転生して、小魚から龍になる〜人化して国王に〜
第十五話 桜の成長
(じゃあ、まず、火魔法から使ってみようか)
俺と桜は俺のスキルを確認してから、その話題からずれるように、桜のスキルを試してみることにした。スキルがあっても、使えなければ意味ないからな。
(うん! ファイヤボール!)
その瞬間、小さな火の玉が出来上がった。俺の時のエレキボールに比べたら随分と小さいがそれは仕方ないだろう。多分火魔法の上位互換である炎魔法のフレアボールと同等かそれ以上なんだから。
(うん。いい感じだな。じゃあ、それを繰り返して火魔法のレベルをあげよう。でも、やりすぎるとMP切れを起こすから気を付けろよ。)
(うん。わかった。)
そこから桜はファイヤボールを打ちまくった。2、3発でMP切れを起こしそうになったが、英知者がステータスの変動を見ていてくれたので、未然に防ぐことができた。だんだん精度が上がることによって5発ぐらいまでは耐えられるようになっていた。
そして、現在、またMP切れになりそうだったので、桜は休憩している。火魔法のレベルは3になった。
(じゃあ、火魔法を使って、ランクFあたりの魔物を倒しに行くか)
(うん!)
俺と桜は東の方(魔物が弱い)の川へ移動し、レベル上げを行った。何を狩ったかというと、もちろん魚だ。俺が水中に潜って魚を陸へ飛ばす。陸で動けなくなったところを桜が倒すというなんと残忍で効率的なレベル上げなのか!ブルーフィッシュ(G+)の群れがいたので、そいつらに犠牲になってもらったら、もう桜はレベル最大になってしまった。桜は捕食というスキルがないから、その分倒さなければならないのだが、レベル10が最大なのですぐだろう。
(もう進化できるな。)
(うん!兄さんのおかげ。ありがとう。)
(どういたしまして。英知者、進化先はわかるか?)
【はい。個体名"桜"の進化先を表示します。
レッドスモールバード(変異種)
ランク:F -
レッドベビーバード(変異種)が順調に進化した個体。
ファイヤベビーバード(変異種)
ランク:F
レッドベビーバード(変異種)の火魔法の適性が高いものがなる個体。】
(うーん。どっちにする?)
(レッドスモールバードの方にするよ。どっちでもいいけど、なんかベビーのままなのはやだな。)
【レッドスモールバード(変異種)に進化を開始します】
(え?き、きゅうに、ねむけが、、)
 
うん。進化してるみたいだな。ていうか、他の人?が進化してるの初めてみるな。どんくらいで起きるんだ?
【低ランクでの進化のため、数分で目覚めるかと思います。】
なるほどな。ちなみに俺が今進化したらどんくらい?
【数時間かと思います。】
結構かかるな。数時間も動けないのは、自然界では厳しいな。俺が進化してる時桜に守ってもらわないとな。
と、そんなことを考えてると、、
(う、んん、)
(起きたか。)
(うん。兄さん。)
(じゃあ、早速ステータスの確認だな。英知者!)
【はい。個体名"桜"のステータスを表示します。
個体名:桜
種族:レッドスモールバード(変異種)
ランク:F -
レベル:1/12
HP:45
MP:75
攻撃:52
防御:32
速さ:46
固有能力:音魔法Lv.2 色彩操作Lv.2
炎化Lv.3
スキル:鑑定眼Lv.3 火魔法Lv.5】
(いい感じじゃないか?)
(うん。でも、もっと強くなりたい。兄さんを守れるくらい。)
(おう。ありがとな。その気持ちだけでも嬉しいよ。)
(じゃあ、早速また川に行かない?)
(うーん。今日は暗くなってきたし、明日にしないか?夜は魔物が活発化するしな。)
(うん。そうだね、、)
(明日いっぱいがんばろうな。)
(うん!)
その日は、桜と巣に帰って寝た。桜はまだ孵化してから、一日も経ってないんだ。少し整理する時間が必要だろう。
(じゃあ、行きますか!)
(うん。今日は音魔法を使ってみたい!)
(音魔法か。レベル2では何ができるんだ?)
【広範囲での衝撃音波が使えます。音による衝撃波で、その衝撃により相手は強い倦怠感、嘔吐感を覚え、低ランクだと死に至ります。】
おお。なんとも恐ろしい。
(早速使ってみようか。)
(うん。)
そこで、俺らはちょうどいい魔物を探すことにした。
(お、あいつなんかいいんじゃないか?)
そこには懐かしのブラックウルフが3匹もいた。
(あれは、ブラックウルフって言ってランクはE+だが、攻撃される前に攻撃して仕舞えば関係ない。じゃあ、やってみようか。)
(うん!衝撃音波!!)
ーーーグアアーーー
不快な叫び声を出しながら、ブラックウルフは悶えている。
うん。恐ろしいな。
うん?あ、あれは、、、ブラックウルフ死んでる?うん。死んでますね。もう一度言うが、、恐ろしい。
(兄さん。私レベル最大になったみたい。)
(おう。そうだな。巣に戻って進化しようか!)
(うん!)
ちなみに、ブラックウルフ3匹は、俺が暴食者で捕食しといた。おかげでレベルが5になった。
俺と桜は俺のスキルを確認してから、その話題からずれるように、桜のスキルを試してみることにした。スキルがあっても、使えなければ意味ないからな。
(うん! ファイヤボール!)
その瞬間、小さな火の玉が出来上がった。俺の時のエレキボールに比べたら随分と小さいがそれは仕方ないだろう。多分火魔法の上位互換である炎魔法のフレアボールと同等かそれ以上なんだから。
(うん。いい感じだな。じゃあ、それを繰り返して火魔法のレベルをあげよう。でも、やりすぎるとMP切れを起こすから気を付けろよ。)
(うん。わかった。)
そこから桜はファイヤボールを打ちまくった。2、3発でMP切れを起こしそうになったが、英知者がステータスの変動を見ていてくれたので、未然に防ぐことができた。だんだん精度が上がることによって5発ぐらいまでは耐えられるようになっていた。
そして、現在、またMP切れになりそうだったので、桜は休憩している。火魔法のレベルは3になった。
(じゃあ、火魔法を使って、ランクFあたりの魔物を倒しに行くか)
(うん!)
俺と桜は東の方(魔物が弱い)の川へ移動し、レベル上げを行った。何を狩ったかというと、もちろん魚だ。俺が水中に潜って魚を陸へ飛ばす。陸で動けなくなったところを桜が倒すというなんと残忍で効率的なレベル上げなのか!ブルーフィッシュ(G+)の群れがいたので、そいつらに犠牲になってもらったら、もう桜はレベル最大になってしまった。桜は捕食というスキルがないから、その分倒さなければならないのだが、レベル10が最大なのですぐだろう。
(もう進化できるな。)
(うん!兄さんのおかげ。ありがとう。)
(どういたしまして。英知者、進化先はわかるか?)
【はい。個体名"桜"の進化先を表示します。
レッドスモールバード(変異種)
ランク:F -
レッドベビーバード(変異種)が順調に進化した個体。
ファイヤベビーバード(変異種)
ランク:F
レッドベビーバード(変異種)の火魔法の適性が高いものがなる個体。】
(うーん。どっちにする?)
(レッドスモールバードの方にするよ。どっちでもいいけど、なんかベビーのままなのはやだな。)
【レッドスモールバード(変異種)に進化を開始します】
(え?き、きゅうに、ねむけが、、)
 
うん。進化してるみたいだな。ていうか、他の人?が進化してるの初めてみるな。どんくらいで起きるんだ?
【低ランクでの進化のため、数分で目覚めるかと思います。】
なるほどな。ちなみに俺が今進化したらどんくらい?
【数時間かと思います。】
結構かかるな。数時間も動けないのは、自然界では厳しいな。俺が進化してる時桜に守ってもらわないとな。
と、そんなことを考えてると、、
(う、んん、)
(起きたか。)
(うん。兄さん。)
(じゃあ、早速ステータスの確認だな。英知者!)
【はい。個体名"桜"のステータスを表示します。
個体名:桜
種族:レッドスモールバード(変異種)
ランク:F -
レベル:1/12
HP:45
MP:75
攻撃:52
防御:32
速さ:46
固有能力:音魔法Lv.2 色彩操作Lv.2
炎化Lv.3
スキル:鑑定眼Lv.3 火魔法Lv.5】
(いい感じじゃないか?)
(うん。でも、もっと強くなりたい。兄さんを守れるくらい。)
(おう。ありがとな。その気持ちだけでも嬉しいよ。)
(じゃあ、早速また川に行かない?)
(うーん。今日は暗くなってきたし、明日にしないか?夜は魔物が活発化するしな。)
(うん。そうだね、、)
(明日いっぱいがんばろうな。)
(うん!)
その日は、桜と巣に帰って寝た。桜はまだ孵化してから、一日も経ってないんだ。少し整理する時間が必要だろう。
(じゃあ、行きますか!)
(うん。今日は音魔法を使ってみたい!)
(音魔法か。レベル2では何ができるんだ?)
【広範囲での衝撃音波が使えます。音による衝撃波で、その衝撃により相手は強い倦怠感、嘔吐感を覚え、低ランクだと死に至ります。】
おお。なんとも恐ろしい。
(早速使ってみようか。)
(うん。)
そこで、俺らはちょうどいい魔物を探すことにした。
(お、あいつなんかいいんじゃないか?)
そこには懐かしのブラックウルフが3匹もいた。
(あれは、ブラックウルフって言ってランクはE+だが、攻撃される前に攻撃して仕舞えば関係ない。じゃあ、やってみようか。)
(うん!衝撃音波!!)
ーーーグアアーーー
不快な叫び声を出しながら、ブラックウルフは悶えている。
うん。恐ろしいな。
うん?あ、あれは、、、ブラックウルフ死んでる?うん。死んでますね。もう一度言うが、、恐ろしい。
(兄さん。私レベル最大になったみたい。)
(おう。そうだな。巣に戻って進化しようか!)
(うん!)
ちなみに、ブラックウルフ3匹は、俺が暴食者で捕食しといた。おかげでレベルが5になった。
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