【連載版】僕の初恋相手は人妻です
3日ぶりの......
……
「じゃ、いこっか!真田くん!」
「本当に僕が一緒に言ってもいいの?」
「男に二言はないって流星も言ってたよ?
ほら、早く行こ!」
そう言って僕の手を引っ張る可愛さん。
 ということで今、僕と可愛さんは3日前に行った
ばかりのランジェリーショップへと足を運んでいた。
「うわぁ!いろんな種類があるんだね!ちょっとエロいかも」
初めてそれらを見たような声をあげる可愛さん。
やっぱりこの空間はどうしていいかが分からなく
なる。
ここのランジェリーショップは特殊らしく、他の
メーカーが2つ隣り合っており、トータル3社が同じ場に存在している。
ランジェリー売ってるのっておばちゃんばっかりかと思ってたけど、決してそんなことはなく七瀬さん以外の2人も若い感じだった。
 可愛さんに接客をしても良さそうだけど、男の僕がいるからか2人ともこちらに来る様子はなかった。
もしかして今日は七瀬さん休みだったのかなぁ?
可愛さんが隣にいるにも関わらず七瀬さんの姿が見えず落胆しかけたその時、
「わっ!やっぱりこの前の子だよね!とその隣には彼女さん〜?彼女さんめっちゃ可愛いじゃん〜♡奥手に見えてなかなかやるじゃん〜」
エイエイと横腹を突っついてくる七瀬さん。
「いや、別に彼女じゃ......」
「私が真田くんの彼女......そんな、えっ、やっぱそう見えるのかな?へへ......」
ほら、可愛さんも顔を真っ赤にしてお怒りじゃないか。
「この前買ってたTはこの子が履いてるのかなー?」
「ぶっ!ちょ、何言い出すんですか!あれは、別に
その......」
「あんな、際どいやつ私......」
「またまた〜隠さなくていいんだよ〜?私結構人生
経験豊富なんだからね!」
いちいちポージングしないでください。
可愛いですから......
「なんか真田くん照れてない?」
「本当だ〜お姉さんが可愛いからって照れないの〜♡」
「いや、本当あの......」
「ねえ、なんかあそこ凄い面白いことになってません?」
「本当ですね〜もうちょっと観察して見ましょうよ〜」
気づけば、僕の視界の端っこの方で別の販売員さんがニヤニヤしながらこちらを見ていた。
いや、どちらでもいいので誰か本当止めてください。
「さあて、お仕事しよっか。で、君たちは付き合ってるの〜?」
その台詞に僕はふと最低なこと考えてしまった。
可愛さんには悪いけど、ここで肯定も否定もしなければ今後もここに来るチャンスがあるんじゃないかということを......
「まあ、そこはいいじゃないですか。今日は可愛さん、この子がブラジャーを買いたいらしいから一緒に来たんです」
「えーじゃあまた今度教えてね♡とりあえずサイズ測るからここの試着室に入っててもらえる〜?」
そう言って可愛さんを誘導する七瀬さん。
「この前買ったやつまだあげてないの?この前買ってたやつサイズどれだっけ?」
そんなこと耳打ちされても、適当にサイズを取ったし、あれから開いてないから分かんないです!
と正直に言えたらいいものの、
「いや、サイズとか知らなかったんで......」
と濁すしかなかった。
「じゃあ、ちゃんとしたサイズを測ってくるから
ちゃんと覚えててあげるんだよ♡」
そう告げて七瀬さんも試着室へと入り、僕は1人で取り残される。
彼女のノリの良さ故のこんな馬鹿げた会話だけでも胸の高鳴りが止まらない。どうやら僕は本格的に彼女に恋をしてしまったんだと自覚するしかないのだった。
「じゃ、いこっか!真田くん!」
「本当に僕が一緒に言ってもいいの?」
「男に二言はないって流星も言ってたよ?
ほら、早く行こ!」
そう言って僕の手を引っ張る可愛さん。
 ということで今、僕と可愛さんは3日前に行った
ばかりのランジェリーショップへと足を運んでいた。
「うわぁ!いろんな種類があるんだね!ちょっとエロいかも」
初めてそれらを見たような声をあげる可愛さん。
やっぱりこの空間はどうしていいかが分からなく
なる。
ここのランジェリーショップは特殊らしく、他の
メーカーが2つ隣り合っており、トータル3社が同じ場に存在している。
ランジェリー売ってるのっておばちゃんばっかりかと思ってたけど、決してそんなことはなく七瀬さん以外の2人も若い感じだった。
 可愛さんに接客をしても良さそうだけど、男の僕がいるからか2人ともこちらに来る様子はなかった。
もしかして今日は七瀬さん休みだったのかなぁ?
可愛さんが隣にいるにも関わらず七瀬さんの姿が見えず落胆しかけたその時、
「わっ!やっぱりこの前の子だよね!とその隣には彼女さん〜?彼女さんめっちゃ可愛いじゃん〜♡奥手に見えてなかなかやるじゃん〜」
エイエイと横腹を突っついてくる七瀬さん。
「いや、別に彼女じゃ......」
「私が真田くんの彼女......そんな、えっ、やっぱそう見えるのかな?へへ......」
ほら、可愛さんも顔を真っ赤にしてお怒りじゃないか。
「この前買ってたTはこの子が履いてるのかなー?」
「ぶっ!ちょ、何言い出すんですか!あれは、別に
その......」
「あんな、際どいやつ私......」
「またまた〜隠さなくていいんだよ〜?私結構人生
経験豊富なんだからね!」
いちいちポージングしないでください。
可愛いですから......
「なんか真田くん照れてない?」
「本当だ〜お姉さんが可愛いからって照れないの〜♡」
「いや、本当あの......」
「ねえ、なんかあそこ凄い面白いことになってません?」
「本当ですね〜もうちょっと観察して見ましょうよ〜」
気づけば、僕の視界の端っこの方で別の販売員さんがニヤニヤしながらこちらを見ていた。
いや、どちらでもいいので誰か本当止めてください。
「さあて、お仕事しよっか。で、君たちは付き合ってるの〜?」
その台詞に僕はふと最低なこと考えてしまった。
可愛さんには悪いけど、ここで肯定も否定もしなければ今後もここに来るチャンスがあるんじゃないかということを......
「まあ、そこはいいじゃないですか。今日は可愛さん、この子がブラジャーを買いたいらしいから一緒に来たんです」
「えーじゃあまた今度教えてね♡とりあえずサイズ測るからここの試着室に入っててもらえる〜?」
そう言って可愛さんを誘導する七瀬さん。
「この前買ったやつまだあげてないの?この前買ってたやつサイズどれだっけ?」
そんなこと耳打ちされても、適当にサイズを取ったし、あれから開いてないから分かんないです!
と正直に言えたらいいものの、
「いや、サイズとか知らなかったんで......」
と濁すしかなかった。
「じゃあ、ちゃんとしたサイズを測ってくるから
ちゃんと覚えててあげるんだよ♡」
そう告げて七瀬さんも試着室へと入り、僕は1人で取り残される。
彼女のノリの良さ故のこんな馬鹿げた会話だけでも胸の高鳴りが止まらない。どうやら僕は本格的に彼女に恋をしてしまったんだと自覚するしかないのだった。
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