色気より食い気の俺が料理上手の幼馴染に『毎朝、お前の作ったみそ汁が飲みたい』と言ったらすぐ同居することになった
51 体育祭を盛り上げるのは可愛い嫁のおっぱい 前編
『はい、では準備運動をしまーす』
号令の体育委員の生徒にならって俺たちは体操する。
「いっちに、さんし」
そして、俺のとなりでは結菜が体を動かしている訳だけど……
「うほぉ、結菜ちゃんの体えっろ」
そんな声が聞えて来る。
正直、イラッとするが、ここは夫としての余裕を持ちたい。
それに、今日の結菜はスポブラを着けている。
だから、奴らの大きなお目当ては事前にブロックしているのだ。
ざまあみろ、フハハ。
『はーい、それでは各チーム、みんな頑張ってくださーい』
ちなみに、各学年で6クラスあり2組ずつ、赤、青、黄チームに別れる。
俺と結菜は青チームだった。
「おい、湊人。結菜ちゃんの乳揺れが見れないぞ」
「恵一、見せてなるものか」
「ちっ」
さて、結菜のハレンチな姿を防いだことで、俺は心置きなく競技に集中できる。
「位置について、よーい……」
ドン!
「がんばれ、ミーくん!」
愛する嫁の声援を受けた俺は、100人力。
陸上部やサッカー部さえも圧倒し、50m走の王者となった。
「キャ~! ミーくんかっこいい~!」
結菜の可愛い声援が響き渡るたびに、嫉妬に駆られた男子どもが舌打ちをするが気にしない。
「湊人もげろ~、湊人もげろ~、湊人もげろ~」
恵一が指揮者となってモテない男子たちに斉唱させていた。
いい加減、あいつと親友をやめようか。
「じゃあ、ミーくん。次は私の番だよ」
「ああ、結菜。一緒に特訓をがんばったんだ。きっと良い結果が出るよ」
「ありがとう」
結菜はニコリと微笑む。
『では、続いて50m走・女子の部門です』
男子たちがザワつく。
「乳揺れ拝みタイム!」
「けど、情報によると結菜ちゃんがスポブラしているらしいぞ」
「何だと! おのれ、湊人の陰謀か……もげろ!」
全く、どいつもこいつも……
やはり、結菜にスポブラをさせたのは正解だったな。
エロ男子どもよ、せいぜい他の女子の乳揺れを味わっておくが良い。
だが決して、俺の結菜の乳揺れだけは拝ません!
ブチッ、と何か音がした気がした。
「ん?」
俺は自分のクツに目を落とすが、ヒモは切れていない。
「おっと、いけない。結菜の出番だ」
『よーい……』
ドン!
「がんばれ、結菜ぁ!」
俺はのっけから大きな声援を飛ばす。
今までなら、運動が苦手な結菜はダントツのビリだったろう。
けど、今は俺との特訓のおかげで、他の女子たちに負けていない。
「んっ?」
しかし、俺は異変に気が付いた。
それは他の男子たちも同じようで……
「お、おい……揺れてないか?
「あ、ああ。結菜ちゃんのおっぱいが……揺れている」
たっぷん、たっぷんって……
「うおおおおおおおおおおぉ! でっけええええええええええぇ!」
そんなアホ男子どもの歓喜の声が響き渡る。
「なっ……何だとおおおおおおおおおおおおおおおおぉ!」
一方、俺はひとり焦りの雄叫びを上げた。
「な、なぜだ! 結菜はスポブラを……」
いや、まさか……さっき、ブチって音がしたのは……
「ちぎれたのか……?」
そういえば、『最近、また大きくなっちゃった♡』なんて可愛らしく言っていたし……
俺はガクリ、と四つん這いになってうなだれる。
結菜……我が嫁ながら、何て罪なおっぱいなんだ。
『ゴール! みんなが大注目の結菜ちゃんは惜しくも3着だぁ!』
「だーくそ! 2着なら決勝でも結菜ちゃんの乳揺れを見れたのに~!」
「それな~!」
クソ、勝手に人の嫁のおっぱいで盛り上がりやがって……
俺は顔を上げて結菜を見る。
結菜は恥ずかしそうに両腕でおっぱいを隠していた。
他の女子からもガードされるように守られていた。
さすが、俺の嫁。
みんなから愛されているな……しかし、だ。
俺にはある使命が生じていた。
◇
盛り上がった午前の部が終わり、お昼休憩の時間となった。
「ミーくん、美味しいお弁当、たくさん作ったから、一緒に食べよう?」
結菜が言う。
「……結菜、ちょっと来てくれ」
「ミーくん、どうしたの?」
俺は小首をかしげる結菜の手を引っ張って校舎に入る。
それから、人気の少ない廊下を進み、適当に空いている教室を見つけて入った。
「あの、ミーくん……」
「スポブラが破れたんだな」
「えっ? あ、うん、そうなの。だから、いっぱいおっぱいが揺れちゃって、恥ずかしかったよ」
「でも、アホ男子どもは大いに盛り上がっていたぞ」
「やだもう、恥ずかしい。ミーくんにしか見せたくないのに」
「そうだよな」
俺はくるりと結菜に振り向く。
そこに椅子に座って」
「ここに?」
「そう」
結菜はちょこんと座る。
「じゃあ、体操着を脱いで」
「えっ?」
「ほら、早く」
「わ、分かったよ」
ぷるん、と大きなおっぱいが露わになる。
いつもなら、ここからメチャクチャおっぱいを揉みしだく所だけど……
俺はしゅるり、と。
「それって……包帯?」
「ああ、今からこれで結菜のおっぱいを巻くんだ」
「えっ?」
「さらしだよ。これ以上、結菜のおっぱいをエロ男子どもに見せる訳には行かないからな」
「ミ、ミーくん……ヤキモチさんなの?」
「ああ、そうだ。結菜のおっぱいは俺だけのモノだ」
「ミーくん……分かったよ、巻いて♡」
結菜は素直に両手を上げてくれる。
「まあ、俺も初めてだから。上手く巻けるかどうか」
とりあえず、グルグルとするか。
俺は結菜のおっぱいに包帯を当てて、グルグルと巻き始める。
「んっ……これ、何かすごい」
「何がすごいの?」
「おっぱいの、敏感な所がこすれて……んっ!」
「結菜、声を我慢して」
「う、うん……」
俺はさらに結菜のおっぱいをぎゅうぎゅうに巻く。
「苦しくないか?」
「ちょっとだけ……でも、我慢する」
「結菜……ありがとう」
そして、最後にきゅっと縛り終えた。
「……すごい、ギチギチだな」
「う、うん……ちょっと、苦しいかも」
「我慢してくれ。これも、結菜のおっぱいを守るためなんだ」
「分かった……じゃあ、お昼ごはん食べよ?」
「ああ」
そして、午後の部へと続く。
          
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