魔眼使いは冒険者に憧れる

カイン

エレイン法国⑭

すいません。少しだけ、作品設定②の方に
補足説明入れさせていただきました。
登場人物の職業を追加しました。










ガバッ!、俺は突然目を覚ました。
俺の目の前にはバロンさんと、
エリスさん、それに俺の後ろには
エマさんがいた。どうやら、俺は
エマさんの膝で膝枕をされていたらしい。
突然の事でパニックになっていた俺に
エマさんが優しく教えてくれた。
その前に、俺が目覚めたことを
エマさんが、他の馬車の方にも伝えて
くれたらしく、俺の元には、念話で、
アケロンさんたちから本当に良かった。
などと、心配してくれていたと、声を
聞くのだった。俺は素直にお礼と心配を 
かけさせてしまったことに対するお詫びを
して、アケロンさん達との念話を終了した。
と、エマさんから聞いた俺が目覚める
前の出来事は、俺が、太陽を護るもの
との戦いの途中で、狂人変化を唱え、
意識を手放した後に、どうにかして、
エマさんの頑張りで、太陽を護るものを
倒すことが出来、驚いた事に、その報酬で
なぜだか、ロストアーティファクトが
俺のことを所有者と認めたらしく、
俺の手元にはその一振の剣があった。
まっ、一旦剣のことは置いておいて、
そのあとに太陽を護るものを倒した 
ことを理解したアケロンさんたちが、
瀕死の俺(俺は気絶中)とエマさんを
馬車で迎えに来て、エマさんには、
ありったけのポーションを使って、
傷を治して、疲れはどうしようも
ないので、すぐに寝て貰い、俺はと
いうと、エマさんが、おれが狂人変化を
使ったことを皆さんに説明してくれて、
起きるのを待つということになったらしく、
ただひたすら俺が起きるまで待っていた
そうだ。その後、エマさんは2日ほど、
寝込み、俺はというと、何故だか、
エマさんの膝枕をされながら、
さらに、1週間ほど、眠っていたそうだ。
その間、馬車は安全に安全に進んでいて、
どうやら、もうすぐエレイン法国に着く
と言うとこで、俺が目を覚ましたそうだ。
どうしてこの馬車にエリスさんや
バロンさんがいるかというと、自分たちの
せいで俺を危険な目に合わせたと
何故だか思っているらしく、俺が目を
覚ますのを待っていたらしい。いきなり、
目が覚めたあとに謝られて、驚いたが、
俺が、太陽を護るものに挑んだのは俺の
責任だし、エレイン法国に行くことを
了承したのも俺の責任なので、
バロンさんたちは何も悪くないと、
全ては俺の責任です。と、言わせて
貰った。どうやら、エマさんも
俺と同じ考えだったらしく、そのことを
バロンさんたちの前で話したら、
とても満足そうな顔をしていた。
何度かのやり取りのあと、なんとか、
バロンさんたちに納得してもらい、
この件は全て俺の責任だということで
収まりなついた。所で、今俺が持っている
この剣、さきほども話したが、
太陽を護るものサンガードナー)ラムセス
を倒した時の報酬で俺を認めてくれた
この剣についての説明だが、魔眼を
使ってみるとこんな感じだった。

陽護剣ラムセス(説明)、SSランクモンスター
太陽を護るものラムセスを倒したことで、
認められた物が手に入れることが出来る
ロストアーティファクトの剣。伝説級
能力は主に2つ、1つ目は、
剣で切ったものの部位を火傷の状態異常に
かける。2つ目は、リジャストタイム(24時間)
あるが、所有者の体の周りにシールドを
展開して、一定時間相手からの攻撃など
を無力化または、軽減する。このさい、
所有者が任意の量MPを消費し、それに
比例した分、強力なシールドを展開する。
また、どれだけMPを消費しても、
シールドの展開時間自体は変わらない。
あくまで、シールドの強度が変わるだけ
である。

なかなか、強力なもので、俺はこの剣を
使えるのを今か今かと、それは、もう
うずうずしていた。それを知ってか
知らずかエマさんが俺を見る視線が
とても懐かしいものを見る目だったのは、
エマさんも昔にこんな経験があったから
だろうか?、そんなことを考えていたら、
どうやら、俺たちはついに、目的地の
エレイン法国へと、やってきたみたいだ。
アケロンさんから、念話でもうすぐ
エレイン法国へ入る関所だと報告を
受けたのだった。

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