いつも俺に厳しい姉さんのおっぱいに触ったら何かデレ始めた。けど、エッチをしたいからもっとデレさせると決めた。

三葉空

10 姉の異変

 高崎さんとのお茶を終えて、俺は帰宅した。

「姉さん、ただいま」

 リビングにいた姉さんに声をかける。

「あ、ああ。お帰り、達也」

「今日の夕飯は、コンビニの弁当でも良いかな?」

「構わないぞ」

 俺はテーブルの上に弁当の入った袋を置く。

「じゃあ、早速いただこうか……」

「姉さん」

「えっ?」

 俺は目を丸くする姉さんの頬に手を添えた。

「た、達也?」

「夕ご飯の前に……良いかな?」

 高崎さんとのお茶を経て、俺は既にフィーリングが湧いていた。

 どんな風に姉さんを口説いて、どんな風に俺のモノにしてやろうかと。

 それを試したくてウズウズしていたし、何より、ムラムラしていた。

 夕ご飯をコンビニ弁当で済ませるのもそのため。

 1分1秒でも早く、姉さんにエッチなことをしたかったのだ。

「……んっ」

 俺は姉さんと唇を重ねる。

 それから、ゆっくりと唇を離す。

「姉さん、可愛いよ」

「た、達也……」

 よし、姉さんの目がとろけている。

 これはこのまま、もしかしたら……

 興奮した俺は少し気が逸り、姉さんの巨乳を揉む。

「あッ!」

「姉さん、やっぱり大きいね……」

「こ、こら、達也……やめないか」

「無理だよ、こんなおっぱいを前にして」

 俺はさらに、欲望に任せて姉さんの胸を揉もうとした。

「た、達也……本当にやめてくれ」

「えっ、姉さん?」

 何だか、姉さんの様子が少しおかしくて、俺は手を止めた。

「あの、その……ちょっと、疲れていて」

 言われてみれば、確かに姉さんはどことなく疲れているようだった。

 今までの俺なら、それでも強引に迫って自分の欲望を満たしていただろう。

 けど、素敵女子の高崎さんとお茶をして、俺は少し変わった。

 自分のことよりも相手のことを思いやる。

 そうやって、姉さんに心から惚れてもらいたい。

「……分かったよ、姉さん」

 俺はすっと姉さんの巨乳から手を離して言う。

「ごめんね、疲れていたのに。勉強疲れかな?」

「ま、まあ、そうだな……勉強疲れだ」

「偉いね、姉さんは。俺もがんばって勉強するよ」

「そ、そうか」

 まあ、俺の勉強はいかにして姉さんを落とすかという勉強なんだけど。

 それはもちろん、黙っておく。

 真面目に学校の勉強をしている姉さんを怒らせてしまうからな。

「あ、コンビニの弁当が冷えちゃった。レンジで温め直そうか?」

「あ、ああ。頼む」

 頷く姉さんを見て、俺はコンビニ弁当を持ってキッチンに向かった。



      ◇



 夜、ふと目が覚めた。

 私は部屋の電気を点けて、クローゼットにこっそりしまっていたバイブルを取り出す。

「……はぁ、はぁ」

 それを見ながら、布団の中でごそごそしてしまう。

 今までも、一人でしたことはあった。

 弟である達也のことを想って。

 けどその時は、ここまでハマることはなかった。

 したとしても、ほんのたまに程度だった。

 ただ、ここ最近は、達也と実際にエッチなことをするようになった。

 本番はナシだけれども、それでも中々に濃厚な絡みをしてしまっている。

 そのせいで、理性のネジが緩んでしまったのだろうか……

 さらに、柚子からもらった青春のバイブルという名のオカズが加わり、私は己の欲望を貪るように、一人でエッチなことに耽るようになってしまったのだ。

「んっ……」

 となりの部屋の達也に聞こえないように、声を押し殺しながら。

 一人で、達した。

 ビクビクと震える体でベッドに沈む。

 しばらく、動けなかった。

「……はぁ、はぁ……こんなことがバレたら、達也に幻滅されるだろうか?」

 いや、変態なあいつなら、むしろ喜ぶのかな?

 そして、今まで以上に私を弄ぶかもしれない。

 それはちょっと困るから、やはりこの件はバレてはいけないと思った。

「達也……達也ぁ」

 そして、おかわりを始めた。



      ◇



 昨日の夜は、姉さんとエッチなことが出来なかったので、軽く一人で済ませた。

「うーん、良い朝だ」

 俺は朝食の支度をしながらグッと背伸びをする。

「そういえば、姉さん遅いなぁ」

 俺はコンロの火を止めると、姉さんの様子を見に行く。

 階段を上がって、部屋の前に立ち、ドアをノックする。

「姉さん? もう朝ごはんが出来るけど、大丈夫?」

 俺が声をかけると、

「た、達也か?」

 何だか、少し動揺したような声が聞こえる。

「うん。あの、入っても良いかな?」

「ダ、ダメだ!」

「えっ?」

「いや、その……ちょっと、風邪を引いたみたいでな」

「え、本当に? 大丈夫?」

「あ、ああ。けど、お前に移すと悪いから、部屋に入らないでくれ」

「なるほど、そういうことか。じゃあ、姉さん。おかゆだけでも作っておくから、後で食べてね」

「すまんな……」

 姉さんの声はいつになく弱々しい。

 本当に具合が悪そうだ。

 そういえば、昨日は疲れているからとエッチ行為を中断した。

「……何か、悪いことしちゃったかな」

 ここ最近、俺は姉さんにエッチなことばかりしていたから。

 これを機に、少し自重した方が良いのかもしれない。

 姉さんのことを本気で大切にしたいのなら。

 家を出る前、最後にひと声かけようかと思ったけど。

 少しでも安静にして欲しいから、あえて何も言わずに出た。







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