チート特典担いで転生してきた俺が全力でアイドルを育成する件について

SUMGEME

プロローグ

頭空っぽの方が夢詰め込める
(糞過ぎて)閲覧注意




20XX年日本

「あー退屈、学校もつまらなかったし頭おかしなるで」

俺の名前は田中血井牛たなかちいぎゅう

十数年前高校生活で物の見事にいじめられてぶち殺された俺は気が付くと神様に転生させられていた、その時の会話は今でも忘れない

『ファンタジー世界に転生するかの?』

『マジで!?じゃあその世界の魔法の劣化しない知識と戦う事に関連した才能をカンストした状態で転生させておーくれ!!』

『いいじゃろう、じゃあほれ、そこを通ればできるじゃろう、しかし失礼じゃのう、転生させてやらんぞ?』

『アッアッアッスイマセンデシタワタシガワルカッタデステンセイサセテクダサイ』

『良かろうならば通るがいい』

『スイヤセンアリガトウゴサイマス!!』

とまぁこんな感じに転生したんだが
実際ここから絶望の始まりだった
まず俺は赤ん坊の状態になったのは良いが回りがくっそ見覚え有るような古い家具が大量に置かれていることに始まり日本語まで話された頭は混乱した。
後に分かったことだが俺は転生する時、時間軸と世界線が致命的にずれて二十一世紀寸前の日本に飛ばされたらしい
その後神様から謝罪は合ったが元々転生させる所に飛ばすのは面倒らしいからそのまま生きろとのことだった
俺は必死に抗議したが魂単位で消滅させるよと脅されてビビってしまった

その後親がまともだったので順調に育っていき
魔法も大体使いこなせるようになった
親ガチャが当たりだったのは幸いだった
と、このような生活を送りながら俺は力を付けていった、最初は子供だった事もあり色々問題も合ったが今では家族間の関係の良好だ、なんなら前世の事話しても受け入れてくれたし
しかし学校に入ってからはそうは行かなかった
まず学校生活では戦う事に授業も反映されているのか凄い頭に入り離れないし、テストでも満点を五分で叩き出せる、更に体育ではその才能も相まって一時間の授業でトップのプロレベルの実力に達する事ができる
そのおかげか何かモテた
前世では無かったことに最初は興奮したが次第に飽きていった
俺は学校に行きたくなくなった
今では引きこもりである

「退屈なら何かしなさいな、時間と言う資産は有限だそ?」

「えーやる気も無きゃすることもない、スポーツは大体やりきったし、魔法も大体最終発展まて研究しちゃたしどうしろと?」

「そりゃまぁ外行ってこいとしか、そうだ!!新宿に行ってこいよ。」

「はぁ?なんでさ」

「新宿はいいぞぉ、俺も若い頃は良く行ったもんだそれにここにいても時間潰すだけだろ?」

「はぁ…解ったよ親父、少し指名手配犯取っ捕まえて金もあるし行ってくるよ、何か有ったらそのお守り強く握ってろよ、そしたら直ぐ向かうから」

「あぁ、心配するな、親父は強いからなだから何の問題もないさ」

「ならいいんだけど」

因みに今話相手になっているのは親父だ。
本名は田中太陽、旧姓王者
昔は相当やんちゃしてたようだがうちの母さんと出会って改心、その後結婚して婿になり名字を変えたらしい。

「ん?そう言えば母さんは?見掛けないけど。」

「ん?母さんなら買い物に行ったぞ?何か新しい料理の本が出たとかで。」

「あーそう言うことか、最近料理嵌まってるっぽかったからまた新刊買いに行った感じか。」

「だろうな、親父としては女房の作る料理が更に旨くなるから別に良いが。」

「こっちも同意見、でも金使いすぎないように親父の方で自制させといてよ?」

「おう、任せとけそこら辺は父さん厳しいからな。」

「そう…じゃいってくるね、多分午後の7時位には戻ってくるから。」

「おう、ケガすんなよ~」






新宿

俺は新宿に着いたそこの電光掲示板には様々な事がかかれているやれニュースだの、アイドルの宣伝だの芸能人の不倫だの現政権への批判だの、大体錄でもない。
例で挙げるとすればこんな感じだ


『最近指名手配犯が何者かの存在により次々と逮捕されているようですがその事について専門家に問い合わせたところ驚くべき答えが』

『検察が忖度!?山田首相の驚くべき疑惑』

『山田政権に陰りか?支持率5%下落』

『俳優の佐藤誠、アイドルのレイと入籍を発表

『芸能人のワタベDX複数の女性と不倫』

とまぁこんな感じの話題しかなくよっぽど話題に餓えているのだと感じる
実際最近の日本はどの界隈も枕営業まみれで芸能人も最近事務所ごり押しの素人芸能人が面白い芸能人の枠を食ってテレビで放映している、更に前世でいう動画配信サイトも無いためテレビ局が調子に乗って糞つまらない番組を放映し続けている
、だが視聴率がそこまで変わらないせいか味を占めて予算を減らして手抜きつまらない番組を製作する、そして一定の視聴率をとる
これのループにより今のテレビ業界は低予算低品質の番組にアイドルを添えるだけの存在に成り下がった。

「はーの新宿や渋谷ですらこの有り様かよ」

そこには前世での流行の発祥地であった新宿や渋谷も今ではリクルートスーツを着た若者やホームレスの親父、スーツをサラリーマンしか居ない場所へと成り下がってしまったのだ

「はーこれじゃ何の成果も無さそうだな、せーて帰りますかな」


だがその瞬間突然がある方向へと目がいった
それはある女性であった

「な!?」


凄いオーラを感じた、今までに無い位のオーラをだがそれは俺が今迄感じたことの無いようで身近感じだったそう、それはまるで

「アイ、ドル?」

「え?」

そこからは早かった、まるで神速の如くの疾さでその子に声を掛けた

「宜しくお願いします!!アイドルになってください!!」

「え!?」

「貴方はアイドルになるべき人だ、貴方にはその才能が有る、俺が保証しよう!!さぁアイドルになろう!!そして世界を取ろうじゃないか!!」

「えっちょ、ちょっと待って下さい!!いきなり何なんですか!!ナンパですか!!警察呼びますよ!?」

「はっ!?すまない取り乱して居たようだ、すまない、俺は田中血井牛、君を一目見て思っただよ、アイドルに成るべきだとね、君には才能がある」

「あっもしもし警察でしょうか?目の前に変質者が居るんですけどすぐに来てくれますか」

「ストップストップ!!まてまてまて、解ったよ申し訳なかった取り敢えずそこの店で奢るからその携帯を下ろしてくれると有りがたいんだけと」

「ふむ…良いでしょう電話しないだけで奢ってくれるならそっちの方が特ですし。」

「じゃ、じゃあ・・・」

「まぁ話だけなら聞いてあげても良いですよ?」

「やったぜ!!」

「ただし、奢ると言ったからには全額奢ること、あとセクハラNGです!!」

「はい!!」



喫茶店

俺は近くの喫茶店に入り席に座った

「それでさっきの話の続きは?」

「ハイ、まぁ単刀直入に申し上げます、アイドルになって頂きたいのです」

「嫌です」

「そこを何とかぁ…!!」

「無理な物は何ですよ、家貧乏で私がバイトをしなきゃ生けてないんですよ、今日は何とかオフの日を作れましたけど明日からは学校とバイトが有るんですよ?、まぁお金を何とかするなら話は別ですけど」

「…因みにいくら程でしょうか?」

「そうですねぇ、まぁ1000万位もあればいいですけど・・・」

「・・・30分待ってて下さい。」

「え?ちょっと!?」

俺はその場を去った


サーチ探索魔法!!」

俺は探索魔法である施設を探した、その施設は

「っシャア!見つけた、ヤクザん所や」

ヤクザ事務所である、そう、ヤクザにケンカを売りにいくのだ

「よっしゃイクゾー!!」

デッデッデデデカーンデデデ

テレポート転移魔法!!」

転移魔法により身体が光に包まれた目をぱちくりさせていると目の前には俺が探していたヤクザの事務所がある

「カチコミだオラァ!!」

「な!?どこの組の者だぐはっ!?」

「テイッ!!テイッ!!」

「グワー!!」「アベシ!!」

「玄関前を制圧!!」

派手な登場で辺りは呆然としていたが流石ヤクザ、直ぐに頭を切り替え此方に意識を集中させてきた

「クソッ!!カチコミだおいポチ!!」

「はっはい!!」

「ここに有るチャカ全部持ってこい!!、誰にケンカ売ったか味会わせてやる」

「はい!!」

「その間俺らはここで徹底抗戦だ、俺らの力味会わせてや」

「テイッ!!」

「アバー!!」

「「「兄貴!?」」」

「テイッ!!テイッ!!テイッ!!」

「「「うわらば!!」」」

「中央広場制圧!!」

そして俺は取って置きの魔法を使う

「オリジナル魔法ジャイアニズム強奪魔法!!


俺の元に拳銃と大量の金が壁を突き破ってくる

「やっぱこの魔法は使い勝手が良いですわゾ~」

この魔法はとある魔法と組み合わせたら偶然出来た呪文である、使い勝手は抜群だ。

「な!?俺のチャカが!?」

「クソッ!!金もきえやがった!!」

このように相手からしたら怪奇現象が起きたと錯覚させることが出来るだがまほうだ

「はぁ…疲れた…まぁ軽い運動になったしまぁいっか!!」

俺はとある魔法を唱えた

ワイドメモリーデリート広範囲記憶削除魔法ワイドスリープ広範囲睡眠魔法

この二つの魔法のコンボによりだいたいの相手は眠って記憶失くす、しかし失くすと行っても直近一時間の記憶だが

「さて、時間はっと、やべ!?あと五分じゃん楽しみ過ぎた、早く戻らないと。」

「テレポート!!」




喫茶店

「あの人戻って来ないなぁ、もう帰ろっかな」

「はぁー何か騙された気分、お金も余計な出費が出ちゃたし。」

「あぁさようならおにぎり生活、そして久しぶりだねもやし生活!!私は君を愛してるぞー!!」

俺が急いで戻っていると何やら危ない状態になっていたので直ぐに声をかけることにした

「あのぉ大丈夫でしょうか?」

「ひゃあ!?はっ、はいっ大丈夫ですって」

「こんなに女性を待たせてどこに行ってたんですか!!まさか忘れてた何で言うんじゃ無いでしょうね!!」

「いえ、少し野暮用で、ええ、それより先程の件ですが」

スペース収納魔法

俺は魔法で後ろの手にキャリケースと金を取り出した

「ここに1千と五百万円が入っています」

「な……!?一千五百万!?」

「これは前金です、アイドルになるのでしたら食住と一定の給料も保証しましょう」

「はいっ成ります!!アイドルに成ります、だから…」

「はいっ!!ありがとうごさいます、では、こちらの契約書にサインしていただければ」

「はいっサインします・・・あの、ペン貸してくれますか?。」

「あっすみません私の準備不足でした、はい、ペンです。」

「ありがとうごさいます……」

沈黙の時間が続く、実際こうもお金に困っていたとは思っていなかったので俺も罪悪感である

「………はい、書き終わりました」

「少し見せて下さい………はい、大丈夫です!!」

「本当ですか!!」

「はい、では一千五百万は貴方の元ですがこれからは私の元に所属してもらいます、これか私と共にアイドル活動を頑張りましょう!!」

「はいっ!!一緒に頑張りましょう!!」

こうして俺達のアイドルロードは始まったのだった




補足

魔法について

ジャイアニズム

効果

・取りたいと思った物をイメージし、魔法を唱えると実際に範囲内にある取りたい物が手元にくる

備考欄

5メートルもあれば別に狭く無いじゃんと思う読者もいると思うがこれはあくまで主人公目線での物言いなので別に気にしなくても良い

























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