色気より食い気の俺が料理上手の幼馴染に『毎朝、お前の作ったみそ汁が飲みたい』と言ったらすぐ同居することになった
17 結局は嫁に甘えるダメな夫
金曜日の夜。
寝る前、いつものように結菜と布団の中でイチャついていた時のこと。
「どうした、結菜?」
「あのね……」
結菜は恥ずかしそうにモジモジしている。
俺はゆっくりと結菜の言葉を待つ。
「実は今ね……女の子の日なの」
「…………?」
俺がアホな顔をして小首を傾げると、結菜がこそっと耳打ちをしてくれる。
「……ああ、そういうことか。どおりで、少し元気が無いと思ったよ」
「ごめんね、エッチさせてあげられなくて。せっかくの花金なのに……」
結菜はシュンとして言う。
俺は結菜の頭に優しく手を置いた。
「そんなこと気にするな。何よりも、結菜の健康が大切だ。俺のことなんか気にせず、ゆっくりと休め。そもそも、最近は俺もサルみたいに発情して結菜とエッチしまくりだったからね」
「ふふふ、本当に。前は食欲しか無かったのに。あ、でも聞いたことあるよ。食欲と性欲は通じるものがあるから」
「つまり、俺は元からエロかったと?」
「たぶんね♡」
「くぅ~、恥ずかしい男だなぁ、俺は」
「ミーくん、可愛い。私も本当はエッチしたいのに……」
「結菜、本番以外は大丈夫なんだよな?」
「え? あ、うん」
「じゃあ、優しくするから……ちょっとだけしても良い?」
俺が少し照れながら言うと、結菜は笑顔を浮かべてくれる。
「うん。結菜はミーくんの物だから……好きにして?」
「ぶはっ、可愛い……コホン。じゃあ、キスから良いかな?」
「はい……」
結菜はスッと目を閉じる。
そのキス顔が可愛過ぎて、本当は思い切りがっつきたいけど。
俺は心を落ち着け、ゆっくりとキスから始めた。
ちゅっ、ちゅっ、と甘い音が鳴るたびに、脳みそがとろけそうになる。
「ぷはっ……ミーくん、優しい」
「苦しくないか?」
「うん……ミーくんの逞しい体に抱かれていると、温かくて幸せな気持ちになるよ」
「結菜、嬉しいけどあまり言わないでくれ。メチャクチャやりたくなってしまう」
「良いよ。本番はさせてあげられないけど、その前だったらいくらでも……おっぱいとか、好きにして良いよ?」
結菜の優しい言葉に俺はつい甘えそうになるが、
「いやいや、女の子の日は辛いんだろ? 今日はいつものように激しくしないで、優しくするよ」
「ミーくん……」
俺は改めて結菜を見る。
いつもならすぐお互いに裸になってエッチしちゃう所だけど。
お互いに性欲が盛んなお年頃なので。
ただ、今はお互いにパジャマを着たままだ。
服の上から触れる結菜のおっぱいは、いつもとまた違った感触で。
「あっ……優しいの……何か嬉しい」
「こんな感じかな?」
「ひゃッ……それ、ちょっとくすぐったい」
「痛くはないんだな?」
「うん、そうだけど」
「じゃあ、このまま続けるか」
「ミ、ミーくん……いじわる」
「結菜が可愛いからな、ついついだ。許してくれ」
「じゃあ、もっと幸せな気持ちにして?」
「ああ。まだテクは大してないけど、頑張るよ」
俺はソフトタッチを心がけ、結菜の体を撫でて行く。
「はっ……これ、何か少し焦らされるね」
「嫌か?」
「ううん、興奮する。前に読んだマンガにもこんなシーンがあったから」
「へぇ、結菜はやっぱりエッチな子だな」
「バカ……ミーくんこそ、エッチだよ」
「結菜のせいだよ。俺の食欲がすごいのも、性欲がすごいのも、みんな」
「じゃあ、後は睡眠欲だね。それも満たしてあげたい」
「じゃあ、このおっぱいを枕にして良いかな?」
「うん、良いよ」
結菜は両手を広げる。
「おいで、ミーくん♡」
俺は少し恥ずかしいと思いつつも、結菜のおっぱいに顔をうずめる。
「うわ、柔らか……温かい……巨乳の彼女って最高なんだな」
「もう、おっぱいが大きかったら誰でも良いの?」
「……結菜のおっぱいじゃないとダメだ」
「……ミーくん♡」
結局、最後は結菜の優しさに甘えっぱなしのダメな俺だった。
          
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