィザード(ランクD)二体です。】

なるほど。やはり、ゴブリンの進化個体か。ゴブリンのくせに、割と強くなるんだな。じゃあ、さくっと倒しますか。

(ライトニング!)

やはり、この一撃に限る。いくらC 以下がゴロゴロしていたとしても、この一撃であいつらは無になるんだ。

【マスター、レベル18になりました。】

そうか。じゃあ、捕食した後、巣の中に入りますかね。

(暴食者!)

【レベル23になりました。スキル《剣術》を取得しました。】

ゴブリンソルジャーの剣術か。じゃあ、巣に入ろうか。


俺は、ゴブリンの巣という名の洞窟に入る。割と大きい作りになっていて、最奥にある一番大きい空間には、ゴブリンジェネラル以上の大物がいることはすでにわかっている。洞窟には、ゴブリンジェネラルはおらず、ゴブリンウィザード、ゴブリンソルジャー、ゴブリンがいるようだ。


一体一体倒すのはめんどくさいな、、、もう一気にやるか。

(ライトニングショット!)

そこで俺は、洞窟の入り口から、奥に目掛けてライトニングショットを放つ。


ゴブリンたちは悲鳴を上げる間もなく死んでいく。しかし、


ーーーグあああああーーー


やはり、他のゴブリンとは違うようだ。やつのステータスを教えてくれ。

【はい。
 種族:ゴブリンキング
 ランク:B -
 レベル:58/70
 HP:128,000
 MP:99,500
 攻撃:132,000
 防御:115,800
 速さ:108,600
 スキル:覇気Lv.5 超回復Lv.7 超再生Lv.6
                剣術Lv.5 金剛力Lv.10 
                魔力感知Lv.9 炎魔法Lv.6
                火魔法Lv.10】

なかなか強いな。確かにこれなら俺のライトニングショットを耐えられるな。しかも、超再生、超回復を持っているから、なかなかの生命力だ。

じゃあ、さくっと終わらせるか!

(ライトニングブースト!)

俺はゴブリンキングに向けて、二十連撃をくらわす。本当なら一撃で吹っ飛んでしまうところを、俺の重力空間で飛ばないようにしている。そんなことをしたら、たとえゴブリンキングといえど、一瞬で事切れる。

【マスター、レベル40になりました。】

お、大幅に上がったな。これは洞窟の途中にいたゴブリンたちも含めた経験値を言ってくれてるから、これぐらいが妥当だな。

さて、面倒くさいが、洞窟の入り口まで、暴食者を使いながらいくとするか。






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