無敵のフルフェイス
77話 体裁と建前。
始めは勘違いからの戦闘だったけど、なんとか終わりが見えてきた。
「くっそ。全員撤退だ!これ以上は何も得られない。」
「このままでは人族に舐められますよ!」
「これ以上は我々も逃げられなくなる。ここで全滅する訳にはいかないのだ……」
潔い判断である。一見優勢に見えるが、僕らが戦った地帯から綻び始めている。
「黒騎士様……あ、こっちじゃない。どこいった?」
「あそこにいますよ。」
「そうか。すまない。」
「いえいえ。」
よく見れば全然違うのに、なんでこうも……あ、マントは仕舞おう。後皆んなに声を掛けて、戻って来るように伝えた。
「あら?似合っていたのに、しまっちゃうの?」
「お帰りレブル。ここだと勘違いされるから。」
「黒……違うな。」
「あっちにいます。ね?」
「すまない。」
「どこをどう間違えるか私には分からないけど。」
また1人間違えかけているけど、この後声を掛けられることはなくなった。
「師匠!戻りました!」
「お帰りセロー。それじゃ、皆んな揃ったし帰ろうか。」
「え?いいの?魔族はまだ居るわよ?」
「さっき魔族側が撤退するって言っていたし。深追いするような指示はヴァイツァーも出さないでしょう。」
「そうなの。ならいいかしら。でも一応声は掛けていきたいわね。」
そうエストが言うから、僕らはヴァイツァーの所まで歩いて行く。
♦︎
近づいて行くと、何か兵士の間で言い合いをしている。
「どうかしましたか?」
「シノブか。いやな、追撃するべきと言うやつがいてな。」
「この機を逃せば、また戦争は激化しますよ!叩ける内に叩く方が良いかと。」
「だから、それは……」
まぁそう考えるのも分からなくはない。だけどこの人は根本的な事を間違っている。
「僕が少し話しても?」
「いや、そこは俺がしっかりしないといけないから。気にさせて悪かったな。シノブ達は帰ってくれて構わん。」
「そう?じゃ、先に失礼するよ。」
「ちょっと!?貴方達が帰ったら、この後の追撃を誰が!」
「……ゴホン。全軍撤退だ!怪我人を回収し、救える命は救え!魔族への深追いは許さん!仲間あっての部隊と言う事を忘れるな!」
「「「は!」」」
「「「……は!」」」
納得する人と、少し疑問に思う兵士もいるようだ。僕らが街へと歩いて行くと、他の兵士も負傷した兵士を連れて歩き出す。
先頭きって歩き始めるが、一応魔族達の動向は見る。不意打ち等はしてこないと思うけど……。
後ろを振り返ると魔族が引き返し、殿をヴァイツァーがしている。相手も不意打ちをしてくるような事はなかった。
♦︎
王都に入るところで、暫くして戻ってきたヴァイツァーが僕らを見つけて向かってくる。
「すまない。お陰で負傷者も少なく抑えられた。」
「そうね。シノブさんにもっと感謝して欲しいわ。」
「ですです。逃げなければもっと楽でした。」
「貴女達、結構言うわね……。」
「いや、いいんだ。返す言葉もない。」
レブルとセローがヴァイツァーを責める。話を聞けば逃げたって事だけど、何か理由はあるんだろう。結果としては、ちゃんと戦場に出て戦ったんだし。僕としてはこれ以上言う事はない。
「シノブさんも言っていいのよ?」
「僕は別に。今回はレブル達が表立って戦えたし。良い経験になったよ。」
「師匠は優しいです。」
「実際はシノブさんの始めの魔法で、相手の魔族はほぼ半壊していたけど。」
「そんな事ないでしょう。」
「いや、実際シノブの大規模魔法がなければ、今の王都の部隊では厳しいとしか言えない。」
今までこの戦況を抑えてきたヴァイツァーがいれば、いくらでもやり方はあると思う。今日みたいな戦術なんて、意表を突いたに過ぎない。
「だけど一つだけ気になる事があるの。」
「どうしたのエスト?」
「魔族が攻めて来る。こんな事態にしては兵力が少ないのよ。」
「確かに今回は特に少ないな。だから俺も少しサボった訳で……」
「それはどうかと思うけど。今回はたまたまシノブさんがいたから、最悪な事態にはなってないけど。」
「最悪な事態って?」
「言いづらいけど、部隊の全滅……よ。」
「……。」
まぁそれも考えられるか。
「でもそんな危機じゃなかったとか?」
「危機は危機だ。もしも俺達の部隊がいなくなっても魔族は王都まで攻めてこない。って自信があったんじゃないかって思う。」
「なんで攻めて来ないの?特殊な結界でもしているとか?でも僕が見るに、うっすいのしかないよね?」
「うっすいって……これでも国家魔導師が防衛をしているんだが。」
「そうなんだ。」
僕らが王都に入る際に感じた結界は、僕だけじゃなくレブルやセローだって壊せる気がする。
「一応聞くけど。私とセローなら出来そうとか思ってる?」
「え。よく分かったねレブル。」
「私はそもそも結界がどうとか気づかなかったわよ。多分セローは感じていたかもしれないけど。」
「私も何となくです。壊せるかどうかはやってみないと。」
「頼むから試したりしないでくれよ?特にシノブ。」
「エストの実家だし、そんな喧嘩を売るような事しないって。」
「そうだよな。悪い、一応言っておこうか…………と?」
ヴァイツァーの言葉が途切れる。何か変な事言ったっけ?
「エストさんの実家がここにあるのか。」
「実家と言っても、滅多に行かないわよ。」
「王都に実家があるって、貴族でもない限りないはずなんだが。」
「貴族って言われ方は好きじゃないけど。あるからには貴族になるのかしら?」
「そうなのかな。貴族って言うより、王族って方があってる気がするけど。僕はそこら辺よくわからないや。」
「…………王族?」
話している途中からヴァイツァーが変である。
「ちょっと待ってくれ!すると何か?俺は王族に戦わせた事になるのか?シノブも、もしかして?」
「王族ならエストだけだよ。あれ気づかなかった?兵士長なら知っているもんかと……」
「私もてっきり。言わなくて良かったやつ?ごめんなさい忘れてちょうだい。」
「いやいや!そんな訳にはいきませんって!エストさん……エストさん……」
記憶を探すヴァイツァーが頭を捻る。
「エストって本当に王族?」
「別に私はどっちでもいいわ。変にペコペコされるからような訳でもないし。あくまでも偉いのはお父様だし。」
「あ!エストレア姫様?」
「姫様なんて柄じゃないわよ。」
「失礼しました!お前らも首を切られたくなければ頭を下げろ!」
地面に頭が着くくらい下げるヴァイツァー。それを見た近くにいた兵士達が同じ行動をする。
「別にそんなのいらないって。知名度の低さは私がよく知っているもの。」
そう言ってても、口元が少し膨れているエスト。その両肩にレブルとセローが手を置く。
「「どんまい!」」
「レブルとセローはもう少し優しくしてもいいのよ?」
「エストはエスト。今更どうにも変わらないわ。」
「ですね。始めの派手派手な服でいれば気づいてもらえたかもです。」
「ごめんなさい。あの頃の私は忘れて!」
それほど時間は経ってないけど、過去が恥ずかしくなる時期ってあるよね。僕も頭に手を乗せて言っておこうか。
「どんまい。」
「シノブさんのそれは悪意を感じるんだけど。」
「ここはやっておかないとかなって。空気読んでみた。」
「そんな空気は読まなくていいわ。」
「まぁ結果的に怪我もないからいいんじゃない?」
「それをシノブさんが言うのね。もういいんだけど。」
僕らが手を乗せているのを見て、兵士もそうだけどヴァイツァーも驚いている。
そしてこんな状況が人を呼び寄せる。囲まれる前に帰りたいんだけど……まぁエストなら囲まれたりしないか。そんな事を考えていると。
「おーい。やっぱりこの人集りのところ、シノブありだな。宿が取れたから行こうって、なんで全員跪いているんだ?」
「シノブさん……何やったっすか?」
「僕は何もやってないって。」
「大方の予想はつく。エストは姫だからな、王都に来ればこう言う事もあるだろう。」
アマンとラストラの2人は、どうせ僕だろうと目が合う。違うと否定して説明をする前に、ゾンが汲んでくれた。
「その姫と言っておいて、頭に手を乗せるのは何なのかしら?」
「あーついな。いやか?」
エストがそう言っても手を退けず、優しく撫でるゾン。
「ゾンはずるいわ。」
「はは。よく無事に戻ったおつかれ。」
「ええ。」
「「「………………。」」」
何とも言えないこの空気。僕達と全然反応が違うけど、もう突っ込むことすらしない。逆にゾンの対応はとてもスマートでカッコいい。
「ん。仲間と合流も出来て、宿も決まったみたいだから行こうか。」
「っは!?全員敬礼!」
―ッバ!
そう言うと全員立ち上がり、敬礼で送り出してくれる。こんな街中でそんな事すれば目立ってしょうがない。近くの宿に入るところで、静まり返った街が一気にざわざわ話し声が聞こえる。
王都に来てお酒を奢ってくれたヴァイツァーも、これからはあんな畏まった関係になるのか。兄弟って少し憧れていたのに残念だ。
その後もう一度穴場の食堂に行くと、そこには全身黒い鎧を着た兵士がいた。
「くっそ。全員撤退だ!これ以上は何も得られない。」
「このままでは人族に舐められますよ!」
「これ以上は我々も逃げられなくなる。ここで全滅する訳にはいかないのだ……」
潔い判断である。一見優勢に見えるが、僕らが戦った地帯から綻び始めている。
「黒騎士様……あ、こっちじゃない。どこいった?」
「あそこにいますよ。」
「そうか。すまない。」
「いえいえ。」
よく見れば全然違うのに、なんでこうも……あ、マントは仕舞おう。後皆んなに声を掛けて、戻って来るように伝えた。
「あら?似合っていたのに、しまっちゃうの?」
「お帰りレブル。ここだと勘違いされるから。」
「黒……違うな。」
「あっちにいます。ね?」
「すまない。」
「どこをどう間違えるか私には分からないけど。」
また1人間違えかけているけど、この後声を掛けられることはなくなった。
「師匠!戻りました!」
「お帰りセロー。それじゃ、皆んな揃ったし帰ろうか。」
「え?いいの?魔族はまだ居るわよ?」
「さっき魔族側が撤退するって言っていたし。深追いするような指示はヴァイツァーも出さないでしょう。」
「そうなの。ならいいかしら。でも一応声は掛けていきたいわね。」
そうエストが言うから、僕らはヴァイツァーの所まで歩いて行く。
♦︎
近づいて行くと、何か兵士の間で言い合いをしている。
「どうかしましたか?」
「シノブか。いやな、追撃するべきと言うやつがいてな。」
「この機を逃せば、また戦争は激化しますよ!叩ける内に叩く方が良いかと。」
「だから、それは……」
まぁそう考えるのも分からなくはない。だけどこの人は根本的な事を間違っている。
「僕が少し話しても?」
「いや、そこは俺がしっかりしないといけないから。気にさせて悪かったな。シノブ達は帰ってくれて構わん。」
「そう?じゃ、先に失礼するよ。」
「ちょっと!?貴方達が帰ったら、この後の追撃を誰が!」
「……ゴホン。全軍撤退だ!怪我人を回収し、救える命は救え!魔族への深追いは許さん!仲間あっての部隊と言う事を忘れるな!」
「「「は!」」」
「「「……は!」」」
納得する人と、少し疑問に思う兵士もいるようだ。僕らが街へと歩いて行くと、他の兵士も負傷した兵士を連れて歩き出す。
先頭きって歩き始めるが、一応魔族達の動向は見る。不意打ち等はしてこないと思うけど……。
後ろを振り返ると魔族が引き返し、殿をヴァイツァーがしている。相手も不意打ちをしてくるような事はなかった。
♦︎
王都に入るところで、暫くして戻ってきたヴァイツァーが僕らを見つけて向かってくる。
「すまない。お陰で負傷者も少なく抑えられた。」
「そうね。シノブさんにもっと感謝して欲しいわ。」
「ですです。逃げなければもっと楽でした。」
「貴女達、結構言うわね……。」
「いや、いいんだ。返す言葉もない。」
レブルとセローがヴァイツァーを責める。話を聞けば逃げたって事だけど、何か理由はあるんだろう。結果としては、ちゃんと戦場に出て戦ったんだし。僕としてはこれ以上言う事はない。
「シノブさんも言っていいのよ?」
「僕は別に。今回はレブル達が表立って戦えたし。良い経験になったよ。」
「師匠は優しいです。」
「実際はシノブさんの始めの魔法で、相手の魔族はほぼ半壊していたけど。」
「そんな事ないでしょう。」
「いや、実際シノブの大規模魔法がなければ、今の王都の部隊では厳しいとしか言えない。」
今までこの戦況を抑えてきたヴァイツァーがいれば、いくらでもやり方はあると思う。今日みたいな戦術なんて、意表を突いたに過ぎない。
「だけど一つだけ気になる事があるの。」
「どうしたのエスト?」
「魔族が攻めて来る。こんな事態にしては兵力が少ないのよ。」
「確かに今回は特に少ないな。だから俺も少しサボった訳で……」
「それはどうかと思うけど。今回はたまたまシノブさんがいたから、最悪な事態にはなってないけど。」
「最悪な事態って?」
「言いづらいけど、部隊の全滅……よ。」
「……。」
まぁそれも考えられるか。
「でもそんな危機じゃなかったとか?」
「危機は危機だ。もしも俺達の部隊がいなくなっても魔族は王都まで攻めてこない。って自信があったんじゃないかって思う。」
「なんで攻めて来ないの?特殊な結界でもしているとか?でも僕が見るに、うっすいのしかないよね?」
「うっすいって……これでも国家魔導師が防衛をしているんだが。」
「そうなんだ。」
僕らが王都に入る際に感じた結界は、僕だけじゃなくレブルやセローだって壊せる気がする。
「一応聞くけど。私とセローなら出来そうとか思ってる?」
「え。よく分かったねレブル。」
「私はそもそも結界がどうとか気づかなかったわよ。多分セローは感じていたかもしれないけど。」
「私も何となくです。壊せるかどうかはやってみないと。」
「頼むから試したりしないでくれよ?特にシノブ。」
「エストの実家だし、そんな喧嘩を売るような事しないって。」
「そうだよな。悪い、一応言っておこうか…………と?」
ヴァイツァーの言葉が途切れる。何か変な事言ったっけ?
「エストさんの実家がここにあるのか。」
「実家と言っても、滅多に行かないわよ。」
「王都に実家があるって、貴族でもない限りないはずなんだが。」
「貴族って言われ方は好きじゃないけど。あるからには貴族になるのかしら?」
「そうなのかな。貴族って言うより、王族って方があってる気がするけど。僕はそこら辺よくわからないや。」
「…………王族?」
話している途中からヴァイツァーが変である。
「ちょっと待ってくれ!すると何か?俺は王族に戦わせた事になるのか?シノブも、もしかして?」
「王族ならエストだけだよ。あれ気づかなかった?兵士長なら知っているもんかと……」
「私もてっきり。言わなくて良かったやつ?ごめんなさい忘れてちょうだい。」
「いやいや!そんな訳にはいきませんって!エストさん……エストさん……」
記憶を探すヴァイツァーが頭を捻る。
「エストって本当に王族?」
「別に私はどっちでもいいわ。変にペコペコされるからような訳でもないし。あくまでも偉いのはお父様だし。」
「あ!エストレア姫様?」
「姫様なんて柄じゃないわよ。」
「失礼しました!お前らも首を切られたくなければ頭を下げろ!」
地面に頭が着くくらい下げるヴァイツァー。それを見た近くにいた兵士達が同じ行動をする。
「別にそんなのいらないって。知名度の低さは私がよく知っているもの。」
そう言ってても、口元が少し膨れているエスト。その両肩にレブルとセローが手を置く。
「「どんまい!」」
「レブルとセローはもう少し優しくしてもいいのよ?」
「エストはエスト。今更どうにも変わらないわ。」
「ですね。始めの派手派手な服でいれば気づいてもらえたかもです。」
「ごめんなさい。あの頃の私は忘れて!」
それほど時間は経ってないけど、過去が恥ずかしくなる時期ってあるよね。僕も頭に手を乗せて言っておこうか。
「どんまい。」
「シノブさんのそれは悪意を感じるんだけど。」
「ここはやっておかないとかなって。空気読んでみた。」
「そんな空気は読まなくていいわ。」
「まぁ結果的に怪我もないからいいんじゃない?」
「それをシノブさんが言うのね。もういいんだけど。」
僕らが手を乗せているのを見て、兵士もそうだけどヴァイツァーも驚いている。
そしてこんな状況が人を呼び寄せる。囲まれる前に帰りたいんだけど……まぁエストなら囲まれたりしないか。そんな事を考えていると。
「おーい。やっぱりこの人集りのところ、シノブありだな。宿が取れたから行こうって、なんで全員跪いているんだ?」
「シノブさん……何やったっすか?」
「僕は何もやってないって。」
「大方の予想はつく。エストは姫だからな、王都に来ればこう言う事もあるだろう。」
アマンとラストラの2人は、どうせ僕だろうと目が合う。違うと否定して説明をする前に、ゾンが汲んでくれた。
「その姫と言っておいて、頭に手を乗せるのは何なのかしら?」
「あーついな。いやか?」
エストがそう言っても手を退けず、優しく撫でるゾン。
「ゾンはずるいわ。」
「はは。よく無事に戻ったおつかれ。」
「ええ。」
「「「………………。」」」
何とも言えないこの空気。僕達と全然反応が違うけど、もう突っ込むことすらしない。逆にゾンの対応はとてもスマートでカッコいい。
「ん。仲間と合流も出来て、宿も決まったみたいだから行こうか。」
「っは!?全員敬礼!」
―ッバ!
そう言うと全員立ち上がり、敬礼で送り出してくれる。こんな街中でそんな事すれば目立ってしょうがない。近くの宿に入るところで、静まり返った街が一気にざわざわ話し声が聞こえる。
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