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ひと夏の恋じゃ終わらない

語らい。

彼女について




自慢じゃないけど、僕と柚子はお似合いだったと思う

柚子はクラスの人気者だった

僕も人気者という部類ではないけれど

周りの人からは一途で、柚子の友達に会った時も

「いい彼氏見つけたじゃん」

そんなことをお世辞にしても言われるような

そんなカップルだったと思いたい

だからこそ、一途と言われていた僕が

人目もはばからず彼女ではない女

藤木と2人で下校しているのが不思議なのだろう

教室を出たあとも、学校の敷地を出たあとも

周囲の視線と

耳に障る不快な言葉達がついてまわった。






「さて、昨日の続きをしよう」

騒がしく光るゲームセンターにつき

藤木は僕に向かって言った

こいつの魂胆はまだ見えない

「だから、なんでゲームセンター?」

「ここなら、周りの声も聞こえないでしょう?」

そう言った藤木は、少し楽しそうに笑った

こいつも少しは考えて行動しているのかもしれない

賢くないと言った言葉は撤回したいが、少し腹ただしいので撤回はしないでおこう

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