3分小説

sudachi

隕石

2120年。
ロボットと人間が共存する社会。

ロボットには人工知能知能が搭載され、
人間の生活をサポートする。

危険な現場の作業や、介護、様々な現場でロボットが活躍している。

ロボットも、人間のような生活をしていて、
バーに飲みに来たりするものもいる。

もちろん飲むのは、お酒ではなく
環境に配慮されたガソリンを給油する。

私も、そんなロボットたちと、このバーで一杯やるのが、お決まりになっている。
もちろん、このバーのマスターもロボットだった。


そんな時、ニュースが飛び込んできた。
地球に隕石が近づいているらしい。
隕石は、強力な磁気を帯びており、あらゆる電子機器が機能停止する可能性があるらしい。


最新機種のロボットは、磁気対策が施されているらしい。


「マスター。マスターは大丈夫なの?」

「2100年製ですので、止まってしまうかもしれません。」

「私は大丈夫ですよ。」
そう言うのは、一緒に飲んでいた、女性型ロボット。彼女は普段ベビシッターとして働いている。
「私は、2119年製ですから。」
今日は、彼女とマスターそれに私の含3人しかいない。
どうやらみんな、隕石を警戒して、家に篭っているようだ。


「そうなんだ。なんかもうすぐそこまで来ているらしいよ。」

「そうなんですね。そういえば、なんだか体の動きが鈍いような気がして来ました。」

そんな時、ニュース速報に切り替わった。
ニュースキャスターが伝える。

(まもなく、強力な磁気を帯びた隕石が、地球の上級を通過します。)

「マスター!?マスター?!」

「・・・」

「止まっちゃったね。」



残されたのは、彼女1人だった。

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