いつも俺に厳しい姉さんのおっぱいに触ったら何かデレ始めた。けど、エッチをしたいからもっとデレさせると決めた。

三葉空

8 姉の弟煩い

「え、とうとう、弟のモノを中に受け入れたって!?」

「ちょっ、柚子ゆず。声が大きいぞ」

「良いじゃん、屋上で誰もいないんだし」

「いやいや、やめてくれよ……」

 昼休み。

 私は屋上で親友の中野柚子なかのゆずと話していた。

 彼女はショートヘアが似合うなかなかに良い女なのだけど……

「で、どうだったの? 弟のアレのデカさは?」

「いや、違うから。最後まで話を聞け」

「え、何が?」

「だから、私が入れたのは……あいつの指だ」

「あっ、指か……でも、それでも大きな一歩だよね?」

「うん、まあ……」

「で、どうだったの?」

 柚子はニヤリとして言う。

「正直……すごく気持ち良かった」

「へぇ~?」

 柚子はますますニヤニヤする。

「でも、前から少し気になっていたことがあるんだ」

「と言うと?」

「あいつは童貞と言っていたが……それにしては、エッチなことが上手すぎる。昨日だって、私は何度も……いや、それは良いのだが……」

「つまり、弟が実は童貞じゃなく、経験豊富なテクニシャンじゃないかってこと?」

「……まあ、そうだな」

「うーん、でもまあ、達也くんは結構イケメンだからね。ぶっちゃけ、他の女子と経験があってもおかしくはないし」

「や、やっぱり、柚子もそう思うか? あいつ、大きくなるにつれて、どんどんカッコよくなって行くから、私はもう意識をしてしまって……ハッ!」

「おいおい、ノロケかよ。勘弁してくれ~」

 そう言いつつ、柚子は私の胸をつつく。

「あんっ」

「そんな風に弟を想ってばかりいるから、こんなに乳が育ったのかぁ? 全校男子が揉みしだいて乳しぼりしたいと思わせるほどのウシチチに成長したのかなぁ?」

「あっ、あんっ!……や、やめてくれ……ウシチチとか、恥ずかしい」

「これ、何カップだよ、教えろ~」

「お、教えるか、バカ」

「まあ、実はもうリサーチ済みなんだけどね~」

「何っ!?」

「ひびきのおっぱいは……むぐぐ!」

「い、言うな~!」

 私は必死に柚子の口を押える。

「ぷはっ……わ、分かったから、落ち着いて」

「全く、もう」

「で、達也くんの話だけど……ひびきはどうしたいの?」

「わ、私は……」

「達也くんのことが好きなんでしょ? 弟としてだけじゃなく、男として」

「あ、ああ。それは本人にも伝えた」

「その上で、恋人みたいなエッチ行為はする……ただし、本番だけはナシと」

「もちろんだ。私とあいつは血のつながりがないとはいえ、姉弟なんだから」

「真面目だなぁ。あたしがひびきの立場なら、とっくにやっているけど」

「う、うるさい」

「でもまあ、アレだね。指だけでそんなに凄いなら……本番とかすごいんじゃない?」

「へっ?」

「もう、達也くんから離れられなくなっちゃうかもね」

 柚子は不敵に微笑みながら言う。

「達也から……離れられなく……」

 私はほんの一瞬だけ、その様が魅惑的だと思いつつも。

 すぐに姉としての理性が警鐘を鳴らす。

「……いや、ダメだ。そんなことになるなら……ますます、あいつとは本番エッチが出来ないな」

「あっ」

 後々、聞いたことだけど。

 この時に柚子は、

『達也くん、ごめん。アシストしようとしてミスった!』

と思ったらしい。

「はぁ~、中々にこじらせているねぇ、ひびきは」

「べ、別にこじらせてなどいない」

「けど、内心でちょっと悔しいんじゃない?」

「何がだ?」

「達也くんにばかり、良いようにされちゃって」

「……ま、まあ。少しだけ思うが」

「だったら、ひびきちゃんも勉強しないとぉ」

「べ、勉強って……どうやって? 他の男とスルつもりはないぞ?」

「ノンノン、違うよ。これを見て勉強するの」

 サッと柚子が出したのは、マンガだった。

「もしかして……エロ本か? ダメだぞ、私たちは高校生なのに」

「違う、違う。これは少女マンガ。全年齢だよ」

「そうなのか?」

「ひびきはあまり少女マンガとか読まない?」

「まあ、そうだな」

「少女マンガって、全年齢だけど、普通にエッチシーンとか書いているからさ……ほら」

「……こ、これは……何てハレンチな」

「いやいや、ひびきも達也くんとこういうことをしているんでしょ?」

「うっ……そ、そうだけど」

「ほら、これなんて参考になるんじゃない?」

「こ、これは……すごいな」

 私はつい見入ってしまう。

「これ、貸してあげるよ」

「えっ? いや、でも……もし、達也にバレたら……」

「それはそれで、興奮するでしょ? むしろ、達也くんも喜んでくれると思うし。『姉さんが、俺のために……』ってね」

「達也が喜ぶ……」

 私はつい、口元が綻んでしまう。

「ふふ、その気になったでしょ?」

「す、少しだけな」

「じゃ、貸したげるよ。あたしは擦り切れるくらい読んだから、無期限でレンタルしてあげる。ちなみに、汚してもオーケーよ?」

「いやいや、そんな物を食べたり飲んだりしながら読まないから」

「いやいや、汚すのはひびきの……ふふふ」

「殴って良いか?」

「きゃ~、暴力はんた~い!」

 ハシャぐ柚子を見て私は肩を落とした。



      ◇



 ここ数日、気分が落ちていたけど。

 今日の俺は少しご機嫌だった。

「ふんふふん♪」

 昨日、ついに姉さんの中に入れた。

 指だけど。

 でも、これは大きな進歩だ。

 次は、俺のこのジュニアを姉さんに入れて……

『あんっ、あっ、あああぁん! 達也の……すごいいいいいいいいいいいぃ!』

 ……って、姉さんを悶えさせまくってやる。

 ふふふ、想像と妄想が捗るぜ!

「杉浦くん」

「ん?」

 澄んだ声に呼ばれて振り向く。

「ああ、高崎さん」

 廊下で会ったのは、我がクラスの委員長さまこと、高崎さんだった。

「どうしたの?」

「えっとね……ちょっと、お願いがあって」

「あ、またクラスの仕事? 良いよ、ちょうど暇だから」

 俺はニコニコして言う。

「ううん、違うの」

「え、じゃあ何のお願い?」

 俺がキョトンとして言うと、高崎さんは何やらモジモジする。

「あの……放課後に、私と……お茶をして下さい」

「……へっ?」







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