しまおのみち、しまおのへんか。

Tea こうちゃ。

二十三話

そして当日。






大輔と待ち合わせしてお昼を食べた。





そして



ついに



映画館に。






しまおは、ドキドキが止まらなかった。


綺子との作戦。


バレずに上手くいくのだろうか。


ちゃんと綺子達と会えるのか。


ん?





あっ




今から綺子と会うんや!



ど、どうしよう



どうしたらいい?





しまおは、急にパニックに陥った。









トントン。



しまおの肩がたたかれた。




「!!!」






振り返ると



綺子だった。






「なんでおるん?」





笑顔の綺子が現れた。




「はっ!



 そ、そうや。



 今日は、大輔と田島の為に

 綺子と計画したんや。

 僕に会いにきたんじゃないんや。





 しっかりせな。」








「えっ!映画見にきたんやけど。

 そっちこそなんでおるん?」






「私らも映画見にきたんやけど。」





「そうなんや。

 ビックリやな。」





「な。」




「で、何見るん?」




「ディズニーのやつやけど。

 そっちは?」




「私らも。」



「じゃ、一緒に見ようよ。」



「そうやな。」





結果、

怪しまれることなく、

4人で見ることになった。













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