人という形
第8話
村を出てしばらく歩き、ジャッカルのアジトに到着した
ジャック「……着いたぞ」
ジャック「まず俺が乗り込む。俺が暴れるからしばらくしたらバレないように侵入してくれ」
ジョン「分かった」
門の前には見張りが2人居る
茂みの中から飛び出し、一瞬の抵抗も出来ない速度で掌で見張りの顔面を掴み、そのまま門にぶつける
ジャック「……大丈夫そうだな」
見張りがこの程度ならボスはともかく雑魚どもはさほど強くないことが伺える
門を蹴破り、見張りを奴らに見えるように放り投げ捨てる
ジャック「…………」
中の構造はある程度の大きさの庭の奥に2、3階建ての建物がある
イメージとしては校庭と校舎のような大きさだ
???1「なんだあいつ……!?」
???2「おい、お前ら行くぞ!」
建物から5人出てくる
ジャック「…………」
1人が俺の腹を目掛けてナイフを突き出してくる
左に身をそらし相手のナイフの握られた右手を右手で掴み、同時に相手の右肘の上あたりを左手で掴む
そのまま右手を相手の方に返せば
グサッ
???1「!?!?」
???2「な、ナイフが……!!」
ナイフは奴の首に刺さる
ジャック「どうした、来いよ」
相手が大勢いようと基本的に攻撃してくるのは1人だ、同士討ちになるからな
仲間に当てない自信があるやつは同時に来るだろうが……そんな技量を持ったやつは大勢でやるなんて真似しないだろうな
ジャック「……」
???5「ひ、ひいいいぃ!」
最後の一人が通信機を取り出す
???5「応援をよこしてくれ!!!早くっ!!」
よし、もう用済みだ。あれだけ切羽詰まった言い方されれば大勢来るだろう。迫真の演技ご苦労さん
???6「大丈夫か!?一体何が……」
???7「……!?おい!あれ……!!」
???8「全員殺られてる……だと……」
ジャック「……遅かったな」
マイク「す、すげぇ……なんなんだよあれ……」
ジョン「…………」
強い、あまりにも強すぎる。同じ元犬なのに……
鍛錬された肉体や技術とはこんなにも違うのか……?
マイク「……っと!いっけね、思わず見入っちまった。今のうちに行くぞ!」
ジョン「あ、ああ」
ジャックがひと暴れしてくれたおかげもあり、難なく侵入出来た
1階はがら空きで2階へと進む
ジョン「……待て、まだ残ってるな……」
廊下に2人居る
マイク「流石に100%手薄にはならないか……」
ジョン「仕方ない、行くぞ」
覚悟を決めたその時、マイクが口を開く
マイク「待ってくれ、これを使えば隙を作れるかもしれない」
ジョン「?」
それは傘だった
???「……!?向こうからなんか走ってくるぞ!」
???「なんだお前ら!!」
マイク「ッ!」
バサッ
奴らの目の前で傘を開く
???「!?」
傘で視界を封じ、その隙に奴らの背後へ回る
ジョン「……!」
膝の関節を蹴り姿勢を崩させ、後頭部を掴み顔面を思い切り地面に叩きつける
ジョン「はあ……はあ……やったか?」
マイク「ああ……何とか……」
廊下の先を見る
ジョン「……進もう」
マイク「おう」
廊下を進み、3階への階段を見つけ、上へと進んだ
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ジャック「……着いたぞ」
ジャック「まず俺が乗り込む。俺が暴れるからしばらくしたらバレないように侵入してくれ」
ジョン「分かった」
門の前には見張りが2人居る
茂みの中から飛び出し、一瞬の抵抗も出来ない速度で掌で見張りの顔面を掴み、そのまま門にぶつける
ジャック「……大丈夫そうだな」
見張りがこの程度ならボスはともかく雑魚どもはさほど強くないことが伺える
門を蹴破り、見張りを奴らに見えるように放り投げ捨てる
ジャック「…………」
中の構造はある程度の大きさの庭の奥に2、3階建ての建物がある
イメージとしては校庭と校舎のような大きさだ
???1「なんだあいつ……!?」
???2「おい、お前ら行くぞ!」
建物から5人出てくる
ジャック「…………」
1人が俺の腹を目掛けてナイフを突き出してくる
左に身をそらし相手のナイフの握られた右手を右手で掴み、同時に相手の右肘の上あたりを左手で掴む
そのまま右手を相手の方に返せば
グサッ
???1「!?!?」
???2「な、ナイフが……!!」
ナイフは奴の首に刺さる
ジャック「どうした、来いよ」
相手が大勢いようと基本的に攻撃してくるのは1人だ、同士討ちになるからな
仲間に当てない自信があるやつは同時に来るだろうが……そんな技量を持ったやつは大勢でやるなんて真似しないだろうな
ジャック「……」
???5「ひ、ひいいいぃ!」
最後の一人が通信機を取り出す
???5「応援をよこしてくれ!!!早くっ!!」
よし、もう用済みだ。あれだけ切羽詰まった言い方されれば大勢来るだろう。迫真の演技ご苦労さん
???6「大丈夫か!?一体何が……」
???7「……!?おい!あれ……!!」
???8「全員殺られてる……だと……」
ジャック「……遅かったな」
マイク「す、すげぇ……なんなんだよあれ……」
ジョン「…………」
強い、あまりにも強すぎる。同じ元犬なのに……
鍛錬された肉体や技術とはこんなにも違うのか……?
マイク「……っと!いっけね、思わず見入っちまった。今のうちに行くぞ!」
ジョン「あ、ああ」
ジャックがひと暴れしてくれたおかげもあり、難なく侵入出来た
1階はがら空きで2階へと進む
ジョン「……待て、まだ残ってるな……」
廊下に2人居る
マイク「流石に100%手薄にはならないか……」
ジョン「仕方ない、行くぞ」
覚悟を決めたその時、マイクが口を開く
マイク「待ってくれ、これを使えば隙を作れるかもしれない」
ジョン「?」
それは傘だった
???「……!?向こうからなんか走ってくるぞ!」
???「なんだお前ら!!」
マイク「ッ!」
バサッ
奴らの目の前で傘を開く
???「!?」
傘で視界を封じ、その隙に奴らの背後へ回る
ジョン「……!」
膝の関節を蹴り姿勢を崩させ、後頭部を掴み顔面を思い切り地面に叩きつける
ジョン「はあ……はあ……やったか?」
マイク「ああ……何とか……」
廊下の先を見る
ジョン「……進もう」
マイク「おう」
廊下を進み、3階への階段を見つけ、上へと進んだ
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