魔眼使いは冒険者に憧れる

カイン

オルディス公爵家②

アクア王女と公爵様の久しぶりの再開が
終わり、俺たちは自分たちの部屋へと
各々、案内された。なんでも、俺とエマ
さんは特別に一人部屋を用意してくれて
いるようだ。ありがたい話である。
この屋敷には5日ほど滞在するそうで。
もちろん護衛のために来ているので、
そちらのほうは常に気を配らせているの
だが、少しぐらい息抜きもしたいそう
思っていた俺は、執事の方にご希望なら、
お風呂に入れるといわれて遂、入ります
と言ってしまった。そういうことで俺は
今執事さんに案内されて屋敷の大浴場へと
向かっていた。数分ほど歩き地下に案内
され少し進むと、とても大きなドアがあり、
開けると脱衣場があった。俺はわくわく
しながら服を脱いで勢いよくドアを開けた

?「キャッ!」

そんな可愛い声が聞こえた。だが、
湯気でシルエットまでしかわからない。
しまった!、他に人がいたのか!俺は
焦ってすぐに謝った。

カイ「すいません!、誰もいないと
思ってしまい、びっくりさせてしまい
ましたか?すいません。」

?「いえ、私も少しびっくりし過ぎて
しまいました。普段一人でお風呂に
入っているもので、謝らせてしまって
すいません。」

うん?私?、しかもこの声まさか!
その時なぜだか湯気がなくなり、その声の
持ち主の姿が見えた。そこにいたのは
アクア王女だった。

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