美女女神から授かったチートスキル〜魅了〜を駆使して現代社会でたくさんの嫁を娶りたい!

月風レイ

園児編 第37話 あの子を落とせ〜春先生のトキメキ編⑦〜

弁明の機会をいただきありがとうございます。
それでは事の次第を話していきましょう。

これは俺がお母さんとお買い物にショッピングモールに行った時のことです。




「おかあさん! ちょっとおトイレ行ってきてもいい?」

「じゃあ、おかあさんもついていくわよ」

「ううん。僕1人で行けるよ。ちゃんと帰ってくるから、お母さんはここでお洋服見てていいよ」

「あら、じゃあお母さんここで待ってるわね。あっくんは賢くていい子ね。気をつけて行ってくるのよ」

そこのお母さん! 子どもを1人にしておくわけない! って反論があるでしょうが、我慢してください!

俺は小の方の我慢が限界だったので、俺は近くのトイレへと駆け込んだ。

「ふぅ。スッキリしたー……あと少しで洩れるところだったよ」


『やめてぇ!!』

どこからか、女性の叫び声が聞こえてきた。


俺はその声の方向へと向かった。
そこにいたのは、そう、春先生だった。
春先生はお買い物に来ていて、男3人組に囲まれている。

かなりやばい状況らしい。

「春先生を助けなきゃ!」


俺は春先生を助けるためにもう一度トイレへと戻った。

今度駆け込んだのは大きい方。

そこで俺は身長180センチで黒目黒髪の青年へと変身した。

「よし! これでいこう!」


ここで俺は少し冷静になるべきだった……

これが俺の最初の間違い……

これからあの悲劇が生じてしまう。


俺は黒目黒髪の青年に変身した後、春先生へと向かった。
春先生は男たちに囲まれていて、逃げ出すにも不可能な状況にあった。


俺は全身全霊で春先生の下へと向かった。

俺は男たちの目の前へと立ちはだかった。

おぉー! こいつらなかなか怖い顔してんじゃん! 定番って感じだな


俺は春先生の手を掴んで、無理矢理春先生を連れ去った。

俺は男たちから春先生を離すために必死に走った。


よし! これであいつらはもう追ってこないだろう。


「ふぅ。 これでなんとか大丈夫だね」

「あの〜! ありがとうございました。本当に困ってたんで、ものすごく助かりました」

春先生が俺に感謝してくれている。嬉しいな。まぁ、春先生が困ってたら俺は彼女を助けるよ。当たり前だよね。

「いえいえ。可愛い子は気をつけないとダメですよ」

「………………」

春先生の頭から湯気をだしている。彼女の顔はというと真っ赤だ。

まぁ、とりあえず春先生を助け出すことはできたし、もうそろそろ戻るか。

「じゃあ。それでは僕はここで」

「あっ! 待って! あ、あの〜、あなたのお名前を教えてくだしゃぁ…あい」

あぁ、噛んだ! 可愛いな、春先生
って、名前か……なんて言おう、本当の名前を伝えるとバレる可能性もあるからここは父さんの名前で行くか。父さんの情報が一つでできましたね。

「俺の名前は大樹(ひろき)です」


この選択もあの悲劇へと繋がってしまう。


「大樹さん。あの本当にありがとうございました」

「いえいえ、女の子が困ってたら助けてあげるのが男として常識なので」

俺なんかかっこいいこと言っちゃったー!

「じゃあ、僕はここで!」

「…………」

クイッ!

春先生が俺の服の裾を引っ張ってる。

「……ど、どうしたんですか? 急に」


「そ、その……よかったら今度わたしとお出掛けしませんか?」

「…………」

あれ? 春先生なんでもじもじして恥ずかしそうなの? それに、お出掛け? つまり、デート!? 言いに決まってんじゃん!


「えぇ、いいですよ! お出掛けですね。そのかわり土曜の11時に丸の池公園でいいですか?」

この条件には訳があるんですよ。深い訳がね。

「え!? いいんですか? 嬉しいです!場所はどこでもいいですよ! 丸の池公園に来週の土曜日、11時ですね? 待ち合わせ場所は時計のどこでいいですか?」

春先生のこんな顔初めてみたなー、こんな顔も可愛いな


「えぇ! じゃあ、また来週!」

「はい♪ その……わたしの名前は温井春って言います! 来週! 楽しみにしてますね! じゃあ、さようなら」

『ピンポンパンポーン♫
皆さま、ご来場いただき誠にありがとうございます。迷子のお知らせです。6歳時の男の子の佐藤篤樹くんが今、迷子になっております。お母様が迷子センターに来ております。見かけましたらぜひ迷子センターまでお知らせください。
ピンポンパンポーン♪』

「………………」


「あら! あつきくんが迷子になってるのね! あの! すいませんが急用ができたんで、これで失礼しますね!」

あなたの探し人はここにいますよ。探してくれるのは嬉しいんですけどね。少しだけ申し訳ない気がするね。とりあえず、俺も母さんのところへ向かおーっと。


俺は春先生と別れを済ませた後、もう一度トイレへと戻り、元の姿に戻って、迷子センターへと向かった。


「あっくーーーん! どこにいたのよ!」

迷子センターに現れた俺をみてお母さんが泣き叫んでいる

母さんには心配かけたな。申し訳ない。ヨシヨシ。


「お母さん、僕ずっとおトイレ言ってた! 大きいのがいっぱい出たんだよー」

大きいのは一つも出してない……
まぁ、これ以上心配かけるのはよくないからね。


「そうなの? とにかくあっくんが無事でよかったわ! もう、あっくんを離したりしませんよ」

「おかあさん! くるしいです!」

「いやよ! もうこのままギュウしたまま家に帰るわ! わかった?」


「お母さん…………おっぱいが……おっぱいで……」


「あっくん! どうしちゃったの……」


俺はお母さんのおっぱいによって顔が埋もれ、呼吸ができなくなってしまい、意識を失うのであった。


おっぱいに埋もれ死ねるなら本望なんだけどね…………





こうして、俺は春先生と土曜日にデートをすることになった。大樹くんとして。

その曜日は土曜日。なぜ土曜日かって?

土曜日は母さんがお仕事で、父さんがお休みだからだ。

母さんに何か細工するのは、気が引けるが……
父さんならいいよね?
みんなもそう思うでしょ?

まぁ、6歳児だから何しても許されそうだけどね!

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