いつまでも,いると思うな家に嫁
待ち人来たり
「それで心ここにあらずなのね。あんた今日会ったときから妙にうきうきしているし,ぼけーっとしているし,何かあったとは思ったんだけどとりあえずおめでとう」
私と夏妃はいつもの喫茶店で向かい合って座っていた。今日は夏妃に報告をするのと,もう一つ別の用事があった。
「ありがと。でさ,そろそろ来る時間じゃない? 遅いね」
「急に立て込んだ仕事が入って抜けるのが遅くなったんだって。もうすぐだと思う」
これから夏妃が新しい彼氏を紹介したいと言うから三人でお茶をすることになっていた。お互い彼氏が出来たら危ない橋を渡らないように冷静な目で品定めをしようと以前から約束してたのだ。スマートフォンをしきりに気にしながら美月は彼との連絡を楽しそうにしている。写真を見せてと言ったけど,会ったときの直感を教えて欲しいと言って見せてくれなかった。渋めの素敵な人だと聞いている。
あ,という声とともに夏木の顔がひまわりのように明るくなった。りんというベルの音と共にスーツの男性が店内へと入ってキョロキョロとしていた。
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