いつも俺に厳しい姉さんのおっぱいに触ったら何かデレ始めた。けど、エッチをしたいからもっとデレさせると決めた。

三葉空

15 外で彼女をいじめ、内で姉をいじめる

 放課後に、春奈とデートをしていた。

「ごめんね、達也くん。私の買い物に付き合ってもらっちゃって」

「全然良いよ」

 やって来たのは、可愛らしい文房具屋さん。

「女子って、文房具が好きだよね」

「うん、そうだね」

 春奈は笑顔を浮かべる。

「あ、これ可愛いかも」

 手に取ったシャーペンを見て、春奈は言う。

 そんな彼女の小さな後ろ姿を見ていると、俺はほんのわずかばかり、いたずら心が働いた。

 そっと、彼女の肩に触れた。

「えっ、どうしたの、達也くん?」

「いや、何でもないよ」

 俺が笑顔で言うと、春奈は「そ、そう?」と小首をかしげながら、また文房具を物色する。

 そんな彼女の肩に、もう一度触れた。

 今度は分かりやすくピクッと反応する。

「た、達也くん?」

「ごめん、春奈が可愛いから、触りたくて」

「ま、またそんなことを言って……ふぁ!」

「しっ、春奈。あまり大きい声を出すと、周りの人たちにバレちゃうから」

「あ、うん……」

 素直に頷く春奈を見て俺は口元でニヤリと笑う。

 それから、少し嫌らしい手付きで春奈の肩を撫でた。

 どうやら、敏感な体質らしく、先ほどからピクピクとしている。

「た、達也くん、ダメ……」

「何がダメなの?」

「もう、声が……出ちゃう」

「もう少しだけ、我慢して。そうしたら、ご褒美をあげるから」

「ご、ご褒美?」

 俺は指先をフルに使って、春奈の肩をピアノの奏者のごとくタッチしまくった。

 そして、春奈は片手で口を押えながらビクビク!と震えた。

「……はぁ、はぁ」

「……ごめん、春奈。大丈夫?」

「だ、大丈夫じゃな……かも」

「立てる?」

 俺はしゃがんでいた彼女をそっと立たせてあげる。

「も、もう、達也くん。すっごく恥ずかしかったんだからね」

「あはは、ごめん、ごめん。けど約束通り、ご褒美をあげるよ」

「ご褒美って?」

「そうだな……コレにしよう」

 俺は一つの愛らしい消しゴムを選ぶ。

「これを春奈にプレゼントするよ」

「えっ……良いの?」

「うん。まあ、大したプレゼントじゃないかもしれないけど」

「そんなことない。すごく嬉しいよ」

「そっか、良かった」

「えへへ」

 俺と春奈はお互いに優しく微笑み合った。



      ◇



 家に帰宅した。

「おかえり、達也」

 すると、制服のYシャツ姿で姉さんが出迎えてくれる。

「……エロいな」

「こ、こら。何を言っているんだ」

「あれ、何か浮いてない?」

「な、何がだ?」

「まあ、良いや」

 俺は適当に流して、リビングに向かう。

「た、達也。春奈ちゃんとのデートはどうだった?」

「ああ、すごく可愛かったよ」

「そ、そうか……可愛いか」

 姉さんは小さく顔を俯ける。

「確かに、春奈ちゃんには私にはない可愛らしさがあるよな」

「姉さんだって可愛いよ」

「え、本当か?」

「デートした時、春奈にプレゼントをしたんだけど。実は姉さんにも買って来たんだ」

「私にも?」

「まあ、文房具だから。そんなに高価な物じゃないよ」

 俺はカバンの中から、そのプレゼントを出す。

 それは鉛筆だった。

「本当はラッピングの一つでもしてやろうと思ったんだけど、まあ春奈の前だからね」

「いや、嬉しいよ。けど、シャーペンじゃないんだな。まあ、私は鉛筆でもありがたく勉強に使うかな。ありがとう」

 姉さんは俺からその鉛筆を受け取ろうとする。

 けど、俺は寸前で引っ込めた。

「えっ? 達也?」

「俺がコレの使い方をレクチャーしてあげるよ」

「いやいや、そんな必要は……」

 言いかけた姉さんの胸に、鉛筆を突き立てた。

「んあっ!?」

 俺の不意打ちに、姉さんは動揺した顔になる。

「どう? 気持ち良かった?」

「お、お前……何をするんだ?」

「この鉛筆は削らないでさ、そのまま体のツボ押しにでも使いなよ」

「ツ、ツボ? そんなものは知らん」

「俺も知らない。だから、二人で探して行こうか。気持ちよくなるツボを」

 俺はまた鉛筆で姉さんの胸を突く。

「うっ……あっ!」

「あれ、もしかして感じているの?」

「か、感じてなど……」

「可愛いよ、姉さん。そんなに顔を赤くしちゃって」

「う、うるさい」

「ていうか、姉さんも春奈に負けじと敏感だよね」

「あ、あの子と比べるな……何だか、おかしくなりそうだ」

 俺は興奮と嫉妬が入り混じった姉さんの顔を見て、自分自分もまたゾクリとした。

「ごめん、姉さん。あまりいじめるのは良くないよね。でも、俺は変態だから。可愛い姉さんをいじめたいんだ」

「た、達也……」

 姉さんは顔を俯けて、握った手を口元に添えてモジモジとしている。

「……わ、私も変態だよ」

「えっ?」

「弟に、こんな風にいじめられて、興奮している自分がいるんだ……幻滅したか?」

 そして、不安げな顔で尋ねる姉さんが可愛くて。

 思わず、キスをした。

「んっ……」

「……こんなに顔をとろけさせちゃって。姉さんって、やっぱり可愛いね」

「バ、バカ……弟のくせに生意気だぞ」

「そろそろ、エッチしたくなったんじゃない?」

「うっ、そ、それは……しないからな」

「ふふ、そんな風に頑固な所も可愛いよ。それに……」

 俺はあえてニヤリと笑う。

「そんな姉さんを攻略するのが、楽しいね」

「こ、攻略って……ゲームじゃないんだぞ」

「まあね。姉さんはちゃんと生きている生身の人間だ」

 俺は姉さんの胸を揉んで言う。

「あっ、あっ……」

「これ、何カップあるの?」

「お、教えない」

「まあ、もう知っているんだけどね。姉さんが風呂に入っている時にブラのサイズを確認したから」

「ふ、ふざけるな」

「姉さん、グラドルになって稼げるんじゃない?」

「い、嫌だ、そんなの……私は、お前にだけ見てもらいたいんだ」

「けど、将来は他の男と結婚するんだろ?」

「そ、それは……」

 姉さんが潤んだ瞳で俺を見つめる。

「お願いだから、これ以上、私をいじめないで……」

 姉さんの切実な表情を見て、俺は胸が締め付けられた。

 そして、今度は優しく抱き締める。

「ごめん、姉さん……俺、ちょっと頭がおかしいよね。もし、姉さんが嫌になったら、いつでもこんな関係は終わらせるから」

 すると、姉さんは優しく吐息をこぼす。

「安心しろ。お前に彼女が居ながらも、エッチなことをしようと誘ったのは私の方だ。だから、お前はそんな風に罪悪感に浸る必要はない」

 姉さんは俺の背中を優しく撫でながら言う。

「姉さん……」

「じゃ、じゃあ、最後の仕上げに……甘いキスをしてくれ」

 照れながら言う姉さんが可愛くて、俺は姉さんのサラサラな長い黒髪を掻き上げながら、

「良いよ」

 また姉さんとキスをする。

 小さく震える姉さんが、やっぱり可愛らしかった。







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