少年と執事とお手伝いさんと。〜全ては時の運〜
9話 問題解決って素晴らしい!
1つ賢くなった僕達のパーティは、再び歩き始める。
左に真っ直ぐ。この先に何があるのか。
『ゴブ?』
「お、魔術師タイプが1人でいる。」
『ゴブブ…ゴブ、ゴブ!』
余裕で構えていたら、詠唱らしき言葉を開始した。
前に出て、いつでも避けられるように構える。
―ドゴォン!
「は!こいつは火なのか。そんな攻撃じゃ、僕には当たらないよ。」
『ゴブブ…』
「甘いぞ。2度もさせない。セア!」
前の僕に気を取られていたゴブリンは、森の陰から出てきた豪ニィに気がつかなかった。
そにまま不意打ちで蹴りをくらい、詠唱も止まる。
再び詠唱される前に、2人で連携して戦う。
《ゴブリン・ソーサラーLv16を倒した。40(160)の経験値を得た。》
「ほほ。森で火を使う方がいるとは、危うく火事でした。」
「黒ジィ、どこかに行ってたの?」
「空矢様が避けた火の玉が、森の木に少々引火しまして。」
「あーあれか。」
「黒様が水魔法使えて良かったですね。皆んな怪我してない?」
「あぁ。問題ない。」
いつも通り戦闘後のチェック。状況確認の報告と怪我の報告。
今回は火を使うゴブリンに出会い、炎魔法を黒ジィが覚えたみたいだ。
だけどさっきの事もあるので、森では使わないようにしてもらう。
その後もゴブリンが現れては、倒して、倒して、倒して…。
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《ゴブリン・ウォーリアLv20を倒した。50(200)の経験値を得た。》
―ソラヤはLv6→Lv7になった。5ポイント獲得。
―ゴウはLv6→Lv7になった。5ポイント獲得。
―クロイはLv6→Lv7になった。5ポイント獲得。
―エイリはLv6→Lv7になった。5ポイント獲得。
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お、上がった。進みながらって言っても、結構倒してきたし。
Lvた上がったところで、黒ジィにこれ以上進むのは、やめた方がいいと言われた。
夜になった場合の灯りに、野営とかの準備はしていない。
ここで戻らないと、家まで帰れない可能性がある。切りがいいので引き返す事になった。
結局戦う事ばかりで、食料も湖とかもみつけられないままだ。
家に帰って、お風呂には入れないので、濡らしたタオルで顔や体を拭く。
スキル確認して、いつもの様にステータス振る。
ん〜今回は前に出て戦闘した。攻撃面に問題は今の所ない。
相手の懐に早くいけた方が、このパーティでは今後も……これでいこう。
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ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ ???
―ソラヤ Lv7
年齢/12
職業/盗賊
スキル/勝利の女神、刀Lv1、投擲Lv4、観察眼Lv6、手加減、蹴撃Lv1、拳撃Lv1
称号/女神に愛された者
▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ ???
―HP 234/234・MP 56/56・SP 178/178
―STR/5・DEX/10・VIT/1・AGI/41・INT/6・MND/4・LUK/100(+100)
―Lvアップボーナス/0ポイント
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今回は、AGIに10振って41にしてみた。
VITの1に少し不安があるけど。今更1を少し上げても、何も変わらないだろう。
当たった時に違いは、分かるんだろうけど。
「空矢様、終わりましたかな?」
「ん?うん。今回は10ポイントだから、AGIに全部振った。」
「ほほ。私もINTに全部いらております。見ておきますか?」
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ 叡智の書
―クロイ Lv7
年齢/13
職業/魔導師
スキル/叡智の女神、投擲、採取Lv3、観察眼Lv3、指導員
▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ 叡智の書
―HP 434/434・MP 378/378・SP 56/56
―STR/4・DEX/10・VIT/4・AGI/6・INT/45×2・MND/10・LUK/20
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「同じLvでHPは僕より倍くらい、MPなんて7倍くらいあるじゃん。」
「ほほほ。高くても、当たればその分減りますし。MPに至っては魔術師ですから。」
「空ちゃん!私もMNDだっけ?それに全部ぽいしといた。」
「ポイッてそんな捨てるみたいな。まぁいいけど。」
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ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ
―エイリ Lv7
年齢/29
職業/神官
スキル/女神の祝福、投擲、採取Lv3、観察眼Lv1
▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ
―HP 252/252・MP 206/206・SP 45/45
―STR/7・DEX/10・VIT/6・AGI/3・INT/1・MND/45・LUK/10
―Lvアップボーナス/0ポイント
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この時点では、2名極振り状態。2人は何を目指してるの?
「ほほ。栄理さんMPは空矢様の4倍で御座います。」
「何が言いたい?僕のMPが少ないと?」
「いえいえ、魔法を使うものが上がるのでは?って事に御座います。」
「ふーん。じゃ、豪ニィは今回どうなった?」
「はい。ご確認おねがいします。」
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ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ
―ゴウ Lv7
年齢/28
職業/戦士
スキル/女神の加護、かばう、投擲Lv4、蹴撃Lv1、観察眼Lv1、拳撃Lv1
▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ
―HP 241/241・MP 178/178・SP 63/63
―STR/10・DEX/10・VIT/20・AGI/8・INT/1・MND/20・LUK/10
―Lvアップボーナス/0ポイント
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「今回は魔法を使う敵が現れ出したので、MNDを20まで上げました。余りをAGIに。」
「あぁ…凄くいい考えだよ。その調子で続けて。」
「はい!ありがとうございます!」
…豪ニィの成長が早い。この前までよく分からないって言っていたのに、凄く考えて振り分けしてるよ。
それに、戦士であるはずの豪ニィのMPは僕の3倍。
きっとHPとかは、振り分けるステータスに関係するんだろう。
そして皆んなの成長を見つつ、収穫なかったなっと落胆している僕達。
栄ネェ夕食の準備をする。
「水も少ないし、火も無いから…これとあれをこうして…。」
「ほほ。栄理さんお手伝いしますよ。」
「黒様ありがとう。そしたらそこの鍋に、ペットボトル1本分水を入れてください。」
「ふむふむ。では……。水神よ…水弾、少しだけお願いします。」
―ザパァ。
「こんなもんですか?」
「……。」
「……。」
「空様、水なんとかなりそうですね。」
…あ、成果あったね。これ以上ないくらいの。
しかし、生活に魔法使って、水神様は怒らないのだろうか。
何はともあれ、我がパーティの水問題は解決した。
そして、同じ目的で火を使ってみた。
これも弱火を使えた。だけど黒ジィが魔法使い続けるのは、燃費も効率も悪い。
外に木を集めて焚火を作った。
水に火が使えるようになって、食事面は少し改善された。
あとは食料問題とトイレ問題だけだ。
そこに豪ニィがふと呟いた。
「ゴブリンなどは食べれな…いや、なんでもありません。」
「犬の獣人ですからねぇ。どこかの国では、犬を食べられる文化もあるとか。」
「犬なのあれ?でも歩いたりしてるよ?」
「犬と人の混ぜたような感じですよ。獣人って言うくらいですし。」
「って事は人……。」
確かどこかの文化では、犬を食べる所があったと黒ジィの話。
そこは最後の選択肢として、他の方法を明日探す事にした。
とにかく今日は、水と火を作った確保できた訳だし。
明日はきっと食料を……見つけてみせる!!
森の獣達がいたら、悪寒を感じていたに違いない。
果たして、この森にいるのだろうか?
明日も僕自身に運を信じて、今日はもう寝る、おやすみなさい〜。
左に真っ直ぐ。この先に何があるのか。
『ゴブ?』
「お、魔術師タイプが1人でいる。」
『ゴブブ…ゴブ、ゴブ!』
余裕で構えていたら、詠唱らしき言葉を開始した。
前に出て、いつでも避けられるように構える。
―ドゴォン!
「は!こいつは火なのか。そんな攻撃じゃ、僕には当たらないよ。」
『ゴブブ…』
「甘いぞ。2度もさせない。セア!」
前の僕に気を取られていたゴブリンは、森の陰から出てきた豪ニィに気がつかなかった。
そにまま不意打ちで蹴りをくらい、詠唱も止まる。
再び詠唱される前に、2人で連携して戦う。
《ゴブリン・ソーサラーLv16を倒した。40(160)の経験値を得た。》
「ほほ。森で火を使う方がいるとは、危うく火事でした。」
「黒ジィ、どこかに行ってたの?」
「空矢様が避けた火の玉が、森の木に少々引火しまして。」
「あーあれか。」
「黒様が水魔法使えて良かったですね。皆んな怪我してない?」
「あぁ。問題ない。」
いつも通り戦闘後のチェック。状況確認の報告と怪我の報告。
今回は火を使うゴブリンに出会い、炎魔法を黒ジィが覚えたみたいだ。
だけどさっきの事もあるので、森では使わないようにしてもらう。
その後もゴブリンが現れては、倒して、倒して、倒して…。
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《ゴブリン・ウォーリアLv20を倒した。50(200)の経験値を得た。》
―ソラヤはLv6→Lv7になった。5ポイント獲得。
―ゴウはLv6→Lv7になった。5ポイント獲得。
―クロイはLv6→Lv7になった。5ポイント獲得。
―エイリはLv6→Lv7になった。5ポイント獲得。
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お、上がった。進みながらって言っても、結構倒してきたし。
Lvた上がったところで、黒ジィにこれ以上進むのは、やめた方がいいと言われた。
夜になった場合の灯りに、野営とかの準備はしていない。
ここで戻らないと、家まで帰れない可能性がある。切りがいいので引き返す事になった。
結局戦う事ばかりで、食料も湖とかもみつけられないままだ。
家に帰って、お風呂には入れないので、濡らしたタオルで顔や体を拭く。
スキル確認して、いつもの様にステータス振る。
ん〜今回は前に出て戦闘した。攻撃面に問題は今の所ない。
相手の懐に早くいけた方が、このパーティでは今後も……これでいこう。
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ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ ???
―ソラヤ Lv7
年齢/12
職業/盗賊
スキル/勝利の女神、刀Lv1、投擲Lv4、観察眼Lv6、手加減、蹴撃Lv1、拳撃Lv1
称号/女神に愛された者
▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ ???
―HP 234/234・MP 56/56・SP 178/178
―STR/5・DEX/10・VIT/1・AGI/41・INT/6・MND/4・LUK/100(+100)
―Lvアップボーナス/0ポイント
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今回は、AGIに10振って41にしてみた。
VITの1に少し不安があるけど。今更1を少し上げても、何も変わらないだろう。
当たった時に違いは、分かるんだろうけど。
「空矢様、終わりましたかな?」
「ん?うん。今回は10ポイントだから、AGIに全部振った。」
「ほほ。私もINTに全部いらております。見ておきますか?」
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ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ 叡智の書
―クロイ Lv7
年齢/13
職業/魔導師
スキル/叡智の女神、投擲、採取Lv3、観察眼Lv3、指導員
▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ 叡智の書
―HP 434/434・MP 378/378・SP 56/56
―STR/4・DEX/10・VIT/4・AGI/6・INT/45×2・MND/10・LUK/20
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「同じLvでHPは僕より倍くらい、MPなんて7倍くらいあるじゃん。」
「ほほほ。高くても、当たればその分減りますし。MPに至っては魔術師ですから。」
「空ちゃん!私もMNDだっけ?それに全部ぽいしといた。」
「ポイッてそんな捨てるみたいな。まぁいいけど。」
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ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ
―エイリ Lv7
年齢/29
職業/神官
スキル/女神の祝福、投擲、採取Lv3、観察眼Lv1
▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ
―HP 252/252・MP 206/206・SP 45/45
―STR/7・DEX/10・VIT/6・AGI/3・INT/1・MND/45・LUK/10
―Lvアップボーナス/0ポイント
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この時点では、2名極振り状態。2人は何を目指してるの?
「ほほ。栄理さんMPは空矢様の4倍で御座います。」
「何が言いたい?僕のMPが少ないと?」
「いえいえ、魔法を使うものが上がるのでは?って事に御座います。」
「ふーん。じゃ、豪ニィは今回どうなった?」
「はい。ご確認おねがいします。」
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ステータス アイテム▶︎プロフィール パーティ
―ゴウ Lv7
年齢/28
職業/戦士
スキル/女神の加護、かばう、投擲Lv4、蹴撃Lv1、観察眼Lv1、拳撃Lv1
▶︎ステータス アイテム プロフィール パーティ
―HP 241/241・MP 178/178・SP 63/63
―STR/10・DEX/10・VIT/20・AGI/8・INT/1・MND/20・LUK/10
―Lvアップボーナス/0ポイント
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「今回は魔法を使う敵が現れ出したので、MNDを20まで上げました。余りをAGIに。」
「あぁ…凄くいい考えだよ。その調子で続けて。」
「はい!ありがとうございます!」
…豪ニィの成長が早い。この前までよく分からないって言っていたのに、凄く考えて振り分けしてるよ。
それに、戦士であるはずの豪ニィのMPは僕の3倍。
きっとHPとかは、振り分けるステータスに関係するんだろう。
そして皆んなの成長を見つつ、収穫なかったなっと落胆している僕達。
栄ネェ夕食の準備をする。
「水も少ないし、火も無いから…これとあれをこうして…。」
「ほほ。栄理さんお手伝いしますよ。」
「黒様ありがとう。そしたらそこの鍋に、ペットボトル1本分水を入れてください。」
「ふむふむ。では……。水神よ…水弾、少しだけお願いします。」
―ザパァ。
「こんなもんですか?」
「……。」
「……。」
「空様、水なんとかなりそうですね。」
…あ、成果あったね。これ以上ないくらいの。
しかし、生活に魔法使って、水神様は怒らないのだろうか。
何はともあれ、我がパーティの水問題は解決した。
そして、同じ目的で火を使ってみた。
これも弱火を使えた。だけど黒ジィが魔法使い続けるのは、燃費も効率も悪い。
外に木を集めて焚火を作った。
水に火が使えるようになって、食事面は少し改善された。
あとは食料問題とトイレ問題だけだ。
そこに豪ニィがふと呟いた。
「ゴブリンなどは食べれな…いや、なんでもありません。」
「犬の獣人ですからねぇ。どこかの国では、犬を食べられる文化もあるとか。」
「犬なのあれ?でも歩いたりしてるよ?」
「犬と人の混ぜたような感じですよ。獣人って言うくらいですし。」
「って事は人……。」
確かどこかの文化では、犬を食べる所があったと黒ジィの話。
そこは最後の選択肢として、他の方法を明日探す事にした。
とにかく今日は、水と火を作った確保できた訳だし。
明日はきっと食料を……見つけてみせる!!
森の獣達がいたら、悪寒を感じていたに違いない。
果たして、この森にいるのだろうか?
明日も僕自身に運を信じて、今日はもう寝る、おやすみなさい〜。
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