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とんで火に入る夏の豚

信楽秋穂

1

ずっとみんなと走っていたかった
永遠なんてないのに
誰も彼もが疑わずに信じて走ってた
過ぎた今日に私を置いて

見えなかった何もかも
見えてなかった何もかも
周りの声なんて聞こえなかったいつだって
止まったら死ぬと思ってた

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