婚約破棄された悪役令嬢が聖女になってもおかしくはないでしょう?~えーと?誰が聖女に間違いないんでしたっけ?にやにや~
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まあ実際は貴族の礼儀のなってないリアン様をお説教という形で関わりましたけどいじめてはいませんわ。
「私がそんな礼儀もなってない猿以下にいじめなどいたしませんわ。私動物には優しいんですのよ?」
「ひ……酷いですっ!私が貴女より殿下に愛されてるからって……!」
「リアンによくも……っ!正体を現したな!この性悪が!」
「まあまあ薔薇のように美しき悪女だなんて……それはそれで悪くはありませんが、私生まれたときからお豆腐よりも繊細な心を持ってましてよ?悪なんて言葉似合いませんわ」
「どういう解釈だ!話にならん!お前みたいなのが国にいては国が廃る!これを地下牢へ連行しろ!」
「あら、この私を檻にいれるなら王妃の部屋より豪華にお願いしますね」
「誰がするか!聖女の認定前に処刑はよくないからな。その時だけ出してやる。それがお前の最後だ」
「貴方の最後かもしれなくてよ?」
「貴様……っ!」
まあこんな感じです。大して変わらないでしょう?すこぉしばかり悲劇的に見せただけで。
檻は窮屈でしたわ。何にもなくて。おかげで兵士さんと仲良くなれましたけど。今では誰よりも気が合うから傍に置いてますけど………随分、生意気に育ってしまったの。
「これが聖女とか国終わってんな」
「貴方生意気にもほどがあるわよ?というかネタバレはやめなさい」
「はっはっはっ」
「棒読みの笑いで誤魔化せると思って?」
まあ言わなくてもわかるかもしれないけどこれがその時の兵士よ。信じられる?私じゃなきゃ不敬罪でそれこそ処刑に違いないわね。こんな彼だから信用できるのだけど。
まあ、話を戻すわね。まあ暇で話すだけだった牢屋話の一週間はこの際ゴミ箱に捨てるとして……
「捨てるなよ、俺との出会いだろ?」
「なら洗濯すべきかしら?」
「思い出を洗うなよ……」
「もう、話が進まないから黙ってくれるかしら?」
「私がそんな礼儀もなってない猿以下にいじめなどいたしませんわ。私動物には優しいんですのよ?」
「ひ……酷いですっ!私が貴女より殿下に愛されてるからって……!」
「リアンによくも……っ!正体を現したな!この性悪が!」
「まあまあ薔薇のように美しき悪女だなんて……それはそれで悪くはありませんが、私生まれたときからお豆腐よりも繊細な心を持ってましてよ?悪なんて言葉似合いませんわ」
「どういう解釈だ!話にならん!お前みたいなのが国にいては国が廃る!これを地下牢へ連行しろ!」
「あら、この私を檻にいれるなら王妃の部屋より豪華にお願いしますね」
「誰がするか!聖女の認定前に処刑はよくないからな。その時だけ出してやる。それがお前の最後だ」
「貴方の最後かもしれなくてよ?」
「貴様……っ!」
まあこんな感じです。大して変わらないでしょう?すこぉしばかり悲劇的に見せただけで。
檻は窮屈でしたわ。何にもなくて。おかげで兵士さんと仲良くなれましたけど。今では誰よりも気が合うから傍に置いてますけど………随分、生意気に育ってしまったの。
「これが聖女とか国終わってんな」
「貴方生意気にもほどがあるわよ?というかネタバレはやめなさい」
「はっはっはっ」
「棒読みの笑いで誤魔化せると思って?」
まあ言わなくてもわかるかもしれないけどこれがその時の兵士よ。信じられる?私じゃなきゃ不敬罪でそれこそ処刑に違いないわね。こんな彼だから信用できるのだけど。
まあ、話を戻すわね。まあ暇で話すだけだった牢屋話の一週間はこの際ゴミ箱に捨てるとして……
「捨てるなよ、俺との出会いだろ?」
「なら洗濯すべきかしら?」
「思い出を洗うなよ……」
「もう、話が進まないから黙ってくれるかしら?」
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