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以心伝心

うみかぜ

第四十一話 じゃあね

「2080年!!」
「何も起きませんね。」
仁人は未来に飛ぼうとするも、飛べずにいた。一旦やめましょう。とマッサージをやめた。
「俺、考えました。」
と仁人はこう言った。
「ひたすら念じてみます。本気で願えばいけるかもしれません。」
と葵も賛同し
「じゃあ、やってみよう!」
という事になった。
静かにする。全神経を集中し、未来に飛ぶだけの事を考える。そして、
「2080年!!」
と叫んだ。すると、いつものように竜巻が起こった。
「やった、成功です!」
「じゃあ、これを!!!」
と葵が何か投げてきた。
見ると
「あっ。」
言った。と見覚えがあるものだった。
「トンボ仮面じゃん。」
花火大会の時最後に、葵に渡したものである。
「自分に会いに行くなら目線あっちゃダメなんでしょ!?それをつけてていれば大丈夫だと思います!!」
風の音で聞こえづらいがなるほどと思った。
「ありがとうございました!!」
「頑張って。」
そう言って別れを告げた。
「待ってろよ小学生のときの俺。必ず、お前を笑わせて見せるから!待ってろ。」

飛んだ実感があった。そして、着地した。いつも通り頭にインプットされた情報があった。
「未来の俺が住んでいる場所か。」
今回飛んだ事で分かった事がある。重要な事を一つ伝えてくれるのだと。仁人はトンボ仮面を被り歩き始めた。
もう失敗したっていい。これ以上失敗しても失うものもない。そう思いながら、未来の自分がいる場所を目指した。さして、遠くは無さそうだ。数十分歩き、そうであろう場所に到着した。
「なんだこれ。ボロいな。」
見た目はボロい2階建ての建物だった。
恐る恐るドアをノックしてみた。
未来なのにインターホンらしいものも見つからない。
すると、
「待っていたぞ。」
これは……と。一緒で気づいた。
「お待たせ未来の俺。」
未来の仁人だった。髪も髭までも白髪になっていて、顔はシワだらけだ。
「なんだその仮面は。」
未来の仁人は指差してきた。
「会っても、強制送還されないためにつけた。」
「あー、そういう事か。ついてこい。」
と言われ中に入る。すると、外とは打って変わり綺麗な内装の部屋だった。
「よし、ここに座れ。」
と座らせられた。未来の仁人はコーヒーを飲みながら一息ついた。
「さーて、まずは何から話そうかのー。」
と、まずは莫大な紙を持ってきた。
それをデカい机の上に広げる。
「これは??」
と仁人は疑問を口にする。
「タイムマシンの設計図。」


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