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幼馴染み百合カップルの異世界転生〜異世界転生で百合カップルから男女カップルへ〜

りゅう

国家反逆!?





 「ふっ…無様だなぁ。よし、さっそくこの奴隷の調教を始めるとするか」
 鎖で縛られて連れてこられた千尋を見て第二王子は千尋を見下すようにして千尋を罵った。第二王子はさっそくと言うかのように千奈美の身体を触り始めた。足から触り始めてゆっくりと上の方を触り始めていくのが気持ち悪いと千奈美は思うが首輪のせいで抵抗ができない。
 「おっと…その前にこの男にも首輪をつけて私の奴隷にしてやるとするか…こんな雑魚でも捨て駒としてなら使えるだろう」
 第二王子はそう言いながら千奈美から離れて千尋の前に立つ。そして、後ろに控えていた1人から首輪を受け取っていた。千奈美はこのままだとまずい。と思うが千奈美には何も出来ない。
 「さて、お前も私の奴隷になるといい」
 第二王子がそう叫びながら千尋に首輪をつけようとすると千尋は勢いよく自身を縛り付けていた鎖を引きちぎり第二王子を勢いよく殴り付けた。
 「先に帰ってて…」
 千尋は千奈美にそう呟いてテレポートの魔法で千奈美を宿の座標へと飛ばした。千奈美が居なくなったのを確認して千尋は凄まじいスピードで第二王子に追撃を加えようとする。国家転覆?反逆?そんなことどうでもいい。愛する人を傷つけられたのだ。許せる筈がない。
 千尋が床に倒れる第二王子を殴りつけようと拳を勢いよく叩きつけようとすりと、千尋の拳は横から入ってきた怪物の様な形相をした男に受け止められた。男は千尋の拳を受け止めた手とは違う手で巨大な大剣を掴み、千尋を薙ぎ払うように大剣を振るうが、千尋はテレポートの魔法で回避をした。
 「お…おい、おかしいだろ。なんだよさっきのパンチは…たかがマジックキャスターがあんな威力のパンチを打てるわけないだろ!」
 「悪いな…魔法重複詠唱のスキルで私にいくつも強化魔法を重ね掛けしている。自身にブーストを5回かけている状態だからそこらのマジックキャスターと私を比べると痛い目にあるよ」
 「なんだよそれ…反則だろ…おい、お前ら、5人がかりでいい。確実にあいつを仕留めろ。可能なら生捕り、無理なら殺せ」
 第二王子の指示を受け、室内にいた5人全員が戦闘態勢に入る。この5人が第二王子直属の精鋭護身部隊だろう。アサシンと盗賊と思わしき2人は気配を消して姿を潜ませた。マジックキャスターは後衛で魔法詠唱を始めて、双剣士とバーサーカーは千尋に襲いかかる。
 「まずは敵の主戦力を堕とす…」
 千尋は精鋭護身部隊最強と言われていたバーサーカーに狙いをつける。テレポートでバーサーカーとの間合いを一瞬で詰めてブーストの魔法を更に5回…合わせて10回分のブーストがかかっている状態でバーサーカーの腹を全力で殴りつけた。1発殴って、相当のダメージが入ったようだが、まだ足りなかった。追加でもう1発全力でバーサーカーを殴りつけるとバーサーカーは気を失い、地面に倒れた。バーサーカーが倒されたことに動揺してマジックキャスターが魔法を発動して千尋を襲うが千尋はマジックドレインの魔法でマジックキャスターが放った魔法を吸収して自身の体力に変換した(千尋の大量は減っていない為、ただ魔法を無力化しただけだ)
 「面倒だな…グラビティ」
 千尋は魔法を発動させてこの部屋の千尋以外にかかる重力を操り、部屋にいたアサシン、マジックキャスター、盗賊、双剣士を無力化した。重力に逆らえず起き上がれない4人は無視して、重力に潰されそうになっている第二王子の頭を掴む。
 「ちなちゃんに付けた首輪の外し方を教えろ…」
 「貴様…こんなことして…国が黙ってると思うなよ」
 「殺されたくなかったら早く答えろ。首輪はどうすれば外れる?」
 「くっ…あの机の引き出しに入ってる鍵を使えば外れる…」
 第二王子から答えを聞いた千尋は第二王子を気絶させた。続いて倒れていた4人も気絶させてグラビティを解除してゲートの魔法を使い、宿にいた千奈美を連れてきた。
 「なあ…千尋、捕まった私が言うのも何だが…どうするこれ…普通に反逆罪にできる案件だろ…」
 鍵で千奈美の首輪を外すと千奈美は困った表情で呟いた。
 「うーん。どうしようね…他国に逃げる…とか?」
 「その必要はございません」
 困っていた千尋と千奈美だったが知らない声が聞こえた瞬間、戦闘態勢に入る。いつの間にか部屋の入り口に執事のような表情をした老人が立っていた。かなり優しそうな老人だが、油断はできない。
 「そう警戒しないでください。私は気配を消す以外の特技のないただの執事…申し遅れました。私、国王陛下であられるレオポルド様の直属の執事をしておりますセバスと申します」
 「黄の冒険者、千奈美だ」
 「同じく千尋です」
 相手が名乗って来たので千尋と千奈美は名乗り返した。セバスと言う老人は2人の名乗りにありがとうございます。と返した。
 「他国に逃げる必要がない。と言うのはどういうことでしょうか?」
 「はい。千尋様…でしたね。あなた様の力、拝見させていただきました。その上でお願いがございます。現在、王城の地下に投獄されている国王陛下をお助けいただきたいのです」
 「「え?」」
 いきなりスケールの大きい話を持ちかけられた千尋と千奈美は頭に?を浮かべるのだった。





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