魔眼使いは冒険者に憧れる

カイン

エレイン法国入国①

俺たちは簡単な審査を関所でうけ、 
ついに、目的地であるエレイン法国へと
踏み入ったのだった。なんて、感動して
いたのも、つかの間、意外と関所でも
何も無く簡単にすんなりと通してもらい、
そのままの流れで俺たちはエレイン法国の
土地を馬車で進んでいた。俺たちが
会うべき聖女様がいるエレイン教の
聖地。聖地「エバレス」までは、
2日ほど、ゆっくり進めば着くので、
俺たちは特に何をするでもなく、
ただただ楽しくお喋りをして、
目的地までの道のりを楽しんでいたの
だった。それから、本当に何事もなく 
なんか、無事に目的地であるエレイン教の
聖地。「エバレス」へと到着し、
俺たちは聖女様へと、会うために、
聖地の真ん中にある聖女様が暮らして
いるという、建物れと向かっていた。
メンバーは、俺とエマさんとバロンさんと
エリスさんだ。アケロンさんたちは、
一旦、この国でとった宿で待って貰って
いる。それで、俺たちが一体どうやって
聖女様と会うと言うのかというと、
オルディス公爵家の使者として、来たと
言って、聖女様と会おうということだった。
かりに、俺があの全部のスキルの取得方法が
分かる魔眼持ちです。なんて言って、
聖女様と会おうと思っても、ただたんに
やばいやつだと思われて、終わりになって
しまうのが目に見えているので、今回は
オルディス公爵様にお願いして、てかっ、
今回の作戦を考えたのは、オルディス公爵
様なのだが、協力して貰い、公爵家の
使者ということで、公爵の家紋をおかり
させていただいている。これで、俺たちは
本物の公爵様の使者と言うことだ。
公爵はとても珍しい無宗教の人で、
帝国やその周辺諸国にも名が知れ渡って
いる剣の達人なので、今回、俺たちが
使者として、くることで、もしかして
エレイン教に入信してくれるの?、
と、エレイン教の人に思わせて、
聖女様と会おうという作戦だ。もちろん。
公爵様は、エレイン教に入信するつもりは
これっぽっちも無い。なんでも、
信じるものは己の腕1つなのだそうだ。
うわっ、むっちゃかっこいい!。と、
俺はその時思ったのだが、その話は今は
置いておこう。それで、俺たちは今
その聖女様の住んでいる場所にいくと
何かしらの理由で聖女様に会おうとしている
人達の列がズラっーーーーーーーーー
と、あったので、その長い列待ちを
しているところだった。待つこと、
1時間ほど、あれっ?、意外と早いっ!
と思ったそこの君っ、どうやら、ほとんど
が、聖女様に逢いたい!1目だけでも
みたい!、という、狂信者たちだった
そうで、みるみるうちに受付でそういう
人たちは、弾かれていった。どうやら、
受付の人たちも慣れている様子だったので、
そういうことが、たくさんあるのだろう。
そして、俺たちの番となり、
オルディス公爵家の使者として来たと
いった。時と、そのときに、公爵家の
家紋を見せた時の受付の人の顔はそれは
それは、信じられないものを見たような
顔だった。一体、オルディス公爵様は
どれだけエレイン教にとって影響力の
ある人物なんだ?と俺たちは皆、
疑問に思うのだった。


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