九十九異能者物語

白木飛鳥

第11話 名古屋支部と東京支部

名古屋出張中、、、いろいろとご飯や建物を見させてもらった。

???「砥鹿三河《とが みかわ》ね。二人は入社してよかったと思うよ。」
 紅音「なんでですか?」
 砥鹿「だって普通は、殺されたりしてもおかしくないんだもん。」
???「こら、砥鹿。失礼でしょ?ごめんね。気分悪くしないでね。私は伊澤志摩《いざわ しま》よ。」
  僕「でも、ほんとですよね。ここにいるのもただの軌跡としか言えないです。」
 紅音「まぁね。入社を許してくれた係長に感謝です。」
???「あの人はすごいわ。」
  僕「はぁ。」
???「椿木伊勢《つばき いせ》ね。ここにいる人も東京支部も全員あの人が助けてくれたのよ。」
 紅音「そうなんですか?」
???「そうなんだよ。敢国伊賀《あえくに いが》だ。よろしくな。」

あることがきっかけで15人と係長との間になにかあったらしい。
この係ができたころにもつながる話らしい。

真清田「よし、そろそろつくぞ?」

そこで、猫を手分けして探しては保護をするという作業を二時間やった。
さすがに疲れたのでひとまず名古屋支部のオフィスに戻って休んでいた。
今日は、名古屋のホテルに一泊して明日の新幹線で帰る予定である。
すると、僕の携帯に氷川さんから電話が来た。

  僕「もしもし、西野です。」
 氷川「おう白虎くん。なごやはどうだい?」
  僕「仕事終わって今は支部にいます。」
 氷川「それはよかった。真清田君はいるかい?」
  僕「はい、いますよ。」
 氷川「変わってもらえるかい?」
  僕「わかりました。真清田さん。氷川さんからです。」
真清田「もしもし、どうした?」
 氷川「それがさ、明日、名古屋支部全員こっち来れないかな?
真清田「行けなくはないがなんかあったのか?」
 氷川「ちょっとさ、手伝ってほしいことがあって。」
真清田「まぁ、わかった。明日、白虎くんたちと一緒に全員で向かう。」
 氷川「助かるよ。」
真清田「じゃあな。」

氷川さんから名古屋支部全員が呼ばれることになって全員で東京支部に行くことになった。

  僕「そういえば、真清田さんと氷川さんって同い年なんですね。」
真清田「お、うん。さっき言った15人全員同い年で同じ中学・高校だが?」
 紅音「そんな・・・。浅間さんと富士宮さんは?」
真清田「あの二人は1年違いだが4月と3月うまれだから。」
  僕「すごいですね・・・。それにしてもなんで名古屋支部の皆さん行くんでしょうね?なにかあったのかな?」
真清田「まぁ、おそらく見当はついてはいるから大丈夫だろ。」

全員同じ高校なんてすごいし。皆さんかっこいいから、明日揃ったら相当すごいんだろうな。でも、すごいなぁ。係長。
 

コメント

コメントを書く

「現代アクション」の人気作品

書籍化作品