勇者の身代わりになった俺の少女転生記
-序章⑤-
5歳 -夏-
今日はひときわ外が暑い。
この意識を持ってから30日ぐらいしか経ってない気がする。
あまりにも暑いから水魔法か氷魔法でも使えないかなーと思ってたりする。
てのひらに意識を集中させるとなんか違和感を感じたので、
頭の中で冷たい水を意識して両手で輪を作って集中してみる。
すると、丸い水玉のようなものが手の中で浮いていた。
（これって・・・。よし、あの壁に向かって発射ー！）
そのまま壁のほうに手を向けると水玉は勢いよく飛んで行った。
バッシャン！
そのまま壁には水のシミが出来上がる。
幸い、周りには誰も見ていなかったのでこの事実に気が付いたものはいない。
（この感覚、なんか見覚えあるんだよなぁ・・。）
そんなことを考えながらいつものように庭の周りのランニングを始める。
5歳のと体力はそんなにないので、時折屋敷に戻り近くの使用人に水を貰い、
また外へ走り出す。
（体力付けなくちゃ！）
しかしミリーは気が付いていなかった。
既に10歳並みの体力ができていたことに。
そのことに気が付くのはだいぶ先だった。
今日はひときわ外が暑い。
この意識を持ってから30日ぐらいしか経ってない気がする。
あまりにも暑いから水魔法か氷魔法でも使えないかなーと思ってたりする。
てのひらに意識を集中させるとなんか違和感を感じたので、
頭の中で冷たい水を意識して両手で輪を作って集中してみる。
すると、丸い水玉のようなものが手の中で浮いていた。
（これって・・・。よし、あの壁に向かって発射ー！）
そのまま壁のほうに手を向けると水玉は勢いよく飛んで行った。
バッシャン！
そのまま壁には水のシミが出来上がる。
幸い、周りには誰も見ていなかったのでこの事実に気が付いたものはいない。
（この感覚、なんか見覚えあるんだよなぁ・・。）
そんなことを考えながらいつものように庭の周りのランニングを始める。
5歳のと体力はそんなにないので、時折屋敷に戻り近くの使用人に水を貰い、
また外へ走り出す。
（体力付けなくちゃ！）
しかしミリーは気が付いていなかった。
既に10歳並みの体力ができていたことに。
そのことに気が付くのはだいぶ先だった。
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