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三日月

ghame

(47) しろくま


「オーイッ、ココハァー。最初はパンダだ!!パンダだぞ!!ワクワクするな」
「主任、パンダは絶対可愛いですよ!ハムスターから心変わりするんじゃやないですかぁ?」
「いや!オレはハムスター一筋だ。日本男児たるもの浮気はいかん!」

 カズがネット検索したジャイアントパンダのページを3人の前に出して見せる

「さて、150円のハムスターと比較して中国からレンタルしているパンダ様の、そのお値段は年間一億円より高いでしょうか?安いでしょうか?」
 ココハちゃんが早速スマホに食いついている

「一億円?どっちどっち?
一億八千万円!ドッカーンッ!!頭が爆発しました。日本は9頭レンタルしているそうですよ!金持ち。何何?パンダは、絶滅レッドリスト緊急性が三番目に高い分類なんだって。こうなって来ると、、、。」

 今度は、山下くんがスマホを見せる
「オレもそう思って検索したんだけどな、この問題は深くて重いぞ、絶滅危機種は総数28,338もいて支援も募集している。
『ロシアで怪我をした虎のリハビリ活動の支援などなど』今後オレらが考えていくことの議題だな。
地球上の野生生物は10万5,732種これを数えたヤツはスゴイな。」

 画面を見ていたココハちゃんもコメントを続けて来た。
「絶滅の危機は 国別で順位が出ている
一位・エクアドル 二位・アメリカ 三位・マレーシアだわ。
 マレーバク、マレーグマ、オラウータンは上野動物園にも居たね!」
「知ってしまったら見ないフリできないな。オレも、その会議に参加させてくれ。」

 私もスマホを見ていて、会話に参加した
「白熊もピンチじゃ無い?私も会議に参加したいわ、一大事よ」
「課長は白熊が好きなんですね!桜井さんの好きな動物はなんですか?」
「オレは九官鳥、20万円だ!ハムスターより高級品だ!」
「なんだと!命に値段をつけるな!」
「それは最もだ!」
「主任名言集に追加しておきます」
「そうだろ!良いこと言うだろ?その名言集には他になんて買いてあるんだ?」
「赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ!」
「なんだそれ?他にないのかよ」
 カズが横から口を挟む
「食うのは量も早さも負けませんよ。だろ!さすが三木谷建設の早食いバトル王者、オレたちまち恋に落ちた」
「私も、あの枕弁当には乙女心がトキメキました」
 私も会話に参加したかったので思ったことを言ってみる
「誰の前でも態度が変わらず周りを明るくしてくれるところが、とっても良いと思います。」
 優等生なコメントだったかしら、、、?

「課長そうですね!その意見に賛成します」
 ココハちゃんが、明るく私の意見に乗っかってくれた
「オレも賛成!クラスに主任がいてくれたらオレの人生変わってたと思ってる」
「本当ね!カズ、その通りだと私も思う」
「ありがとよ~皆んな。オレ張り切ってこれからも食うよ!」


 話が一段落した頃にパンダに辿り着くことが出来て4人で感激の声を上げた。
「白と黒がくっきり別れていて不思議だよな」
「触ってみたいコロコロしててなんて愛らしいの?一億八千万か~。ありがたや~」
「ありがたや~」4人で手を合わせた。

「そうだ、先週オレたち100枚写真に挑戦したんだ」
「なんだそりゃ?」
「違うポーズで写真に写るの。一人50枚ノルマをやり遂げました。今週は主任とココハちゃんで挑戦してみて!」
「面白そォ~ 今週は4人だからノルマは一人25枚ですね。写真を共有するためグループラインを作りましょう」
「グループライン良いね!オレ皆んなのアドレス知ってるから作っておくよ。来週のお泊まりについての ご質問もこちらまで」
「オレらまで?またやるのかよ」
それからの時間は、この調子で楽しく皆んなノルマも軽々と達成して、あっという間に出口まで到着した。

「あの主任の不意打ちポーズってのは反則だろ?食ってる時も、何してたっていきなり来ないか気になってしょうがない。。何だか先週真面目にポーズを頑張って考えたことまで無意味に思えて来る。チートだろ。」
「そうだよチートしろ。お前ら真面目に考え過ぎなんだよ。学生時代まで戻って根性叩き直したいよ」
ココハちゃんが口を挟む
「え?真面目を不真面目に叩き直すの?」
「そーだ人生の楽しみ方を教えてしんぜる」

ココハちゃんも真面目な顔をして
「私も真面目ちゃんだったから、人生の楽しみ方を教えて欲しいです」
 敬礼する。
それに習い3人揃って山下くんに敬礼
「今の名言じゃね?人生の楽しみ方を教えてしんぜる」
「そうですね!間違いなく名言ですね!!」



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