葛木裕美の天国と地獄の旅行話

鉄道1014

第6話「朝ごはんでトラブル!?」

骨休みの当日、私と彼は荷物を持って彼氏の家をでた。


「忘れものはないか?」


この問いに関してで言えば、朝飯を忘れたと言いたい…。
何せ、昨日のカレーは残っていないから通常の朝ごはんぐらいは、
あるかと思ったのが甘かった。


「ねぇ、どこかで食べていく?朝ごはん。」


念のため優しく聞いてみた。その答えが…。


「この時間だと、フラードバックなどの24時間営業しかないな。」


都会でもやっているところは、同じなのだと私は再度認識した。
向こうに行ったせいか、あまりにもその感覚がなくなっていた。


「そうなると新幹線の弁当狙い?それとも駅弁?」


かなりの出費にはなるが、ここは我慢して聞いてみた。
コンビニのおにぎりとは嫌だからだ。


「駅弁だな。新幹線の弁当はもうないよ?」


「え?なくなったの?」


「少し前だがな。」


このような情報にも疎いとはなおさらショックを受けてしまった。


「じゃあ、駅弁だね。」


「昨日のお詫びで、好きなもの選んでいいよ。」


「やった!今の言葉忘れないでよ~!」


ウキウキ気分で、新幹線の駅である東京駅に向かった。


東京駅~駅弁売り場~


駅弁売り場に到着したのはいいが…。


「駅弁がな~い!」


「まじかよ!?この時間でもうないのか?」


くまなく探してもどこの商品棚は空っぽ。


「おばちゃん!弁当もうないの!?」


近くにいた販売のおばちゃんに聞いてみた。


「ごめんね。今日は仕入れが悪かったからもともと少ないんだ。」


これはどうしよう…。本当にコンビニのおにぎりしかないの?


「すまん、新幹線の時間もないしコンビニの弁当で許してくれ。」


「うえ~ん!(涙」


私は心の中で泣いた。
しかし、これだけの駅弁屋さんをすべてこの時間事9時台で完売させるとは…?
一体どれだけの団体客がいたのだろう?
コンビニで二人でおにぎりを買い、新幹線に乗ることにした。


続く



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